塚田こども医院/ヘルス・レター 102

かぜをひいたとき


子どもで一番多い病気は、なんといっても「かぜ」。熱、咳(せき)、鼻水なんて症状は、しょっちゅうです。

子どもにかぜをひかせないというのは、無理な話。ここでは、かぜとの「上手なつきあい方」を考えてみます。

子どもはかぜをひくもの

かぜをひくたびに抵抗力を身につけて、だんだんと丈夫な体になっていきます。

またかぜをひかせちゃった、とがっかりしないで、かぜをうまくやり過ごすようにしましょう。

かぜのくすり

小児科医がお子さんの症状や病気にあわせて、そのたびに処方します。指示のとおりに使用するのが、原則です。

でも、急な発熱や、軽い症状のときには、手持ちのお薬や市販の薬をつかうのも、ときにはしかたありません。そんなときも、症状が良くならないようでしたら、早めに医師の診察を受けて下さい。

家庭で気をつけること

1. 休む--家でのんびり、ごろりとしているのが、一番いいですね。

2. 保温--寒がっているようなら暖かく、暑がっているいるようなら涼しくしてあげて下さい。要は、本人が一番ここちよくしていられるようにすることです。

3. 食事--調子の悪いときには、食欲がおちるのも自然なこと。無理強いせず、消化の良いものを少しずつ与えてください。食べられないときは、水分だけでも十分です。

4. 入浴--かぜにお風呂は禁物、とは考えていません。皮膚をきれいにしておくことは必要です。本人の具合が良ければ、疲れない程度にさっと入るのもかまいません。

次の診察

小児科では、お薬を3、4日分ずつだすことがよくあります。だいたい1週間に2回ほど、本人の症状などを見ながら、処方しようということです。

同じような症状でも、お薬が違うこともあります。もちろん、症状が変わってくれば、対処の仕方も違ってきますので、小児科の受診は、できる限り本人の受診が必要だと考えて下さい。

とくにいつもと違って、とても具合が悪いようなら、お薬がなくなる前に、早めに再受診することも大切です。

いつから登園?

熱がでたり、具合の悪いときは、できるだけ翌日もゆっくり休んで下さい。夕方から夜にだけ、熱がでたり、せき込んだりということもよくあります。

「丸一日の余裕」が必要です。

子どもは「風邪の子」

子どもはよくかぜをひくものです。最初のお子さん(第1子)は、3歳前後が、一番小児科通いの多くなる年齢。とくに園に通いだした半年ぐらいは、1月に1回はかぜをひいたり、水痘(みずぼうそう)やおたふくかぜなどの流行する病気にかかることがよくあります。

これが下の子になると、生まれて半年もしないうちから、しょっちゅうかぜをひくことになります。上の子が、園からいろんなウイルスや細菌をもってくるからです。

かぜが治ると、免疫の力はさらに強くなっているので、かぜをひくごとに「また強くなるんだよ」とはお話ししていますが、あまりたびたびだと、大人の方がまいってきますね。

目次の
ページへ

このホームページ
のトップへ