塚田こども医院/ヘルス・レター 613

三種混合(DPT)の予防接種


三種混合の予防接種は、以前、副作用の問題から、接種の年齢がひきあげられ、かえって赤ちゃんの百日咳が増えてしまいました。

現在のワクチンは十分に改良され、重い副作用は見られなくなっています。

生後3か月〜1歳までの間に接種を受けることをおすすめします。

病気とワクチンについて

三種混合の予防接種は、ジフテリア(D)、百日咳(P)、破傷風(T)の3つの病気に対するワクチンが混合してあります。

このうち、百日咳は、まだときどきみかけますし、とくに赤ちゃんがかかると、呼吸を止めてしまうこともあり、大変に怖い病気です。お母さんからの移行免疫はほとんどなく、生れたすぐの赤ちゃんがかかることもあり、乳児期の早い時期に予防接種できちんと免疫を作っておいたほうがいいといわれています。

ジフテリアと破傷風は、現在はほとんどみることのない病気ですが、子どものときに作られた免疫で長く病気から守られます。

現在使用しているワクチンは、大変安全性が高くなっており、安心して受けください。

ワクチンについて

予防接種法による定期接種です。

1期 生後3か月〜90か月(7歳半)

・初回接種の標準は3か月〜12か月未満、3〜8週の間隔で3回

・追加は初回完了後6か月以上おいて1回(標準は初回終了後12〜18か月未満)

2期 二種混合(DT)で11〜12歳(標準は11歳)

接種上の注意

【全てのワクチンに共通】予防接種の副作用として、ごくまれに、注射の直後に急に具合の悪くなることもあります(アナフィラキシー・ショック)。15分〜30分は、医院の中で休んでいて下さい。(その場で適切な処置をすれば、最悪の事態はさけられます。)

注射したところは、適度にもんでください。

今日は激しい運動は避けてください。(入浴はかまいません。)

接種したあと、丸1日以内に熱をだすことがときにあります。

注射したところがはれやすいワクチンです(回数をくりかえすほどはれやすい)。1〜3日ぐらいで、赤くなりだし、はれてきます。かゆみや痛みが強いようなら、診察を受けてください。(かゆくてひっかいていると、ますますはれがひどくなります。)かなりはれても、1週間〜10日ぐらいで、おさまります。

1年目に3回(3〜8週間隔)、2年目に1回の注射が必要です。

接種の間隔

このワクチンは不活化してあるワクチンです。ほかの予防接種は、1週間以上(接種の翌日から次の接種日の前日まで6日以上)たってから受けて下さい。

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