塚田こども医院/ヘルス・レター 701

子どもを事故から守ろう!


 私たちは子どもたちが病気にかからないように、予防接種を受けさせたり、いろんな注意を払っています。
 同じように、事故を積極的に予防することで子どもたちの健康や命を救うことはとても大切です。事故のことを知って、子どもたちを事故からしっかり守りましょう!

死因順位

 日本の子どもたちが死亡する原因で多いのは「不慮の事故」です。年齢別では0歳は生まれつきの障害や病気が主ですが、その他の年齢では事故が第1位。そして先進国の中では高い数字です。
 事故を予防すれば、そうとうの子どもたちの命を救うことができることになります。

年 齢 1位 2位 3位 4位
0歳 先天奇形等 呼吸障害等 突然死症候群 不慮の事故
1〜4歳 不慮の事故 先天奇形等 悪性新生物 肺 炎
5〜9歳 不慮の事故 悪性新生物 先天奇形等 他の新生物
10〜14歳 不慮の事故 悪性新生物 自 殺 心疾患

事故死の割合と数

年 齢 全体 事故(数) 事故(割合)
0歳 3,830名 217名 5.7%
1〜4歳 1,439名 308名 21.4%
5〜9歳 738名 242名 32.8%

月齢・年齢による違い

 子どもたちの事故は、年齢や月齢によっておき方が違っています。赤ちゃんのときは部屋の中でおき、次第に家の中、そして外でもおきてきます。
 発達に応じて、次第に活動範囲が広がるからです。
その子の発達を見ながら「先回り」して、事故を予防するようにしてみて下さい。ちょっとした工夫や注意で防げる事故もたくさんあります。
 また、小さいときは保護者の注意で防げるものが大部分ですが、大きくなってきたら周囲の大人たちがしっかりと見守ってあげて下さい。また、子ども自身が分かるように話してあげることも必要になってきます。

安全をチェックしましょう

 子どもたちの事故は、その子のいる環境がきちんとしているとおきにくくなってきます。身の回りや家の内外で、事故に結びつくものがないか、チェックしてみることは大切です。
 月齢・年齢によって注意することがらが変わります。子どもたちの発達によって、だんだんと広がっていきます。
 当院では、乳幼児健診の際、子どもたちが安全に過ごすことができるかどうか、チェックし、ご家庭に応じた指導を行っています。看護婦が個別にチェック・シートにそって問診しますので、ご協力下さい。