塚田こども医院/ヘルス・レター 712

聞こえのチェック

 赤ちゃんは1歳前でもいろいろな音を聞いたり、声をだしたりして、話し始める準備をしています。言葉の発達のうえでとても大切な時期です。
 もし聴力に問題があり、音がよく聞こえていないと、話し言葉の理解ができず、言葉の発達が遅れることになります。それを防ぐために聴力の障害がないかどうか、早く見つけてあげることが大切です。
 乳幼児の健診のときに、次のチェックをしてみて下さい。

 それぞれの月齢のチェック項目の中で4〜6項目ができれば問題はないでしょう。もしも0〜3項目だけであれば、小児科医または耳鼻科医によくご相談下さい。

3か月ころ

1 大きな声に驚く
2 大きな音で目を覚ます
3 音のする方向を向く
4 泣いているときに声をかけると泣きやむ
5 あやすと笑う
6 話しかけると「アー」「ウー」などと声を出す

6か月ころ

1 音のする方向を向く
2 音が出るおもちゃを好む
3 両親など、よく知っている人の声を聞き分ける
4 声を出して笑う
5 「キャッキャッ」と声を出して喜ぶ
6 人に向かって声を出す

9か月ころ

1 名前を呼ぶと振り向く
2 「イナイイナイバー」の遊びを喜ぶ
3 「ダメッ!」などと言うと、手を引っ込めたり、泣き出したりする
4 おもちゃに向かって声を出す
5 「マ」「ダ」「バ」などの音を出す
6 「チャ」「ダダ」などの音を出す

12か月ころ

1 身振りなしに「ちょうだい」「ねんね」「いらっしゃい」などの言葉を理解する
2 身振りなしに「バイバイ」の言葉に反応する
3 大人の言葉をまねようとする
4 意味のある言葉ではないが、さかんにおしゃべりをする
5 意味のある言葉を1つか2つ言える
  (食べ物のことを「マンマ」、お母さんのことを「ママ」など)
6 単語の一部をまねして言う

1歳6か月ころ

1 絵本を読んでもらいたがる
2 絵本を見て知っているものをたずねると指をさす
3 簡単な言いつけが分かる
  (「その本をとって」、「ゴミを捨てて」など)
4 意味のある言葉を1つか2つ言える
5 意味のある言葉を3つ以上言える
6 絵本を見て知っているものを指さしてたずねると名前を言う


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