頻回に吐く赤ちゃん

10ヶ月の男児の母です。子供は35週で産まれ、2238gとやや小さめでしたが、順調に育ち、何とか8000g台になりました。離乳食は修正月齢で開始したので、3回食になったばかりです。もともと以前から時々嘔吐はしていたのですが、離乳食が進むにつれその回数が増えてきました。今ではほぼ毎日、多い時は1日に3〜4回吐いてしまいます。せっかく食べた離乳食を殆ど吐いてしまうので、身にならず体重増加が悪くなってしまいました。吐いた後は決して機嫌は悪くなく、その後も少ししてミルクを飲んだりするので、初めは「成長すれば自然に減少する」と深く考えていなかったのですが、月齢が進んでいく毎に嘔吐が頻回になっていくので心配になってきました。・・(東京・Tさん)

赤ちゃんや子どもたちはみな嘔吐反射が強いです。
個人差もそうとうありますが、1歳くらいでは、まだ強い子が大半です。

診察中、喉を見ようとして舌圧子を入れるとはかれることはしょっちゅうです。
中には自分で口をあけ、喉を見せようとするだけでもゲーっとなる子もいます。
歯磨き中に吐く子もいっぱいです(私は今もってそうです)。

お子さんは、ただこの嘔吐反射が強いというだけであって、病気ではありません。
いずれ吐きにくくなってはいくでしょうが、それが何歳までか、分かりません。
次第に少なくなっていくのは確かですが、でも他のお子さんよりも吐きやすいということは続くのではないでしょうか。

吐いたあと、「吐き気」がなければまた食べさせてあげればいいです。
ただ、喉に物がいくとまた嘔吐反射が誘発されるかもしれませんので、多少は工夫をして下さい。
大きな物を丸飲みするのはやめさせて下さい。
小さく切ってあるものを、よく噛みながら、ゆっくりととりましょう。
パサパサしたものは喉の刺激になって吐きやすいものです(ジャガイモなど)。
十分な水分と一緒に摂らせましょう(我が家の長男がそうでした)。

せっかく料理して食べさせたのに、一日に何回も吐かれるということで、お母さんのストレスも増大していることは理解できますが、本人もしたくてしていることではありません。
気持ちを大らかにもって、多少のことには気にせずにいていただければいいのですが。
(お母さんの「嘔吐反射」が過剰に誘発されないように、お父さんの子育てへの応援や、お母さんの気持ちを支える役目をしっかりと果たしてもらえるといいですね)

2003.4.19

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塚田こども医院Q&A2003年4月