幼児の貧血

1歳6ヶ月になる息子が下痢をして、たまたま検査した血液検査の結果、鉄欠乏性貧血だと言われました。通常13−14の鉄の血中濃度が9.4とのことで、インクレミンシロップを2.3ヶ月飲んで様子を見てみようといわれました。いまも母乳を飲んでいて食事の量もすくないのが原因なのかなあと思います。自然に卒乳するまで飲ませるつもりでしたが、この際母乳をやめさせたほうがいいのでしょうか?また、この9.4という値は一般的にみてどうなのでしょうか?鉄が少ないとどういう障害があるのでしょうか?(東京・Aさん)

体の中で鉄分は、赤血球の中のヘモグロビンというたんぱく質を作るために必要ですし、筋肉の中のミオグロビンというたんぱく質にも使われています。
子どもたちは体が大きくなるとき、血液量が多くなると同時に、筋肉も多くなっていきますので、よけいに鉄分が必要です。
強度の鉄分不足があると、強い貧血などの障害が起きてきます。

お話の中にある数字はヘモグロビンの濃度だと思いますが、9.4ですと、まだ軽い貧血かと思います。
鉄剤の数か月の内服で正常になっていくのではないでしょうか。

ミルク、牛乳、母乳などの中には鉄分が少な目です。
離乳食の中から十分な鉄分をとることが望ましいので、もし母乳を飲んでいることが離乳食の進まない原因だということでしたら、これを機会に卒乳(断乳)することも必要かと思います。

2003.8.10

目次の
ページへ

このホームページ
のトップへ

(画面の左にフレームがない方)
ホームページのトップへ

塚田こども医院Q&A2003年8月