おたふくワクチンの副作用

8月8日におたふくの予防接種をうけました。8月28日の朝耳の下が少し腫れていて痛いというので、予防接種をうけた病院が休診日だったためちがう病院に連れて行きました。極初期でまだはっきりしないが、おたふくの可能性は高いといわれました。ただ、予防接種は関係なく感染したのだろうと言われました。接種後2〜3週間後軽い症状がでると聞いていたので気をつけていたのですが、感染によるものなのでしょうか。また、予防接種による腫れの場合でも、腫れがひくまで保育園には出せないのでしょうか。(東京・Yさん)

おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)ワクチンは、2〜3%程度に耳下腺の腫脹がおきるといわれています。
接種後2〜3週間ころに起きやすいですが、程度はおたふくかぜそのものよりも軽く、痛みや熱はさほど伴わず、数日で良くなります。
他の方への感染性はないといわれていますので、本人がとくに苦にしていなければ、通常の生活でかまいません。

それに対して本物のおたふくかぜでは、耳下腺の腫脹は強く、痛みや熱を伴うことが多く、1週間ほどで軽快します。
また、「流行性耳下腺炎」の名前にある通り、地域の中や園・学校・家庭の中で流行していることも大きな特徴です。

お子さんの症状はどれほどのものがどれくらい続いたでしょうか?
また周囲での流行はあったでしょうか?

いただいた情報からは私には判断つきかねますが、以上の情報に照らし合わせて考えてみてください。

2003.9.13

目次のページへ

ホームページのトップへ


塚田こども医院Q&A2003年9月