風疹の「高抗体価」と妊娠

現在妊娠5ヶ月です。4ヶ月の時に風疹抗体の検査を受け、結果512倍という数値でした。(これはHI法による結果です)主治医から「これだけでは初感染か再感染か分からない」と言われ、現在再検査をしているところです。帰って母に聞いたところ、5歳位の時に重度の風疹にかかった事があるとの事でした。そこで質問なのですが、感染してから高抗体価が続く期間は長くても数年程度なのでしょうか。私は現在32歳です。再感染したという自覚はありません。重度の風疹というので20年近くも高抗体価が続くのか、それとも再感染したのかが知りたいと思います。IgM法で再検査された場合、陰性と判定されればさほど心配する必要はないかと思うのですが・・・。(主治医からどの様な再検査をするのか聞かされていないのです)この機会に風疹抗体について詳しく知りたいと思いメールしました。(兵庫・Yさん)

風疹抗体価がHI法で512倍というのは、「陽性」であり、免疫があることを示していますが、「高抗体価」ということではありません。
この程度の抗体価が長期間持続することは、まれではありません。

抗体検査から感染の時期などを特定するのは、いくつかのものを組み合わせたり、経過をみていくなかで判定できるかと思います(それでもできないことがよくありますが)。
今回の検査結果だけをもって、妊娠後に風疹に罹患したということを考える必要はありません(その可能性は少ないと思います)。

また、「重度の風疹」というのはどのようなものであるか分かりませんが、仮に症状が重いとしても、それだから風疹抗体価がより上昇したりするものではありません。

またよく主治医の先生からお話をお聞きになって下さい。

なお、妊娠4か月の段階での風疹抗体検査がどのような意味合いがあるのか、疑問です。
本来は妊娠する前に抗体検査を受けてあれば、このような心配事にはならなかったわけです。
「慣例」のように行われているようですが、ぜひ見直してもらいたいものです。

2003.9.19

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塚田こども医院Q&A2003年9月