妊娠と風疹抗体陽性

私は今妊娠23週の妊婦です。妊娠14週目に血液検査を受けました。18週目にも検診を受けにいったにもかかわらず22週目の検診で「風疹抗体価が512倍なので再検査します」といわれました。大人になってから風疹のような症状を経験したことはなく、また風疹にかかったかどうか、予防接種をしたかどうか定かではありません。そして先日「IgMは陰性でIgGは陽性」といわれました。こちらのHPを見た限りでは心配しない方が良いのかな?と思いますが、主治医に「ここ最近では感染してませんが、いつかかったかどうかは分かりません」といわれました。14週目の検査のあと数週経ってから再検査していれば私としては安心だったのですが、既に23週目なので最近の感染といっても妊娠初期は含まれていないのではないかと心配です。(長野・Mさん)

抗体の測定法にはいくつかの種類がありますので、その方法の記載がないと正確な判断ができません。
512倍という検査が良く行われるHI法だとしても、これはよく見かける値であり、これのみで「最近の感染」という根拠はありません。

また、「IgMは陰性でIgGは陽性」ということは、積極的に「最近の感染」であることが否定されます。
従って、今回の妊娠中に風疹に罹患したというする根拠は皆無です。

なお、妊娠中の風疹抗体価の測定については、産婦人科の先生がどのような意味合いで行っているか疑問です。
必要なのは妊娠前の検査です。
そのデータがなく、妊娠中に検査することは、ただ混乱を来すだけではないかと思っています。

どうぞ、何も心配されず、落ち着いた気持ちでいて下さい。
妊婦さんに精神的なフォローをするのは産婦人科の仕事であって、小児科の仕事ではないはずなのですが・・(>0<)

2003.9.25

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塚田こども医院Q&A2003年9月