海外でのはしか(麻疹)ワクチン

現在夫の海外赴任に伴いタイに在住しております。タイで出産したため、タイの予防接種のスケジュールに従って接種してまいりました。生後7ヶ月からリトルジムという6ヶ月の乳児から12歳の子供が通っているプレイスクールに通っていますため、麻疹が心配で9ヶ月になった直後に麻疹のワクチンだけ接種いたしました。タイは、MMRが主流なのですが、日本の事情とかをインターネットで調べると不安だったため、今回は麻疹だけの接種をお願いしました。本来ですとタイの予防接種スケジュールでは、1歳でMMRを接種なので「おたふく」と「風疹」はいつ接種したらいいかをこちらの小児科医に伺ったところ、”MMR を生後15ヶ月に打ちましょう。”と言われました。MMRにはもちろん麻疹のワクチンも混ざっていると思うのですが、麻疹をそんな短期
間に2回も摂取して大丈夫なのでしょうか? (Mさん)

はしか(麻疹)ワクチンは日本では生後12か月から接種しています。
それ以前にすでに母親からの移行免疫がなくなっていますので、集団生活をするなど、はしかに罹患するリスクがあるときは12か月未満でも任意接種で行っています。
その場合には、母親からの移行免疫が残っていてはしかワクチンが有効ではないことも可能性としては考えられること、接種が有効であっても2回接種した方がより効果が高いこと、さらに法律による接種を受ける権利がまだ残っていることなどから、再度の接種を受けてもらっています。
いつ受けるかについてはそれぞれのケースで違ってきますが、東京都のマニュアルには生後15か月ころという記載があります。
ということで、生後15か月でMMRワクチンを受けていただくことは何も問題がありませんし、はしかに対する免疫をより強くするという意味合いではぜひ受けていただきたいと思います。

なお、MMRについては海外で現在使われているものは十分に安全です。

2003.11.20

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塚田こども医院Q&A2003年11月