おたふくかぜによる難聴

上の子供(3歳)が、2004年8月13日に風邪にかかり約1週間38度前後熱がでました。そして熱は下がって保育園に通わせたら、今度はおたふくを拾ってきてしまいました。おたふくの症状は26日(木)〜31日(月)約6日間でしたが、どうも28日(土)くらいから耳の聞こえが悪く後ろから呼びかけても反応をしません。よくおたふくの合併症で難聴に
なってしまう子供がいますが、ABR等の検査で両耳が聞こえていない様子です。一過性なものと信じていますが本当に心配です。現在は入院をしてステロイド剤(ATP20ml、デカトロン2mgorメチコバール0.4A、グリセオール100ml)を朝、夕と投与しています。他に何かできることがあれば、教えていただきたいです。(Aさん)

おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)はいろいろな合併症を起こしうる感染症です。
「難聴」もその一つで、頻度は500人〜10,000人のおたふく患者に1人だということです。
治療法として確立されたものはないようで、早期に発見しステロイド薬の使用などを行っています。
この難聴が一過性のものですんでくれることを祈っていますが、今後の経過については主治医の先生によくお話を伺って下さい。

なお、こういった合併症の心配があるため、ワクチン接種をお勧めしています。
日本では任意接種であるためか、あまり受ける方がおられませんが、欧米では「MMR三種混合ワクチン(はしか、おたふく、風疹の混合)」としてほとんどの子が接種を受けています。
日本でもこの方法が早く取り入れられることを期待しているところです。

お大事にされて下さい。

2004.9.9

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塚田こども医院Q&A2004年