おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)の伝染の仕方

保育所に通っている4才の息子のことで質問させて下さい。おたふくかぜの予防接種を受けようかと考えていますが、生後8ヶ月の時に、当時、3才2ヶ月の姉がおたふくにかかりました。(姉は3日間熱がありましたが、5日目には腫れもひいてきて、元気になしました。)しかし、弟は発症しませんでした。不顕性感染していた可能性は高いと考えています。同じ部屋で寝ていましたし、特に隔離しませんでした。実は、その3ヶ月前には、姉がかかった水ぼうそうには、かかってしまいました。(姉の発症後、ちょうど14日目に発疹が出ました。)その時と同じ環境でしたので、(隔離せず、同じ部屋で寝ていました。)おたふくかぜの抗体はできたのでは、と思います。
・おたふくかぜの抗体ができている可能性は考えられますでしょうか?
・抗体ができていたら、予防注射の接種で、副作用が出る可能性が高まりますか?
・抗体があるか検査してから、予防接種すべきか、考えた方がよいでしょうか?(Yさん)

おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)の伝染力はそれほど強くないために、きょうだいでもかからないことがあります。
また、生後8か月では母親からの移行抗体が残っているために感染を免れることもあるかもしれません。
あるいは、感染はしたけれど症状がでなかったのかもしれません。
いろんな可能性があり、お子さんの場合がどれにそうとうするのかは、検査などを実施してみないと分かりません。

しかし、実際には抗体検査を受ける必要はなく、ワクチン接種を受けていただくということで問題はありません。
抗体ができているとしても、そこにワクチン接種を受けても副作用がでやすいということはありません。

日本ではおたふくかぜ(流行性耳下腺炎)ワクチンは任意で受ける方がとても少ないですし、通常は1回のみの接種です。
しかし、欧米では子どもたちが全員受けていますし、2回が普通です。
そういった意味合いでも、ワクチン接種を受けていただくのが良いと思います。
(抗体検査をしてもいいのですが、必ずしなくてはいけないということはありません)

2005.5.10

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塚田こども医院Q&A2005年