風疹抗体の意味

風疹の抗体についてお伺いしたいのでお願い致します。私は2002年に第一子妊娠の際の血液検査では医師に「血液検査は問題なし」と言われたので何も問題は無かったと思いますが、現在第2子を考えており、もし風疹にかかったらと不安になりました。先日内科で検査したところ、項目名:風疹ウイルス IgM<EIA> 結果0.42(−) 基準値0.80未満 陰性 との結果の為、本日予防接種を受けました。しかし、先生のHPを拝見すると、検査方法はHI法ですべきではなかったのかと思うのですが、内科での検査方法は正しかったのでしょうか?私は過去に風疹にかかったと記憶していますし、中学時代に予防接種もしております。(Sさん)

内科の先生に抗体検査の意義がご理解いただけていないようで、残念です。

IgM抗体は感染後やワクチン接種後すぐに陽性になりますが、長続きせず、おおむね数ヶ月以内に陰性になっていきます。
IgG抗体が遅れて出現し、こちらは長期に陽性のまま体内に残っています。
HI検査は別のものですが、IgM抗体と同様の意味合いを持っています。

過去の罹患歴や抗体の有無を調べるのであればIgMは不適であり、IgG検査が必要です。
今回の結果からは、風疹の罹患を予防するための十分な抗体をもっているかどうかは、判断できません。

風疹ワクチンを受けたとのことですが、それ自体には問題はありません。
抗体がない状態で受けたのであれば、これから免疫ができてくるでしょう。
すでに抗体があったのであれば、その抗体をさらに高めることはありますが、副作用の心配がおきるわけではありません。
その意味では、抗体検査を受けることなく2回目の接種を受けてもらってもかまいません。

2005.6.17

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塚田こども医院Q&A2005年