風疹抗体陽性の意味

私は現在妊娠8週目です。先日妊娠初期の血液検査の結果が出ました。気になっていた風疹の抗体値は32倍ということで、私としては正常値だと思ったのですが、以前に風疹にかかったことがあるかはあやふやで予防接種をしたかどうかもわからない、と伝えたところ、「再検査の必要があります」といわれ、びっくりしてしまいました。この抗体値が以前に風疹にかかったことがあるためなのか、それとも最近感染したためなのかわからないので、ということらしいのですが、正常値で再検査とは・・・。風疹にかかったことがあるかの有無や予防接種の有無が不明なことは血液検査を受ける前にあらかじめ伝えてありましたし、それを調べるための検査だと思っていたので、医師の説明を聞いてもどうも納得がいかず、日に日に何か異常があるのでは、と不安が増しています。こういうことはよくあることなのでしょうか?どうか先生のご見解をお聞かせ下さい。(Yさん)

風疹抗体検査は実施方法によって解釈が違います。
ぜひ検査方法も記載してほしいのですが・・

今回の検査がもっとも多く利用されている「HI法」だと仮定してお話をします。
32倍は風疹の感染を予防するにたる十分な抗体をすでにもっていて、さらにこの抗体は終生続くと考えられます。
風疹に対する免疫をすでにそうとう以前からもっていると考えれますので、今回に妊娠にとっても風疹ワクチンが障害をおこすことがありません。

ちなみに8倍未満は抗体がなく、ワクチン接種が必要です。
8倍以上は陽性で抗体がありますが、「8倍」については抗体の程度が弱いので、免疫を増強するためにワクチン接種を受けていただいています。
16倍以上はワクチン接種は不要です。

妊娠と風疹抗体検査については、HP内に記載したものが多数ありますので、それらもぜひご覧下さい。

2005.8.30

目次の
ページへ

このホームページ
のトップへ

(画面の左にフレームがない方)
ホームページのトップへ

塚田こども医院Q&A2005年