鉄欠乏性貧血の治療

1歳0ヶ月の男児が先日ロタウィルスにかかり、採血しました。その際に貧血が発覚したのですが、もし今回気づかなかったらどうなっていたのだろうと心配になりました。 ヘモグロビンが8.6でFeが22、フェリチンが2.8とのことでインクレミンシロップを処方されました。この数値はどれほど深刻なものか不安です。また、元々食が細く離乳食をあまり食べていなかったのでいつから貧血だったのかも気になります。3ヶ月以上貧血が続くと発達の遅れに影響すると聞いたことがあります。ちなみに我が子は10ヶ月で歩き始め、言葉もよく発し、いつもニコニコしています。心配はないのでしょうか?また食が細い我が子の食事はどのように鉄分を強化すれば良いのか分かりません。(Mさん)

お子さんは鉄欠乏性貧血のようですが、乳児期後半は体がぐんと大きくなる一方で、離乳食や乳汁から摂取する鉄分が少なくなりがちなので、よく起きてしまうものです。
そのため、離乳食の後期くらいから、鉄分を付加したフォローアップミルクをお勧めしています。
お子さんがもし母乳、通常の粉ミルク、あるいは牛乳を飲んでいるでのあれば、フォローアップミルクに変更することをおすすめします。

お子さんの貧血の程度はそれほど強いものではないと思います。
(症状もないようですし)
数か月の内服治療により、貧血は改善すると思います。

発達の遅れを生じるのは、著しい貧血があり、そのために通常の生活ができないくらいの重い症状が続いているときだけです。
お子さんの場合には当てはまりませんので、ご心配はいりません。

今度の治療経過については、主治医の先生からまた詳しくお話をお聞きになって下さい。

2006.3.6

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塚田こども医院Q&A2006年