潜伏期間中の予防接種

今日は水疱瘡の予防接種についての質問です。
子供(5歳男児)は5月中旬におたふく風邪の予防接種を受け、6月18日に水疱瘡の予防接種を受ける予定です。しかし、現在通っている幼稚園で水疱瘡が流行っているらしく、2週間後に予防接種を受けていいものか迷っています。潜伏期間中かもしれない時期に接種することはあまり好ましくないとの記述も見つけました ので心配です。もし、今回キャンセルした場合、次回受けられるのは夏休みに入って2週間後でしょうか。また、水疱瘡に感染した場合、アシクロビルを服用すれば軽くすむとのことですが、その場合、薬を服用しなかった場合と同じ程度の免疫がつくものなのでしょうか。(Mさん)

「水ぼうそう(水痘)の潜伏期にワクチン接種を行ってはいけない」という理由はとくにないように思います。
すでに罹患しているために、ワクチンの効果が期待できないということはあるでしょうが、副作用等が問題になることはありません。

もしそのようなことがあれば、他のワクチン接種に対してもそうとう慎重にしなくてはいけないことになります。
実際上不可能な対応でもあります。
医学的に無理ということでもありませんので、どうぞ予防接種を受けておいて下さい。

抗ウイルス役を使用することは、水痘の治療では今は普通のことです。
ウイルスの増殖を抑える薬であり、ウイルスを中和したりして減らすことはできません。
最終的に水痘ウイルスを体内から排除するのは自分の免疫力です。
したがって、その後にできる免疫は、抗ウイルス薬を使用しなかった場合と同じだと考えて下さい。

2007.5.27

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塚田こども医院Q&A2007年