わたぼうし病児保育室の利用に当たって
--感染症の扱い--

<更新日:2007/06/12>


■施設内での二次感染の予防について

わたぼうし病児保育室では、「急性期のお子さんもできるだけお預かりする」という方針でおりますが、そうすると、複数のお子さんを同時に保育する場合、「二次感染」を受けてしまう可能性もあります。そのようなケースを避けるために、あらかじめ予防接種を受けておかれることをお勧めしています。

特に次の3つの予防接種は「必須」と考えて下さい。(年齢等によっても異なってきますので、それぞれのお子さんの予防接種については、会員登録をされたときにご相談させていただきます。)

1.はしか(麻疹)

日本で通常見かける感染症の中でもっとも症状が強く、また伝染力も強いので、大変に注意が必要です。現在、日本ではそうとうの流行が繰り返されています。ワクチン接種によってほぼ確実に予防できます。

法律にもとづく予防接種に指定されていて、「麻疹・風疹混合ワクチン」を用います。1歳と小学校入学前1年間(いわゆる年長)の2回、接種することになっています。

母体からの移行免疫は生後半年すぎにはなくなっていることが多いので、1歳になったらできるだけ早く接種するようにして下さい。

2.おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)

もしかかると1週間ほど園をお休みしなければいけません。また、数%に髄膜炎を合併したり、頻度は少ないものの聴力障害などをおこすこともあります。

1回のワクチン接種で、まずおたふくかぜにかからない程度の免疫ができます。任意接種です。

(欧米では麻疹・風疹との3種混合ワクチンが用いられていて、全ての子どもたちが接種を受けています。)

3.水ぼうそう(水痘)

こちらも治るまでほぼ1週間かかる病気です。現在はアシクロビル(一般名)という内服薬を使うと、軽くすみますが、それでも数日はお休みになってしまいます。

こちらもワクチン接種があります(任意接種)。2〜3割はワクチン接種の効果が弱く、水痘にかかってしまうこともありますが、それでも症状をそうとう軽くすませることができます。

4.インフルエンザ

インフルエンザは毎年冬に大きな流行をおこしています。高齢者などで死亡することが多く、諸外国では高齢者はかならず予防接種を受けています。

日本では、理由はまだ分かっていませんが、子どもたちがインフルエンザにかかると脳炎・脳症という重い合併症をおこすことが少なからずあり、社会問題になっています(毎年数百人の子どもがかかり、その半数ほどが死亡するか、重い後遺症になります)。

インフルエンザ・ワクチンは、ほかのワクチンよりも効果が弱く、「かかっても軽くすむ」程度だと理解していて下さい。しかし、ほかにインフルエンザを積極的に予防する手だてがないので、やはり予防接種を受けておかれることをお薦めします。

ワクチンは次のシーズンの流行予測に基づき毎年見直されます。また、ワクチンの効果も数ヶ月以内なので、毎年接種が必要です。任意接種で、12歳以下は2回、13歳以上は1回接種します。


これらの病気をすでにすませているか、ワクチン接種で免疫を作ってあれば、園や当保育室で感染を受けることを心配することはありません。それは同時に、園を休む必要がないことを意味しています。

ワクチンで予防できる感染症は、きちんとワクチン接種を受けるようにお願いします。

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