塚田こども医院

日誌(更新記録)2000年8月

2000.8.31(木)

◇カウンター回ってうれしいものもある

8月も今日で終わりです。子どもたちにとっては、夏休みの終わりといったほうがピッタリしますね。明日から2学期。久しぶりに会う友だちとの間で、元気な話がとびかうことでしょう。

そして、お母さん方、ご苦労様でした。「夏休みなんて、ないほうがいい・・」などという話を聞いたこともありますよ。その気持ち、分かります。

このHPへのアクセスが、今日で7,000件をこえていました。ほぼ1年がたちましたので、1日に平均して20件。最近は30-40件と増えているようです。タクシーのメーターと違って、回るほどうれしいものです。多くの方に読んでいただいていることが、私の励みになっています。本当にありがとうございます。

明日から9月。当院が「医薬分業をやめて院内処方に転換」したのが、4年前の9月1日です。これまで、「世の中の流れに逆らう」という、ずいぶん険しい道でしたし、これからもきっとそうだと思います。でも、患者さんや地域の大きな声に支えられていると思っています。私なりに「医療のあるべき姿」を、今後も探し続けていきたいと考えています。

医院に隣接していた薬局が、先日取り壊され、その土地を明日から当院が使用することになりました。これも、何か象徴的な出来事であるように感じられた次第です。


カナダ旅行記【8】 はつらつな若者たち

優しく接してくれる方が多かったカナダですが、若者たちが元気に「働いている」姿をたくさん目にしました。

ビクトリアで最初に行ったブッチャード・ガーデンという大きな庭園では、まず駐車場でのアルバイト学生の姿に感心しました。ティーンエージャーの女性たちが、交通整理用のベストを着て楽しげに仕事をしています。日中の外での立ち仕事---気温が涼しいとはいえ、やはり大変なんだと思いますが、いやいややっているようには見えません。会場内をマウンテン・バイクに乗って移動する様子は、「はつらつ」という表現がピッタリでした。

朝早く水まきをする者、ファースト・フードで汗を流す者・・。 夜遅くに入ったファミリー・レストランでも、元気いっぱいの女子高校生を見かけました。

同行していただいたカナダの方は、自分も平日の放課後や週末、そして夏休みなどでいろいろな仕事を経験したと、話してくれました。そして、「カナダには塾がないから・・」とも。

日本の子どもたちはどうなのか・・ わが子も含めて、考えさせられました。

2000.8.30(水)

◇忘れない君と過ごした日々iMac

数日前、マックの新しい仲間「G4キューブ」が発売になりました。といっても、マッキントッシュのファンでなければ、通じないかもしれませんが(マクドナルドの新メニューではありません)。

私の愛用するiMacを上回る能力のパソコンが、わずか1辺20-30センチほどの立方体に収まっています。透明のアクリルの中に、乳白色の本体がちょこんと入っているのです。キーボードやマウスも全て新しくなって登場しました。さっそくお店で見たのですが、そのスマートさには、びっくりしました。これでもコンピューター? また悪い虫がもぞもぞしてきています・・

でも、私には最愛の「モスグリーンのiMac」があります。1年ちょっとしか使っていないし、手なずけるまでの相当の苦労をしているので、愛着があります(面倒をかける子どもほど、可愛い・・?)。ここは、ガマンでしょう。(自分に言い聞かせています)

あんまり「若い子」の話ばかりすると、またひがんで調子が悪くなるとこまるので、この辺でキューブの話は止めておきます。(それにしても、あの形は忘れられない・・おっと、ごめん・・もう止めます)


カナダ旅行記【7】 優しい人たち

カナダが「親日的」だと書きましたが、それは大いなる勘違いなのかもしれません。そうではなく、外国から来ている人たちみんなにフレンドリーだというのが、本当なのでしょう。

そして、外国人のみならず、同じカナダ人の中でも、優しい関係を作っています。朝、散歩をしていると、誰彼ともなく「おはよう」「こんにちは」と挨拶しています。スーパーのレジに並んでるときも、お客さんのほうからも声をかけ、ちょっとした会話を楽しんでいます。すてきな人たちだな、と感心しました。

日本ではどうでしょう。私は公園で犬の散歩をしますが、声をかけても、返事の返ってこないことがたびたびですね(いつもそうだと、疲れてしまって、だんだん挨拶をしなくなっている自分に気づきました。また今、「あいさつ運動」を推進しています!)。レジでの風景は、どうでしょう。全く何も話さない店員さんがいるのも問題ですが、お客さんがお金だけ払って、無言で立ち去るのもいただけません。きっとカナダの人からは、奇妙な関係に見えることでしょう。みなさん、お店の人にも、声かけをしましょうね。

2000.8.29(火)

◇遠くても電話で結ぶ会議の輪

今、ある会議中にこの「日記」を書いています。会議の場所は新潟市内ですが、私は自分の診察室にいます。この間の距離約160kmを電話回線が結んでいます。つまり、電話会議。

会議の模様はスピーカーから常時流れてきますが、こちらの声はスイッチをONにしたときだけ、向こうに流れていきます。みんなの声を聞きながら、別な用もたしているというわけです。「ながら勉強」をしていた受験時代を思い出します(その頃聞いていたのは、深夜放送のラジオ番組でしたが)。

診療の終わったあとに新潟市まででかけての会議は無理ですが、これなら、居ながらにして会議に参加できます。これも時代の進歩ということでしょうか。(以前は物理的に出席できないということで役員になることを断わっていたのですが、今ではそんな言い訳ができなくなっているので、かえって「不便」?)

もっと新しいのはテレビ会議だとか。お互いの顔を見ながらできるのですから、これはスゴイ! でも・・そうなったら、内職仕事はできなくなってしまいます。


カナダ旅行記【6】 日本に近い街

最初に行った街はビクトリア。カナダで一番日本に近い街です。距離的に近いだけではなく、日本のことを理解し、心情的にも近くにいてくれるのかな、と思いました。日本人がわりと多いようでしたし、日本食のレストランなども、私たちにとってなじみやすい街をいう印象をもちました。

面白かったのが「カブキ・キャブ」という、いわば人力車。2人乗りのリアカーを自転車で引いて、街を案内してくれます(中には、4人乗りもありました)。「カブキ」とは、もちろん歌舞伎のこと。日本的なものにあこがれる人が始めたようです。(カナダの人は、日本にはこういった乗り物がいっぱい走っていると思っているかもしれませんね。)

日系の人も、日本から仕事に来た人のほかに、日系の二世の方もおられました。東洋系の人たちも多く見かけました。中国人、インド人・・ みんな、一生懸命、そして生き生きと働いている姿に、胸打たれるものがありました。(おそらくアメリカやヨーロッパから来ておられる「白人系」も多いことでしょうが、私には区別はつきませんでした。)

カナダは多民族国家。公用語も、英語とフランス語があります。そしてなにより、新しい国。いろんな人種、いろんな人たちが、自分たちで自分たちの国を作ろうとしているエネルギーを感じました。他の人たちを排除するのではなく、ともに高め合っていこうとする姿勢も、伝わってきました。同行していただいたカナダの方に、「カナダは協調の国だね」と思わず感想を話していたことを、思い起こします。(この時、「アメリカは競争の国だけれど・・」と加えていました。)

2000.8.28(月)

◇音声で入力できないときもある

昨夜から珍しく雨が降って、少し涼しくなりました。朝、水まきをせずにすんだので、ちょっと寝坊できました。ちょっと、し・あ・わ・せ。

先日立ち寄ったパソコンショップで、音声入力のソフトを買いました。どこまでできるか不安でしたが、面白そうなので買ってみました。結構やるものです。一般的な文章は、だいたい間違いなくよく変換できます。医学用語などは不得意のようです。この文章も音声で入力しています。

でも、仕事中にはなかなか使えそうにありません。いきなり私が話し出すと変ですし。内緒ごとも、今まではまじめな顔でパソコンに向かっていればよかったのですが、音声入力だと全部ばれてしまいます。でも、世の中進歩したものです。


カナダ旅行記【5】 トイレ事情

前回、カナダでは汗をあまりかかないと書きました。そのため、ハンカチをあまり使いませんが、もう一つハンカチのいらない理由があります。それは、トイレです。どんなに小さな田舎のレストランでも、使い捨てのペーパータオルが置いてありました。衛生に対する考えが違うのか、それとも、ペーパータオルのコストが安いのか。恐らく両方なのでしょう。

ほかにトイレでびっくりしたこと。それはトイレットペーパーか巨大だったこと。1巻が30-40センチほどもあり、さらに大きなホルダーの中に入っています。ペーパーは薄いシングルで、それをしたから引っ張り出すのですが、なかなかうまくいかなかったのを覚えています。

それからトイレの個室の仕切りは、下から40-50センチあいています。最初は馴染めませんでした。隣の人の足元が全部見えています。一部のレストランなどでは、鍵を借りてから入ることもあわせて、犯罪防止に気をつけているんだなと実感しました。(それに比べれば、日本は安全!)

ついでにもう一つ。便座の高さが日本のものよりも10センチほど高いように思いました。決して私の橋が短いというわけではありませんが、座ると橋が宙に浮く感じ。これでは落ちついて・・・ 

若葉マークの海外旅行者。何を見ても、珍しいことばかりです。


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ヘルスレターのシリーズに「中耳炎」を加えました。

2000.8.26(土)

◇新学期待ち遠しいのはお母さん

夏休み最後の週末になりました。小児科の外来はのんびりしています。子どもたちは、宿題の追い込みで忙しくて、病院に来るヒマがない・・?

お父さんが宿題を見てあげられるのも、今日・明日だけのようですね。頑張って、お父さん! (私も、今日の夜は「予約」が入っています。「もし山に森林がなかったら、ふった雨はどうなるか?」というテーマを、いっしょに考えることになっています。難題だな・・)

そして、新学期の始まるのが、一番待ち遠しいのは、きっとお母さん方でしょう。1か月ちょっとの間、子どもたちの相手をしていてストレスがたまっていそうですね。お疲れさまでした。


カナダ旅行記【4】 あせもが治る街

私にとっては涼しいカナダですが、カナダ人にとっては、普通のことのよう。半袖、半ズボンがあたりまえ。とくに男の人の、「半ズボン+靴下+すね毛」には、初めが違和感がありましたが、みんながそうなので、だんだん気にならなくなっていきました。

日中もしのぎやすく、私は薄手のブレザーをいつも着ていました。朝夕はそれでも涼しいのですが、カナダの人たちはそのままで平気でいます。やっぱり人種が違うんだな、と実感したものです。(もっとも、これは私個人の感じ方であって、これだけで「日本人みんながそうだ」というのは、論理の飛躍かもしれませんね)

汗をかかないため、日本でできていたあせもが、薬も使わないで治っていました。今まだ猛暑が続いていて、あせもやとびひで困っているお子さんが多いのですが、「カナダへの転地療法」をすると数日で良くなりそうです。

2000.8.25(金)

◇振り返ればホームページが文字の山

このHPを開設して1年がたちました。多くの方にアクセスしていただき、それなりに続けて来ることができたのも、読者の皆さんのおかげと、感謝しております。

試行錯誤を繰り返しながら、子育てのお役に立てる情報を提供してきたつもりですが、いかがでしたでしょうか。まだまだやりたいことや、しなければならないことがいっぱいあるのですが、院長の「内職仕事」でやっているので、なかなか進んでいかないところもあります。ご容赦下さい。

ときどきご意見やリクエストをいただくのですが、それらに刺激されて書き込んでいくものも多かったように思います。どうぞ、遠慮なくメールをください。

以前にある方から、「文字が多い」とのご指摘がありました。つい、いっぱい書き込んでしまうので、かえって読みづらい(見づらい)ページになってしまいます。反省して、短い文章を心がけたのですが、またすっかり元に戻っていますね。すみません。

HPの作り方はいろいろとあると思いますが、私の場合は、やはり文字情報が中心です。写真や絵は、どうも苦手です。多少開き直っているところもあるので、どうぞ、「読むHP」とあきらめて、おつき合い下さい。

これから長くこのHPを続けていきたいと考えていますので、今後とも、よろしくお願いいたします。


カナダ旅行記【3】 ビクトリア空港にて

アメリカ・シアトルから、30人ほどが定員の双発プロペラ機でカナダのビクトリアに入りました。まず降りたって、気温の涼しいことにびっくり。ちょうどお昼ごろで、お日様が当たっているのですが、「さわやか!」。まるで、地獄から天国に行ったようでした。

カナダの中では、太平洋の暖流がずっと上ってくるので、ビクトリアは一番温暖で、過ごしやすい所なのだそうです。夏はほどほどの暑さですが、でも冬もさほど冷え込まず、雪もさほどは降らないそうです。

「老後はビクトリアで」と考えているカナダ人が多いとガイドブックに書いてありましたが、実感しました。(私ももう少し年をとったら、こんな過ごしやすい所で、ゆっくりしたいな・・)

今回の旅行中、1回だけ「日本のように蒸している」と思うところがありました。それは、ビクトリアの水族館で「アマゾンのコーナー」に入ったときでした。「ここは日本だ!」と思わずつぶやいたのですが、日本の夏は、熱帯そのものだと実感しました。


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ヘルスレターのシリーズに「腸重積」を加えました。以前、「こども通信」の中でも紹介したのですが、この中に、「院長の隠された過去」(!?)が書かれています。

2000.8.24(木)

◇体操をやめ秋はきっとタイソウだ

きのうの朝、久しぶりに雨が降りました。真夏日が20何日も続いていますし、雨なし日も同じぐらい続いているようです。

久しぶりの雨に、草や花が喜んでいる・・というより、私が喜んでいました。朝の水まきをしないですむから。真面目にやると1時間はかかってしまうので、毎日つづくと、けっこうしんどいです(といっても、毎日真面目にやっているわけではありませんが)。犬の散歩も多少はしてあげないといけないので、朝から頑張っているのです(!)。

でも、今年から朝のラジオ体操がなくなったので、少し余裕があります。うちの子どもが小学生のときは、自分の運動のためと思ってつきあっていたのですが、それも昨年で終わりました。集団で何かをするのが苦手な私には、この「純日本的」なラジオ体操は、似合っていないと自分でも思いながら、でも、健康のため、子どもたちのためと思って続けていました。

今年はこの朝の日課もないので、楽ですが・・ でも、ちょっと寂しいですね。一人でいるのが好きなはずなのに、やっぱり私も「人の子」なんでしょうか。それに、夏のビール太りの解消策がなくなったので、秋になることには、体重オーバーになっていそうです。


カナダ旅行記【2】 アメリカ・シアトルにて

今回は、直接カナダに入る飛行機がとれなかったので、アメリカのシアトル経由で行きました。ほんのちょっとですが、アメリカにも行ったのです(海外旅行の超初心者としては、どこへ行くにも初めての体験!)。

で、このシアトルには、あまり良い印象がありません。空港の係の人たちが、お役人的で、親切ではないのです。一人の方の指示に従って窓口に行くと、「ここは違う」と言われ、他へ行くよう指示されました(行列の最後に並び直し、結局、同じ窓口に並んだときには、力が抜けてしまいました)。

シアトルは、けっこう日本人が使うためか、日系人や、日本語のできるアメリカ人が多いようです。私の担当の職員も、最初は英語で話していましたが、こちらが良く分からないでいると、ちゃんと流ちょうな日本語で話し出しました(だったら、最初から日本語で話してくれよ!)。

その後、カナダに入ってからは、暖かく迎えてくれたような気持ちがして、ほっとしました。ほんの数時間、それも空港という特殊なところにいたということもあるかもしれませんが、でも、アメリカは何だかなじめないように思いました。


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ヘルスレターのシリーズに新作です。「熱のはかりかた」「熱さましの使いかた」「熱性けいれん」「熱性けいれんの予防」「幼児・学童の便秘」。一挙に5項目をアップしました。ご覧になってみて下さい。

2000.8.23(水)

◇新札の入った財布をまた開き

きのうのこと、私の財布に「2,000円札」の入っているのを見つけました! 初めて見る新札に、これがそうかと見入っていました。

でも、どうして入っていたのか、自分でもよく分からず仕舞い。その前の日に、スーパーでお釣りとしてもらったのかもしれないのですが、確かなことを思い出せません。

これで、私の算数が苦手なことが暴露されてしまいましたね。そうなんです。お釣りの計算は自分ではしておらず、「○○円のお返しです」というのを、そのまま信じて、受け取ったものをそのまま財布に入れているだけ。

でもこの2,000円札、何となく5,000円札に似ていませんか? もしかして、レジのお姉ちゃんが間違えて渡したなんて事ではないでしょうね? もしそうなら、3,000円の損失!!

それにしても、不思議な印象のお札ですね。存在感があるような、ないような。はっきりしたコンセプトのない、ツギハギのお金のようで、まるで今の政治家のよう・・(?)


カナダ旅行記【1】 行きの機内でERに

成田空港で思いがけず時間をくってしまい、空港の中を走ってやっと乗り込んだノースウエスト機(早めについていなかった私たちがいけないのですが)。やっとシートに腰掛けたと思ったら、医師を呼ぶアナウンス。

フィリピンのお年寄りが、呼吸困難などを訴えていました。私を含めて3人の医者が集まったのですが、どう見ても、アメリカまで行けそうにありません(私たちはアメリカのシアトル経由でカナダに入ります)。降りていただいて、1時間後にやっと出発しました。

この方は、一応英語は話せていましたが、私はよく分からず、アメリカから来ていたドクターに助けていただきました。あとで聞いたところ、彼は「救急救命室」に勤務しているとのこと。本物のERに出会ったというわけです。30台半ばぐらい。ハンサムで、格好良い。一時期日本にも住んでいたことがあるとのことで、日本語もわりと話していました(私の英語よりずっと上手)。

いっしょに写真を撮っておけば、記念になったのですが、忘れていたのが悔やまれます。(ただのミーハーになっている?)

夏休みの初日、とんだハプニングで始まったカナダ旅行でした。

2000.8.22(火)

◇真夏日が続いてとびひが治らない

新潟では、猛暑そのものがまだ続いています。「残暑お見舞い」ではなく、「暑中お見舞い」がまだ通用します。

どうしてこう暑いんでしょう。「真夏日が連続26日」などと言っていました。この際、1か月でも2か月でも続いて、一挙にギネス入りをめざそう! と、やけになっています・・

とは言っても、私はしっかりクーラーの効いた診察室で、汗もかかずに一日を過ごしているので、楽をしています。汗だくだくになりながら、お子さんを連れてこられるお母さん方、ご苦労様です。

子どもたちのあせもやとびひが、なかなか治りません。強めの抗生物質を使ったり、家でのスキン・ケアーもきちんとしてもらっているのに。やはりこの暑さがおさまってくれないことには・・ (涼しくなると、急に良くなってくれます。「あれだけ苦労していたのは何だったの?」といった感じで。)


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ヘルスレターのシリーズに新作です。「赤ちゃんの便秘」と「赤ちゃんの夜泣き」。ご覧になってみて下さい。

2000.8.21(月)

◇読み聞かせ子どもといっしょに寝入ってた

先日、あるお母さんから私に絵本を贈っていただきました。エルンスト・ヤンドゥル作「ドアがあいて・・」(ホルプ出版)。

しんと静まり返った待合室で、5人(5匹?)のぬいぐるみやおもちゃが待っています。一人ずつ呼ばれていき、次第に少なくなっていきます。ドキドキ・・ そして最後に・・ ちゃんとオチがあるのですが、それはぜひこの絵本を読んでいただいての、お・た・の・し・み。

私は、最近は絵本を読まなくなりました。上の子(今20歳)が生まれて間もなくから始めて、下の子が小学校の半ばになるまでの10数年間、毎日欠かさず「読み聞かせ」を続けていました。一人2冊までの制限付きですが、2冊×3人=6冊! 短くて15分、長いと30分というときもありました。

どうせ読むなら、自分が楽しい本がいいと思って、物語のしっかりしたものを選んでいました。斎藤隆介さんのシリーズは、ほとんど毎日入っていました。(「自動車の本」・・などという図鑑的な本は、私がつまらないので、読みませんでした。)

久しぶりに絵本を手にして、自分の子育ての大変な時期--でも、とっても楽しかった頃を思い起こしました。

2000.8.19(土)

◇母さんを知らない魚元気でね

院内に熱帯魚の水槽が2つあります。待合室と診察室。どちらもプラティー、ネオンテトラなどの小さい魚がちょろちょろと泳いでいます。

きのう、診察室のほうの水槽で「5匹ほどの赤ちゃんが産まれました。ミッキーマウス・プラティーの1匹が、石の陰に隠れてじっとしているので、どうしたのかなとながめていたら、「お産」だったようです。体長が1Bにもならない小さなプラティーが、一生懸命に泳いでいます。(プラティーはメダカの仲間の魚で、卵を生むのではなく、お腹の中で胎児を育て、赤ちゃんを産みます。)

生まれたばかりは、水槽の下のほうにいて、だんだん大きくなると、少しずつ水面近くに上がってきます。人間の赤ちゃんが、初めはお母さんにくっついてばかりいるけれど、だんだん離れて「探検」にいくように。

でも今朝、そのお母さんプラティーは、水槽の底に沈んでいました。「産後の肥立ち」が悪かったのでしょうか。一生の最後の仕事に、5つの新しい命を生み出したのでした。ご苦労様でした。

2000.8.18(金)

◇救急車に乗せし子どもの後を追う

夕方、具合が悪くて来院された子どもさんが、ちょうど医院に着いたときからけいれんをおこし始めるということがありました。必要な処置をしたのですが、けいれんの原因も心配ですので、市内の大きな病院にお願いして、転院させてもらいました。

点滴や酸素吸入をしていましたし、またけいれんをおこす心配もあったので、私が同乗し、救急車でお送りしました。その後のことはまだ連絡を受けていませんが、大きな病気ではないことを祈っています。

夏休みあけと時差ボケで、いまいちシャキッとしない私でしたが、はっきり目を覚ましたような感じ。久々に緊張した診療場面でした。(まるでERのよう・・というと、はしゃぎすぎですね。すみません)

2000.8.17(木)

◇子どもたちいっしょにいるだけで幸せです

きのうの「日誌」で、大切なことを書き忘れていました。今回いっしょに行っていただいたご夫妻に、ルカちゃんというとても可愛らしいお子さんがおられます(もうすぐ2歳)。そのルカちゃんを紹介することをすっかり忘れていました。(これも時差ボケとお許し下さい)

彼は、私たちのアイドルで、いっしょに行こうと私たちが誘っていました。まだ小さいお子さんなので、何かとご不安もあったことと思います。一応、小児科医つきなので(!)大丈夫、などという甘言につられてしまったのかもしれません。

私たちは、一番下の子ども(12歳、中学1年)だけを連れていったのですが、彼女がとても子どもが好き。ルカちゃんも「お姉ちゃん」のあとを追っかけていることが多かく、大人よりはあまり当てにならなかったようです。

小さい子どもを連れていくことで、多少の大変さはあっても、いっしょにいられることでのうれしさ・喜びといったものが、ありました。本当にいっしょにいられて、良い思い出がいっぱいできたように思います。これって、子育てと同じことかもしれないですね。(もっとも、実際に「子守り」をしていたご夫妻は、本当に大変だったことだろうと思います。)

2000.8.16(水)

◇時差ボケが抜けないのもまた心地よい

昨日まで、夏休みをいただいておりました。恒例とはいえ、開業医が長めにお休みをとるのは、患者さんに迷惑をかけてしまい、心苦しく思っております。何かとご迷惑をおかけしたかと思いますが、どうぞご容赦下さい。このHPも、また今日から活動開始です。

今回は、1週間ほどカナダに行って来ました。ビクトリア、バンクーバーなど、カナダの西海岸でゆっくりしていました。一番日本に近いところですが、それでも時差が16時間あります(日本時間よりも16時間早い)。日本とは、ほぼ昼夜逆転ですので、体調を整えるのに苦労しました。帰ってきてからも、まだ時差ボケが残っている私です。

今回の旅行は、いわゆる観光旅行ではありませんでした。カナダ出身のご夫妻と知り合いになり(ご主人がカナダ人、奥さんが日本人で、今、日本で暮らしておられます)、いっしょに旅行をさせていただきました。右も左も分からない私たちを連れていって下さったのですが、彼らのファミリーとも交流させていただき、とても貴重な体験をいろいろとすることができました。

とくにうれしかったのが、「カナダの人や社会」をしっかり見ることができたことです。私や妻がこれからごどう生きていけばいいか、その大きな指針を得ることができたとさえ、思っています(けしてオーバーな表現ではありません)。見聞きしてきたことを含めて、このHPの中でも、ちかぢか紹介したいと思っています。

私たちの旅行が大変価値あるものになったことは、ひとえにアンダーソン夫妻と、カナダでのご家族のお陰です。深く感謝しております。ありがとうございました。

いっぱいの「おみやげ話」は、また後日・・

2000.8.5(土)

◇夏休みゆっくりとるため忙しく

明日から15日のお盆まで、夏休みの休診をいただきます。例年よりも少し長めなので、患者さんにはご不便、ご迷惑をおかけしてしまいますが、よろしくお願いします。

小児科は、冬場が忙しく、逆に夏はゆったりしています。風邪などの感染症が寒い時期に流行するからですが、ここ数年は、インフルエンザの予防接種でも、ばたばたしています。今年は7月から予約を取り始めていますが、現在、当初予定していた接種のワクが一杯になってしまったので、土曜午後の時間を延長したり、午前の診療時間内に新たにワクを作ったりしています。昨年よりひとまわり多くの方に接種できるよう、工夫しています。

休み中の仕事も先に片づけておかなければならないので、「忙しい冬場のために、夏はゆっくり過ごす」はずが、かえって忙しくなっています。

明日からはゆっくり過ごして、またリフレッシュしてきたいと思います。このHPの更新なども、この間はお休みさせていただきます。これもまた、休み明けにご期待下さい。では!!

2000.8.4(金)

◇喘息児花火もいいけど風上で

この暑い季節、喘息の子どもたちはあまり発作をおこさない--という「定説」があるのですが、私は、「お盆のころは発作をおこしやすい」とお話をしています。

気管支が「過敏」なので、いろいろな煙で発作をおこしてしまいます。中でも、花火が一番。そのほか、キャンプ・ファイアー、お線香、タバコ・・と、お盆のころは、アレルギーではないけれど「原因物質」がけっこう多いようです。

帰省中に発作をおこしている「都会っ子」もいます。こちらのほうが空気がいいのに(あんまり変わらないかな?)。環境が変わると発作をおこしやすくなるので、「心理的要因」かと思います。

そういった諸々の要因が重なって、「お盆は発作の好発シーズン」という、従来の学説を覆す主張をしているのです・・(だからどうってことはありませんが)

来週から夏休みをいただきます。月末・月初の雑多な仕事が、どうやら片づいてきました。もう少し、頑張ります。

2000.8.3(木)

◇お岩さん正体見たり虫さされ

子どもたちは虫に刺されやすいし、刺されたときに腫れやすいものです。先月のQ&Aでも紹介しましたが、今外来には「お岩さん」、「ダンボ」などが、季節限定版で見られます。そこに「とびひ」もいっぱいなので、さながら「にわか小児皮膚科医」といった感があります。

そうそう、水いぼの処置もよくやっています。これも、衣服で体がおおわれている季節には、それほど熱心にとらなくてもいいのですが、この時期は仕方ないですね。「いずれは自然になくなる」とはいうものの、短期間でみると、一挙に広がっている子も見かけます。やはり、少ないときにとっておくのがいいんでしょうね。

皮膚科の先生は、あまり水いぼはとりたがらないようですね。どうも、子どもに泣かれるのがイヤだから、と思っているのですが・・ (小児科の医者が平気というわけでもないのですが・・)

2000.8.2(水)

◇地球にさすでっかい坐薬があったらな

今日は、ここ数日の中では、少し気温が下がっていました。といっても、「発熱」状態にはかわりないでしょうね。クーリングでは効果が期待できないので、ここは一挙に熱さましを使って・・!?

夜な夜な、眠りにくい日が続いていると、妄想がたくましくなるようで、失礼しました。

2000.8.1(火)

◇真夏日に気温が人を寄り切った

きのうはやたら暑いなと思っていたら、38.0℃でした。「発熱」状態、これでは外にでる気にならないはずです。実際にきのうは、朝8時から夜の10時まで、しっかりクーラーの利いた医院にいました。夜は夜で「熱帯夜」だったので、何度もエアコンのスイッチを入れたり切ったり。ほとんど丸一日、クーラーの中で過ごしていたことになります。

こんな日が、ここ1か月続くかと思うと、ぞっとします。きのうは「暑さよドンと来い」などと書いてしまいましたら、訂正します。「暑さよ、お願いだから早く去っていっておくれ」

子どものころ、夏に食欲が落ち、ご飯にお豆腐をかけてぐちゃぐちゃにしたものしか食べられなかったことを憶えています(貧乏していたのもありますが)。今では「夏ばて」「夏負け」なんて言葉は、死語になっているようですね。(冷房とビールのお陰で、夏が終わることには、しっかり太っています。)

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