塚田こども医院

日誌(更新記録)2001年2月

2001.2.28(水)

◇悲惨な月末 

今日で2月が終わり。ということは、「こども通信」を作る日なのですが・・あまりに忙しくて、手が回りませんでした。(本当は構想も考えていないので、「頭が回っていない」というべきでしょうか)

午後は健診、市役所での面談(国道脇に立ててある当院の看板がトラブルをおこしています)、娘の歯医者の受診、自動車学校の入校手続き、そして最後は中学の同窓会の新旧役員引継・・(途中、知人の具合が悪く、急遽「往診」にいくアクシデントもありました)。

いただいたメールでの質問は、整理してこのHPに載せましたので、ぜひご覧下さい。(ここ数日間の、私の汗の結晶です!・・というより、手垢の結晶?)

2001.2.27(火)

◇うれしいな、質問いっぱい! 

2月も残すところ、明日1日になりました。一年で一番短い月・・月末はいろいろの雑務が重なります。超小規模・零細・家内企業ですので、職員の給料の支払いからはじまり、問屋さんなどへの支払も月末に集中しています。月が変わると、レセプトという診療報酬の請求作業が待っています(これなくして、医院の経営はありません)。そこに、私は「こども通信」という新聞作りを月末にすることにしているので、とくに今月は頭の中がスパゲッティー状態・・

そしてそこに追い打ち(?)をかけてきたのが、きのうの新聞記事です。メールでの質問にも親切に・・などと紹介されたため、昨日かは質問がいっぱい! 普段ですと、1日に1件あるかないかのですが、昨日からは10件以上。さきほど、やっとその全てをクリアーしましたよ。(といってもゲームをしているわけではありませんよね。質問してこられる方は、皆真剣ですから)

きのうからはたまたまの「得意日」ということでしょうが、もし、このまま多くの質問がきたら、お答えしきれないかもしれません。先週の新聞で、あまりに多くの質問が寄せられるようになったため、中止したり、実際に受診されいる方に限ったり、あるいは有料にしたりするところがでてきたと報じていました。私のところもまだそんなではありませんが、確かに普通の仕事をしながらですので、あまりに集中すると、ちょっと大変ですね。

「私はメールでの相談には応じていない」という方のインタビューを、別の雑誌でよみました。曰く、「限られた情報からでは正確な判断ができない、こちらの考えをことは診察することになり、法的な問題をクリアーできない、お金を払ってわざわざ診察を受けに来られる方と、家にいて無料で相談を受ける方のバランスが悪い、主治医がきちんと説明すべきものを代わって説明するのはもともとの医者との関係がおかしい・・などなど」。なるほど、それもそうだなと思いました。でも、そうはいってもなかなか相談できず、悩んでいたり、つらい思いをしていたりしている方が、ネットを通じて良い方向へ舵を切ることがきっかけ作りはできるかなと思っています。そんなお役に立てるなら、このまま続けていってもいいと考えています。

ただ、お願いがあります。ネットの上のおつき合いは、相手の方を知らないでしているわけですから、それなりのエチケットを守って下さい。実名はもちろん、どこに住んでいる方で、そんなご家庭なのか、少しは分かると、質問にも答えやすくなります。私も相当の時間をさいてお答えしていますし、今のところ、全ての方に回答しているつもりです。そんなとき、その後の経過などをまた教えていただいたり、簡単な一言でけっこうですからいただけると、またやりがいがあります。そんな心遣いもまた、知らない者同士のネット上のおつき合いには欠かせないように思います。

2001.2.26(月)

◇新聞で紹介されました

今日の地元紙「新潟日報」にこのHPが紹介されました。その中から、ご紹介しますね。

「子育て親育て(6)」Iネット 医療相談や情報の交換 「ストレス」も発散して

 育児に追われ、ストレスを募らせながら家に閉じこもりがちになる親が多い。そんな親たちにとって、気軽にできるインターネットは心強い味方だ。居ながらにして育児情報を得たり、仲間を探したり。
 新潟市信濃町の主婦Sさん(28)は1月8日夜、5カ月になる長男Hちゃんを寝かした後、パソコンのキーをたたき、電子メールを送信した。「息子が寝ているとき、おなかを突きだし反りかえるのですが、小児まひでしょうか」。思い過ごしとは思いながらもHちゃんの寝姿を見るたびに心配になっていた。
 電子メールのあて先は上越市栄町の塚田こども医院(塚田次郎院長)。インターネットで同医院のホームページを見つけ、初めて相談することにした。
 返信はすぐに来た。「発達の途中でのけぞったり、力んだりすることはよくあります。心配ありません」。
画面に現れたその文字を見て、Sさんは安心した。「どんな先生か知らないけど、頼りになりそう」。その後も何度か相談のメールを送った。「近くに医院はあるけど、簡単なことをわざわざ医師に面と向かって相談しにくい」からだ。
 そんなSさんを夫の会社員Jさん(30)は「話を聞いてもらうだけでも、気が休まるんじゃないかな」と見守る。パソコンに向かうたびに、Sさんから子育てのストレスが薄れていくようだ。
 塚田こども医院のホームページには1日30〜50件のアクセスがある。子供の病気や夜泣き、離乳食などの育児相談や、ホームページを見た感想なども続々と寄せられる。「そのうち半数は顔も知らない人から」と打ち明ける塚田院長は「育児書やインターネットに情報はあふれているが、それにとらわれすぎてストレスがたまる親が増えている」と返信を欠かさない。(以下略)

2001.2.23(金)

◇梨本さんあなたが目立ってどうするの

このところ、イヤなニュースが続いています。えひめ丸の沈没、国会議員のていたらく(KSDの金にまみれた議員)、まだ辞めずにいるM総理・・うんざりするようなことばかりです。娘たちとTVを見ていても、ニュースが始まるとさっと出ていきます(それで部屋にあがって勉強でもしているのならいいのですが、別な部屋でまたTVをつけている・・)。

でも、昨日だけはいっしょに見ていましたね。反町隆史と松嶋菜々子の結婚。ビッグ・カップルなどと言われていましたが・・(おじさん的には、いつまで続くやらと見ているのですが)。娘たちは、無邪気に喜んでいましたね。

21日に婚姻届をだしたというので、「いい日だね!」と言ったのですが、もうそれ以上相手にしてくれませんでした。(この日は、私の誕生日・・)最近は、自分の子どもにもかまってもらえなくなってきた、さみしい中年オヤジしていま〜す。

2001.2.22(木)

◇無病息災ではなく一病息災を

昨日はこの日誌を休んでしまいました。午後、保健所で2時間ほど講義をしてきたのですが、人前で話すのはけっこう疲れますね。慣れないことをやったもので、ぐったり。HPをいじる元気がなくなってしまいました。(その割には、夜、別な会合に出ていましたが・・)

昨日で44歳になりました。これぐらいになると、自分の歳も忘れていることがあります。昨年も自分で「44歳」だと思いこんでいて、周りの人に訂正されたことがありました。出歩いていたこともあってバースディ・ケーキはありませんでしたが、お花をいくつかいただきました。ギリとは分かっていますが、うれしいですね。ありがとうございました。

先日、新潟市からお子さんのことが心配であるご夫妻が面談にこられました。先天的なお腹の病気をしていて、新生児期に大きな手術を受けられました。その後は順調なのですが、ときどきおきるお腹のトラブルにどう対処すればいいのか、悩んでおられました。私がやはりお腹の手術を受けたことがあるとしって、「先輩」としてのアドバイスを求めたきたようです・・(?)。

その時にお話が十分ではなかったので、その後に送ったメールがありますので、紹介します。よろしかったら参考にして下さい。

先ほどは遠路ご苦労様でした。ご期待にそうほどの話はできなかったようで、かえって混乱してしまったかもしれませんね。

今後、いろんなことがあると思いますが・・ よく「無病息災」を祈るのではなくて、「一病息災」がいいんだよ、と言っています。全く病気のない「健康体」でいることは一見いいことですが、でも、生活の上で無理をしがちです。自分に過信して、あまり無茶なことをすると、寿命を縮めてしまうこともあるかもしれません。それにたいして、なにかの病気を持っている人は、一見不幸ですが、自分を過信せず、健康に注意しながら、普段の生活で無理せず節制することで、かえって楽しい人生を長く送ることができる・・かもしれないというお話です。斉藤隆介さんの童話にある「一病息災」のお話がそうです。

私自身は、人に言えるようなきちんとした生活は送っていません(むしろメチャクチャです)が、排便習慣だけは気をつけています。やはり朝、しっかりとウンチがでないと、あとで「難産」の苦しみが襲ってきます。
朝ウンチのためには、朝そこそこにはおき、できれば運動をし(犬の散歩や、子どもが小さかったときは夏休みのラジオ体操程度でしたが)、朝食を少しは食べ、出勤までの時間にトイレに入るぐらいの時間的余裕を作っておかないと、うまくいきません。でも、これって「本来の人間の生活」の上で大切なことですよね。

糖尿病の方が、食事のカロリーとバランスに気をつけることは、本当はみんながしなければいけないことなのに、普通の人はたまたまいい加減にやっていても障害がおきてこないだけです。高血圧の人は、食事に気をつけ、塩分を取りすぎないようにし、適度に運動し、睡眠をゆっくりとる、生活リズムを整える、などしていると思いますが、これらはやはりみんなが注意しておかなければいけないことですよね。

病気になったことはもうすんだこと、途中で手術をしなくてはいかなかったこともすんだこと。症状のあるなしにはかかわらず、おそらく今後も病気を持ち続けていくのも、仕方のないことですね。「宿命」ってあると思います。私自身は、自分に降りかかっていることを、あまり怨みっぽくは思っていません。そのまま受け入れているつもりです。それを、ある意味で「肯定的に」受け入れることで、その上でどう対処していくか、前向きに考えることができるのではないか、などと思っています。

なんだかお説教っぽくなってきたので、もうやめますが、そんな「自然体」で考えていて下さい。人生いろいろあり、です。

では、もしまた心配なことがあり、私でよければまたご連絡下さい。

2001.2.20(火)

◇資料作成中!

明日は保健所での講義。管内市町村の予防接種担当者に、とくに副反応への対応について話してきます。ということで、例によっての直前対策。今、資料を作っていました。あらかじめいただいていた質問にも回答はもうつくり終えました。前日に完成しそうなのは、私にとっては「異例のこと」。・・いつもぎりぎりまでノリとハサミを持って、パソコンとコピー機をいじくっているのであって、あまり褒められたことではないのでしょうが。

当日も質問を受け付けますが、どんな質問が出るか、楽しみです。「担当者」といっても、おそらくこういった「医学的なこと」を聞くことはないのでしょう。その内容が面白いなって感じています。いつも窓口でお母さん方などからいろいろと尋ねられているんだろうな、困っているんだろうな、と思いました。

市町村の事務の方も大変だと思います。予防接種の担当になったばかりに、その席に座ったその日からプロのような顔をしなければいけないのですから。まあ、何でもこなせるというのが、日本の公務員の有能さなのでしょうが・・ (一番大変なのは、口うるさい医者を相手にしなければいけないこと・・なんじゃないかな?)

では、もう少し仕事をしていま〜す。

2001.2.19(月)

◇国会はたぬきときつねの動物園

お昼間、少しの間「国会中継」を見ましたが、馬鹿らしい・・ 国会でのやりとりがそのまま日本中(世界中?)に流されているということを、どこまで承知しているのか。総理も官房長官も、「木で鼻をくくった」ような、「人を小馬鹿にした」ようなことばっかり言っていると、自分の首を絞めているんじゃあないのかな。あれを聞きながら、世論調査を同時に行ったら、きっと面白い結果がでるでしょうね。アメリカ大統領選で、候補の態度、服装、言い方が、支持率を大きく左右していたように。

それに気になるのが、追求する野党のふがいなさ。これだけの追及材料がありながら、言葉の上では相手を追いつめているとは言えない。どこかで「論点のすりかえ」や「責任逃れ」、ときには「開き直り」を繰り返しているのだから、それをとことん追いつめてほしい。こんな野党が、結果としてはM政権を温存している言われても仕方ないように感じました。

耳を塞ぎたくなるような「論戦」から、日本の明るい、そして確固たる将来は見えてきませんでした。もう政治家には、何も期待できない・・そんな「虚無感」にひたることを、実は一番喜んでいるのは時の政権かもしれません。昨年の国政選挙中に、「(無党派層が)このまま眠ってくれれればいい」と、本音で語っていたのがM総理ですから。

2001.2.16(金)

◇会員権名義あっても人の物

きのうM総理の悪口を書いていたら、なんと「あの時」のゴルフ場は、友人からタダで名義をもらっていた会員権なんだとか。もう呆れて言う言葉を失います。(でもまた書きますが・・)

「税法上問題がない」とはよく言ってくれました。国家のトップにいるものが、そんなことを言っていいのでしょうか。今日から「確定申告」が始まったばかり。私も昨年分の書類を先日税理士さんに届けてきましたが、この時期はみんなピリピリしています。「脱税」をするつもりは毛頭ありませんが、でも払わなくてすむなら「節税」はしたいと、いろいろ考えていますよね。それでも、サラリーマンは100%収入が分かっていますし、私たちも、保険での支払は全てガラス張りであり、それ以外の健診や予防接種、休日診療所などでの仕事は、ほとんどお役所相手ですから、隠しようがありません。・・そうですか、友人から「健康のために薦められた」と言って、タダで会員になるという手もあるんですね! 

総理に向かって、税務署も大蔵省(今は確か「財務省」)は何も言わないのでしょうか? もしそうなら、私たちのところに税金を取りに来ても、口からデマカセ、立て板に水、何でも思いつくままに好きなことを言い立てて、追い返してやろうじゃありませんか。総理大臣がそんなことをやっているんですから。かれらのボスですもん。

でも「譲渡」を受けたのはずいぶん前なので、もう時効なんだそうですね。もらい徳ということですか。総理は「返す」と言っていますが、この扱いはどうなりますか? 実質的な所有者は総理ですので、「返還」ではなく、友人への「譲渡」になるはずです。そうすると、この友人が譲渡税を払う義務があります(1,200万円ほどらしい)。さあ、どうしますか? 

時効になろうがなるまいが、その時点で法に触れる行為をしていたのだから、潔よく税金相当額を国庫に寄付しなさい! そしてすぐにやめなさい!! (もうあなたのことを話題にもしたくないよ)

2001.2.15(木)

◇日本では総理の仕事ゴルフだけ

先日、ハワイ沖で海運高校の実習船がアメリカの原子力潜水艦に沈没させられる事故がありました。9名の方がまだ行方不明とのこと(さきほど、捜索打ち切りとの速報が流れていましたが)。大変に大きな事故であり、事件です。もし時代が時代なら、国家と国家との争い--「戦争」にも発展しかねません。

原因は100%アメリカ側にあることは明白ですが、なぜ実習船に気づかずに急浮上したのか、しっかりと解明・究明されなければなりません。

ここでまた問題になったのが、M総理大臣の言動に憤りを憶えます(もう名前をちゃんと書く気もおきない・・)。知らせを聞いてもまだゴルフを3ホールも続けたとか。反省の言葉もなく、「右往左往してはいけない」「ちゃんと指示は出していた」・・事故に遭われた人や家族たちの神経を逆なですることを、よくも平気で言えるものです。国民に広がる不満や不安を、いち早く解消するのが「危機管理」の大切な役割のはず。あの程度のことで総理としての責務を果たしているというのなら、誰がなっていてもかまわないことになりますよね。M氏が総理のままで居続ける必要性が全くないことを、自ら認めていることにはなりませんか。

この人に「総理の資格」はないことは、もう明らか。形式的にも、前総理の突然の死去から「不透明」なままなっていますが、人としての中身もあまりにひどい。NHKの世論調査では支持率が一桁で、不支持率がその5倍ほどだとか。この数字が2倍を越えると、政権末期だとか。そんな調査を持ち出すまでもなく、あまりに異常な政治が私たちの国で行われていることを、私たち自身の問題として真剣に考えなくてはなりません。

やっぱり、日本も「大統領制」にしましょう!

2001.2.14(水)

◇新潟県一歩前進でも道半ば

新潟県の乳幼児医療助成の拡大について、今日知事が記者会見し、その内容が明らかになりました。

内容はほぼその通りでしたが、実施は今年の9月から。それまでの間は「待ちぼうけ」ということで、ちょっと(大いに?)がっかりしてます。でも、いちど始まれば、これはほぼパーマネント(恒久的)な制度になりそうですので、それまでは辛抱・・

所得制限がついているので、使えない人がでそうです(1歳未満は別制度になっていて、こちらは所得制限なし)。一応現在の水準よりも緩和されるとのことで、例えば4人家族で収入額が現在670万円が780万円になります。(これは扶養している方の所得であり、所帯での合算ではありません。夫婦共働きでも、どちらかの扶養している方の収入だけが問題になります。)

窓口での一部負担金は、現在のまま残る(外来は530円×月4回まで、入院は1日1,200円など)ので、今後はこちらをどうするかがいずれ問題になるでしょう。でも、まずは一歩前進、という評価をしておきましょう。(いつも辛口では、せっかくやったの、と知事が怒ってしまいそう。たまには褒めることもしてあげないと)

2001.2.13(火)

◇医療費の心配しない子育てを

3連休明けの忙しい外来がやっと終わりました。その途中、うれしいニュース・・新潟県の乳幼児医療費制度の改善です。

これまで、外来は1歳未満だったのが「3歳未満まで」に、入院は3歳未満までが「4歳未満まで」にそれぞれ引き上げられます。(窓口負担は同じです。)これは、新潟県にとっては「画期的」なことです。

全国で同じような制度がありますが、その中では新潟県はいつも「最低ランク」。例えば東京都はこの10月から「就学前まで」「負担金なし」に改善されます。これまで強い要望が出されていながら、いつも「逃げて」いました。昨年の知事選では、対立候補とのせめぎ合いから「制度の拡大」を約束しましたが、具体的な公約ではなく、予算案の知事査定の中でハラハラしながら注視していました。

これで「子どもに優しくない知事」の汚名ははらしましたが、これでもまだ全国的は「普通の水準」。今後は、「子どもに優しい知事」の名前が冠されるように、頑張って下さい!

明日プレス発表されるとのこと。明日といえばバレンタイン・デー。子どもたちみんなにいいプレゼントになりましたね。

2001.2.9(金)

◇老犬を看取るつもりがまた元気

承前 昨日は犬の「子育て」と書きましたが、違いますね。これは立派な老人ならぬ「老犬介護」と言うべきでした。

もともと白内障による視力障害、難聴がありました。これまでに何度か内耳障害による平衡感覚の障害(目がぐるぐる回って、立てない状態)もおこしたことがあります。そこに脊椎の障害による下肢の不全麻痺、低栄養性のカルシウム欠乏症が加わり、生活面では歩行困難になり、排尿・排便のコントロールもできない状態になったのです。(お陰で、毎日オシッコ・ウンチを格闘していました。)

冬になって車庫には入れていたのですが、寒さにも弱く、血糖の低い状態では凍死する可能性もあると獣医さんに脅かされたので、玄関に入れることにしました(飼い犬が凍死したなんて、人聞きが悪いですよね。「小児科医が動物虐待」なんて新聞沙汰になるのもイヤですし・・)。困ったのがオシッコ・ウンチ。しかたなくオムツをしてもらうことにしました。

2日ほどですが、ずいぶん元気も出てきました。お医者さんに「あと寿命は?」と聞いたところ、「食事や生活に気をつければ、まだ生きていけるんじゃないの」という、ありがたい(でも頼りない?)返事をもらっています。

私たち夫婦の両方の父とも脳血管障害で要介護認定を受けています。今のところはそれぞれの連れ合いが介護をしていますが、いずれは私たちも関わらなくてはいけなくなるかもしれません。今の「老犬介護」はその時のための練習・・でしょうか? これから帰って、犬の世話をしますね。

明日は第2土曜で当院は休診です。そして3連休になります。インフルエンザは流行していませんが、普通の風邪や嘔吐下痢症は多くなってきています。体調が悪いときは無理をせず、ゆっくりと休んで下さい。

2001.2.8(木)

◇子育てのプロでも犬は育てれず

昨日はうちの子が具合悪くて、バタバタしていて、日誌も書けませんでした。・・といっても愛犬=チロのことです。冬になってすっかり元気がなく、歩き方もおぼつかなくなりました。もう15歳の老犬なので仕方ないかなと思っていたのですが、でも獣医さんに診てもらいました。

右足の不全麻痺は背骨の障害から(10歳以上では仕方ないそうです)。血液検査をしたところ、カルシウムが不足しているそうです。いろいろと聞いてみたところ、これは餌のためによるもののようです。犬のことを思って、わざわざ高いお金で缶入りの肉だけのドッグ・フードを買っていたのですが、これがいけなかったんです。一番いいのは乾燥したドッグ・フードで、次は半生タイプのもの。トータルの栄養を考えて作ってあるそうです。

犬が喜ぶ物を与えているだけではダメだといわれましたが、これって、子育てと同じですね。子どもがほしがる物を、なんの考えもなしにどんどん与えていてはいけないですものね。

犬の親15歳にして、初めて学んだことでした。犬を育てるのも、奥が深い・・?

2001.2.6(火)

◇半袖で真冬も元気に小児科医

節分(3日)、立春(4日)と過ぎ、暦の上だけではなく、お天気もなんだか春らしくなってきました。真冬の凍り付くような寒さの時は、医院の暖房も利きが今一。一日中、エアコンをフル運転しているときもあります。私はほぼ一日中、診察室にこもっているので、外の様子がよく分からないのですが、でも暖かい日は、自然とエアコンの設定を弱くしていきます。スイッチに手を触れるとき、ふと「今日はいいお天気になっているんだな」なんて感じます。完全に「箱入り息子」になっています(意味がヘンですが)。

私の医院に来られた方は分かると思いますが、私は一年中半袖。夏場はTシャツ、冬場はトレーナー(絵柄はほとんどがミッキーさん!)。白衣は着ていません。白衣では、子どもたちが怖がるし、見た目だけでかえって不潔なときもある・・なんてもっともらしいことを言っていますが、要は面倒くさがりや。服の上にさらに羽織るのは、どうも好きではありません。

おまけに暑がり。病院勤めのとき、白衣を着ていても、暑くなってすぐに脱いでしまうので、病棟に忘れたり、病室においてきたり・・(ヘンなことはしていませんよ)。そのうちに白衣を着ないで仕事をするようになしました。(地方公務員だったので、毎年必ず「制服」としての支給がありました。やめるときは、段ボールにごっそりたまっていて、今でもきっとそのままとってあるはずです。・・白衣を着ないというのは「服務規程違反」なんですよね。きっと今じゃあ、いろいろと厳しくなってきているはずで、あの頃のようにはいかないでしょうね。)

もう一つ、言い訳を。私が半袖で過ごすのは、子どもたちの為なんです(!)。診察室や処置室で裸んぼうになるのに、寒い思いをしないようにという「暖かい配慮」。私が薄着でいられるように十分に暖房をかけておくことにしています。なかなかでしょう!

朝一番でも寒さを感じないようにするために、夜も暖房を入れています。以前に書いたことがありますが、院内は24時間の全館換気を行っています。たえず外のフレッシュな空気を、ヒーターで暖めながら取り入れています。夜は設定を弱めにはしますが、深夜でも室温が20℃を下回らないようにしています。室内のものがみんなある程度は暖かいので、朝の始業時でもあまり寒い思いをしなくてすむ、という仕組みです(暖房をきってしまうと、床、壁、天井、そして物品が全て冷えてしまい、朝、いくら暖房をかけてもなかなか暖まらないということになりますね。輻射熱が奪われるほうに傾いているからです)。・・ちょっと自慢ぽくなりましたね。すみません(そのためにけっこう燃料費が食いますね。室内の暖かい空気をたえずそとに捨てているわけですから、文字通り「垂れ流し」状態です)。

見上げたら、今日も文字だから! 昨日書かなかった分、いっぱいたまっていたようです。ここまでおつき合いをしていただいた方、ありがとうございました。

2001.2.3(土)

◇指導官男性だったらどう言うの?

ジェット機のニアミス事件は、管制官の教育・管理が問題になってきました。3年ほどの「実習生」が基本的で致命的な便名の間違いをし、それを教育する指導官も気づかないどころか、同じ間違い(それ以上の?)をしていたというものです。本人たちの不注意ではすまされないものがありそうです。

連日のニュース報道で気になったことが一つあります。この指導管制官のことを「女性管制官」と呼んでいる点です。どうして? 男性だったら「男性教官」とは呼ばないでしょう。実際、「実習生」の性別を報道してはいないのですから。この指導管制官が女性であることに、なにか特別の意味があるのでしょうか? 

急にフェミニストになったようで居心地が悪いのですが、でも、ヘンですよね。(性差別だ! などと声高に主張するつもりはありませんが)

2001.2.2(金)

◇ジェット機も名前違いが命取り

昨日「予言」したとおり、さっそく大雪になった一日でした。午前中に40〜50センチ。駐車場に消雪パイプを敷いていますが、それだけでは足りず、お昼休みにブルトーザーに入ってもらいました。やっぱり2月なんだと、妙に納得。

ジェット機のニアミス事件は、管制官の便名言い間違えによるのだとか。医療の中でも、患者さんの名前の呼び違いや、同姓同名の方の確認不十分で、大きなミスがおきています。うっかり、思いこみなど、人間がすることだからどうしても間違いがおこりがち。だから仕方ないではすまされません。おこりうることだから、どう対処するかが肝心ですね。これこそが「危機管理」「リスク・マネージメント」です。これも他山の石として、私たちもその教訓を生かしていきたいと思います。

もう昨日になりますが、デジタル「こども通信」2月号をアップしました。どうぞご覧下さい。

この新聞作りは、月末が月初めにしています。内容がちゃんと決まっていれば、数時間で終わります(でも決まっていないことが多いので、iMacをにらみながらいつも四苦八苦することになるのですが)。そして、その最後が快感! メール・マガジンとしてお申し込みの合った方に送信するときがそうです。200人近くの方に送るのですが、私のプロバイダーにつながった後、わずか30秒ほどで送られます。その早いこと。それは壮観です。そして、限りなくゼロ円に近いことも魅力。プロバイダーまでの通信費は、NTTを使えばわずか9円。プロバイダーの使用料金は、1件あたりにすれば、やはりタダに近いですね。何よりも、ネットの使用料がタダ! 市内外、県内外、そして国内外(!)に関わらず無料。こんな魅力的なことはありませんね。

これが郵便を使うとすると、その封筒づくりなどの労力、郵便料金などもバカになりません。快適に、瞬時に、極めて廉価につかえることが、ネット社会がもたらした恩恵です。これを使わない手はありませんね。

もっとも、この文を読んでいる方は、その恩恵をすでに十二分に受けているわけですから、こんな講釈は無用でしたね。失礼しました。

2001.2.1(木)

◇航空機のシートベルトに異議あり!

今日から2月。冬本番。先月も大雪がありましたが、今月ももっと降るかもしれないと思うと、ぞっとします。

ぞっとする事といえば、昨日のジェット機ニアミス事故。管制のミス、双方の回避操作のミスなどが重なり、あわや大惨事という事態でした。なにしろ2機の間の距離が10メートルというのは、衝突していてもおかしくない距離です。広いはずの空ですが、航路はだいたい決まっているため、けっこう近くを飛んでいるのだそうです。

飛行中のシートベルトについては、もう少し考えるべきだと思います。安定した飛行中でも、今回のような急な回避操作による事故も起こりえますし、予期せぬエアー・ポケットなどもわりとあるのだそうです。原則として飛行中はシートベルトを着用にすべきでしょう。自動車による事故より確率的に多いのか、少ないのかは分かりませんが、自動車ではシートベルトを付けているのですから、いったん事故になったらとてつもない規模の被害がおきる航空機で、シートベルトを付けないでいることは、おかしなことです。(私が飛行機に乗っていたときは、ずっと付けていましたよ)

もう一つ。あの2点式のシートベルトはつて自動車で使われていました。しかしそれでは危険だということで、今では3点式になっています。(レース用の車では4点式になっているため、大きな横転事故でもほとんど無傷でいられます。)それなのまだ2点式を使っているのは、大いに問題だと思うのですが、いかがでしょう。

事故を防ぐために、パイロットは教育を受け、航空機は改良されています。でも、それでも事故は起こるんだということを前提にした対策は、必ず必要です。

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