塚田こども医院

日誌(更新記録)2001年4月

2001.4.28(土)

◇GWに入りました 

今日から世の中はGW突入。午前は通常通りに診療しましたが、予想通り混みあっていました。中には具合の悪くGW中のことが心配な子もいました。(逆に言えば、そうではない子が多かったということになりますが・・)

午後は設計士さんと病児保育室の打ち合わせ。来月中の改装に向けてGOサインです。いよいよです。これから中身をしっかりと考えていかなければ・・ でも、やってみないと分からないことがいっぱいあるような気がしています。先に考えすぎて、硬直し融通のとれないプランを作るより、どんなニーズにも応えられそうな柔軟性のあるプランのほうがいいのかなと思っています。

そういうと体裁がいいですが、本当は「出たとこ勝負」。「あとは野となれ山となれ」・・これはちょっとひどいな。「病児保育よ、ドンと来い。どんな子どもでも面倒みてやるよ!」・・こういうキャッチ・フレーズで行きましょう。

明日からGW前半の2連休。30日(月)は地元FM局で生出演します。それ以外は、農作業と日曜大工に精を出したいと思っていますが、耕耘機を運転し、ペンキを塗っている時間よりも、こうしてパソコンに向かっている時間の方が長いような予感もしているところです。

では、GWを事故なく、楽しくお過ごし下さい。

2001.4.27(金)

◇GW直前のバトル? 

さあ、明日の外来を終えれば、GW突入! といっても、どこに行くわけでもありません。6月からは「病児保育室」を始めようとしていますが、その準備で終わりそう・・ 

以前自宅として使っていた医院の2階部分をあてるのですが、実は当時のものがまだ残っていたりで、とてもそのままは始められないのです。引っ越しとか、こんなことでもなければ片づけがちゃんとできない性格なので、「自業自得」とあきらめています。

外来も連休前で忙しくしています。普段の外来では、発熱していてもさほど大きな病気ではないようならゆっくりと待てるのですが、さすがに今はそうは言っていられません。特別な問題がないか、検査なども多くなりますし、心配なお子さんには点滴などをしたり、一日の内で2回来ていただいたり、毎日通っていただいたりしています(こまめに診れるのは、開業医のいいところ!)。

明日もまたバトルが繰り広げられることでしょう!?

2001.4.26(木)

◇目の前で・・ 

今日を入れてあと3日頑張れば、GW! カレンダー通りで、5月1、2日は診療、それ以外がお休みです。

でも、大型連休の前になると、いつもばたばたしています。普通の風邪でも、何日分出せば大丈夫か、数えながら処方したり、具合が悪いと早めに良くなってもらうために点滴が多くなったりと、落ち着きません。

おまけに今日はなぜか熱性けいれんの子が続きました。そのうち一人は、なんと診察中にけいれんをおこし始めたのです。1分ほどで自然に止まっていきましたが、けいれんの最初から最後までの全経過を見るのは、数少ない経験です。(私の顔を見たからひきつけた??)

「ほとんどのけいれんはそうっとしておくだけで、1〜2分で自然に終わるからね」といつも話しているのですが、この1分が実に長いこと! 見通しが分かっているはずの私でも、これぐらい緊張するのだから、親御さんが慌ててしまうのは、仕方のないことですね。

といっても、一応私は小児科医ですから、顔には出しません。不安な気持ちもそっと押し殺して・・じっと耐えていました。ふー、疲れました。

2001.4.24(火)

◇新潟日報に投書掲載 

当院は、今や珍しい「院内処方」を意識的に行っています。今からさかのぼること11年前の1990年6月に開院しましたが、当初は「医薬分業」で、まだ数少ない「パイオニア」状態でした。しかし、いろんなことがあって、1996年9月より調剤薬局とは別れを告げて院内でお薬を出すようにしました。世の中の流れは「院内から院外へ」であり、全国的にも医薬分業率は40%以上に進展しました。当院の選択は、この流れに真っ向から逆らうものです。

医薬分業の利点、必要性はよく理解しているつもりですが、「かかりつけ薬局」をつくるんだという国の方針(?)は建前に終わっていて、実際は「門前薬局」ばかりというのが、現状です。こんなことでいいのかな、といつも疑問に思い、時々は「おかし〜〜いよ!」と声を上げています(いつも叫び続けているわけにはいきませんので)。

先日(19日)も、当地で有力な地方紙(発行部数は地方紙として国内最大だそうです)である「新潟日報」の社説に引っかかるものがあったため、投書したところ、今日の投書欄「声」に掲載されました。ご紹介しますので、どうぞお読み下さい。

患者への負担強いる医薬分業

 十九日付社説「広がる院外処方」では、医薬分業が急速に普及してきたことを受けて、安全な調剤業務のために「薬剤師は専門性向上を」と主張しています。現在、分業率は四十%を超え、大病院でも院外処方せんを発行するのが普通になってきました。しかし、医薬分業が患者さんを本当に幸せにしているのか、疑問に思っています。
 かかりつけ医と同じように、患者が「かかりつけ薬局」を持つことが期待されていますが、現実はどうでしょうか。多くの調剤薬局は、医療機関に近接する「門前薬局」です。一軒の病医院について一軒の薬局があり、患者は受診する医療機関の数と同じだけの薬局を訪れています。
 医薬分業では、病医院から外にでて、もう一度薬局へ行きます。経済的負担が増えるだけではなく、体力のない老人や、急性疾患で具合の悪いことが多い小児などにとっては、その肉体的負担は決して少なくありません。雨や雪などのときには、いっそうです。
 薬剤師による安全な調剤業務は必要ですが、それを院内で行う仕組みがなぜできないのでしょうか。日本の医療行政は「院内処方切り捨て」「医薬分業優遇」へ大きく舵を切ったままです。医療の中心にいるはずの患者さんが取り残されていることに、危惧を憶えています。

2001.4.23(月)

◇もっと仕事がしたいよ〜〜!の巻 

21日(土)は午後4時〜9時まで上越休日診療所での勤務。医師会員が順番に当番をしています。日曜は昼間と夜に分かれての2交代制。土曜は以前はなかったのですが、病院の外来が土曜休診が普通になってきたため、最近始まりました。そのせいか、あまり利用者がいません。ちょうど風邪などがはやっていないという事情もあるのでしょうが、それにしても少なかったです。

さあ、ここでクエッション! ジロー先生は何人の患者さんを診たでしょうか? ・・正解は「2人」。いつもは子どもが多いのですが、この日はいづれも大人。拍子抜け・・ というより、精神的に疲れましたね。本を持ち込んで読んでいましたし、普段は見ないテレビもゆっくりと見たので、時間は有効に使っていたのですが、でも、終わったあとに「今日も仕事をしたぞ!」という適度な疲労感が、感じられませんでした。

まるで「拘禁」されていた人質のよう・・ もやもやした気持ちは、日曜日いっぱい続きました。せっかく仕事にいくのですから、適度に患者さんが来てくれると、気持ちよく仕事を終えることができるのにな・・と思っていました。

もっとも、これでメチャクチャ忙しいと、「何で他の医者が休んでいるときに自分だけ・・」なんてことを言い出すんでしょう。わがままなもんですね。

2001.4.21(土)

◇小耳にはさんだいい話 

昨日は医師会の会合に出かけてきました。本当は余り好きではないのです、医者の集まりは。私は有名な(?)「医者嫌い」。どうもエライ人が好きになれないようです。でも、子どもみたいなことをいつまでも言ってられないので、時々はがまん(?)して出席しています。

そんな会合に出て、いいこともあります。ふだんはなかなかお会いできない方とも、フランクにお話しできます。市町村長の方もそうで、「もの申す」いい機会でもあります。

きのうは上越市長さんとお話をしてきました。今年の秋に市長選挙があるので、その公約にぜひ「乳幼児医療費助成の拡大」を入れてほしいとお願いしたところ、「大丈夫!」との心強いお返事をいただきました。やったー! 新潟県は全国最低ランクの水準。この9月より、外来についてはゼロ歳のみから2歳児以下に対象が広がりますが、でも全国的にはまだまだ。市町村独自の上乗せを求めているところです。

今は自民党総裁選の話題が毎日報道されています。実質上は日本の総理大臣になる方を選ぶわけですから、過熱気味になるのもやむを得ないでしょう。でも、それを毎日見ている「非自民党員」は、いささか食傷気味。・・でも、身近な市長選挙で、自分たちの生活に直結した課題があるようだと、また感じ方が違いますね。市長選挙の行方が、もう気になり出しました。

さきほど外来が終わりましたが、今日は休日診療所の勤務。午後4時〜9時まで。このまま「夜勤」に突入のようです・・

2001.4.20(金)

◇これから医師会 

今日は年度始めの医師会総会(と懇親会)。6時から・・ え! 今は6:15! もう完全に遅刻・・ これでも今日は早く終わったけれど、遅くまで外来をしている開業医が6時からの集まりにでかけていくなんて、無理な話。誰のための、誰の会なんだろうと考えてしまいます。

では、もっと早く仕事を切り上げればいいのかな? 世の中「アフター・ファイブ」という言葉もあるぐらいで、6時になってもまだ仕事をしているほうがおかしい? でも仕事から帰ってから連れてくるお母さん方も少なくないし、小学生や中学生は部活なんかで遅くなって家に帰るのが普通みたいだし、やっぱりある程度遅くまで外来をあけておいたほうがいいですよね。

「保険」のうえでの決まりもおかしいです。診療時間をすぎたら「時間外」の扱いができるかというと、そうではありません。午後6時以降でないと認められていません。つまり6時までは「時間内」として働きなさいということなのでしょう・・ こんな決まりを作っている国や県のお役人は、勤務時間をすぎれば「時間外手当」をもらっているのに!

さあ、こんなことを書いているとますます遅くなりそう・・ でもまだ点滴をしている子どもたちが何人かいるので、もう少し落ち着いてから出かけることにしますね。今日もまた「できあがった頃」に出かけていく小児科医でした。

2001.4.19(木)

◇投書の反響 

昨日の投書に、何人かの方からメールをいただきました。みなさんがお母さん方で、実際に同じような体験をされているようです。健診に限らず、私たち医療人がいかに無神経にお母さん方に接しているか、思い知らされます。

あそこで言っていることは、私にとってはいわば「願い事」。そうありたいと思うのですが、なかなか現実にはうまくいていません。まあ、それを正直に認めるところから始めましょう。

今日は病児保育を担当していただく保育士さんの再度の面接をしていました。だんだんと形ができてきています。乞うご期待!

2001.4.18(水)

◇今日の読売新聞に・・ 

私の投書が掲載されました。「気流」という投書欄のトップです。以下にその内容を紹介します。

不安なお母さん励ますのも大切

 「乳幼児の健診で気分が沈んだ日」(11日)を読み、私も小児科医として、同じようなつらい思いをお母さん方にさせていたのではないかと、反省しています。専門家の何気ない一言が、お母さん方の自信を失わせることもあるという事実に注意しなければならないと感じました。
 お母さん方を戸惑わせる原因には、言葉使いの問題ばかりでなく、健診の役割や性格が、社会の変化に対応していないことにもあるように思います。
 かつて食べ物が不足していた時代には、子どもの栄養状態や健康状態をチェックするためにる種の物差しを使い、「正常」と「異常」をはっきり評価する必要がありました。でも、社会が豊かになった今では、むしろ、体や心の成長はみんな違うという観点に立ち、個性を大切にしながら、より良い成長を考えるという方向で、健診の在り方も変えていくべきでしょう。
 確かに最近は、児童虐待の可能性も考えながら、発育状況をチェックしなければならないという事情もありますが、「孤育て」とも言われるように、社会や夫からも十分な理解が得られない中で、頑張って子育てをしている多くのお母さん方を元気づけることも健診の大切な目的のはずです。
 「あなたが頑張っているから、お子さんがこんなに大きく、立派に育っているよ」--。こんなメッセージを心をこめて伝えていきたいと思います。

2001.4.17(火)

◇もうそろそろ葉桜 

今朝、かぜが吹くとはらはらと花びらが落ちてきました。「花吹雪」の中を学校に通う子どもたちの姿も、また印象的です。(でも、外掃除が大変・・!?)

昨日、読売新聞の方から電話をいただきました。11日の投書欄に「乳幼児の検診で気分が沈んだ日」という投書を読み、私なりに伝えておかなくては・・と思って投書しました。電話は、その内容の確認でした。一部書き換えもありましたが、ここ数日うちには掲載されるとのことでした。その時は、ご紹介しますので、ぜひお読み下さい。

13日から始まっている「小野裕子人形展」が大変好評です。展示したお人形が全部で50体ぐらいでしょうか、先ほどお聞きしたら、ほとんど全部売れたとのことでした。そして、多くの方に見ていただき、喜んでいただいています。遠くからお越しの方もお出でです。わざわざ東京から泊まりがけで、先生の人形を求めに来られた方もおられたと聞き、ビックリしました。

マスコミ(といっても地域のミニコミが中心ですが)も大いに注目し、取り上げていただいています。すでに「上越タイムス」には初日にカラー写真付きで紹介されました。これまで取材を受けたのは、上越有線放送、上越読売、上越ケーブル・テレビ(JCV)などです。19日には、エフエム上越(FM-J)の中継が予定されています。(取り上げていただけるかは分かりませんが、新潟テレビ21(NT21)にも声をかけてあります。)

すごいことです! 芸術的にもすばらしい人形を、丁寧に作り上げてきた小野先生の努力のたまものです。陰ながら応援してきたものとして、うれしい限りです。

15日に保母さん(保育士さん)の面接を行いましたが、みんな素敵な方ばかりで、人選に苦慮しています。医院にとっても事業の成否をにぎる大切な人材ですが、その方にとっても、もしかしたら人生の進路を決めてしまう大変な出来事です。いきおい慎重にならざるをえません。これまで開業して11年。多くの採用のための面接を行ってきましたが、最後の決断にまでたどるつくまで、いつも胃が痛む思いをしています。経営者として、一番大変なときです(銀行の借金のことを考えるときも、気が重くなりますが・・)

2001.4.16(月)

◇さよーなら、満開! 

先週の前半に早々と満開になった桜・・週末までもちこたえてくれるか心配していましたが、大丈夫でした。花びらがはらはらと落ちている様も、お堀の水面が桃色に染まる様も、また風情あるもの。ちょうど良かったみたいです。

マイ・カーはもちろん、観光バスも多くやってきていました。関東や関西方面のナンバープレートもたくさん見かけました。遠くから、ありがとうございました。

「観桜会」は次の週末まであるのですが、ここ数日で葉桜になってしまいそうです。今年のお花見も、もう終わりに近づいてきました。

私の自宅は高田公園のすぐ近くにありますので、毎日桜を見ながら出勤しています。家からでると、その場でお花見ができるので、一日に3、4回出かけたときもありました(お散歩ですが)。我が家の娘も、毎日のようにお花見にでかけていますので、浮かれた毎日を親子で過ごしていました。もう少しで、やっと落ち着いた生活に戻りそうです。

もっとも、この週末は新潟市に出かけたり、保母さんの面接をしたりで、日中はほとんど家にいませんでした。多くの方がお花見に来られるのに、私たちは「脱出」していました。変な家族です。

2001.4.13(金)

◇ま〜だ、満開! 

昨日の悪い天気から一転、今日はまた良く晴れました。お昼間、用があって公園に行ったのですが、カメラを片手に散策する人たちでにぎわっていました。(ここにアップした写真も午後1時ころのものです・・デジカメを忘れてきたので、朝、写真が撮れなかったのが真相です)

今日から「小野裕子人形展」が開催されました。お祝い方々、顔を出してきたのですが、午前中はお生徒さんを初めとして、すごい賑わいだったそうです。お人形の半数以上は、もう「嫁入り先」が決まってしまったようです。もちろん、私の所へも何人(?)か、お願いしてきました。30日の会期が終わるまではそのままですが、そのあと、医院や家にやってきます。中でも一番優しい表情の赤ちゃん(乳母車に乗っている!)は、診察室の私のすぐそばに来ることになっています(といっても、別誰が決めたわけではなく、私が決めたのですが)。今日はだっこさせてもらいましたが、その感触が忘れられません。待ち遠しいです(何だか、本当の赤ちゃんを待つパパのよう・・誰ですか? 孫を待つジジーのようだと言っているのは!?)。

今日の「上越タイムス」(地元の日刊紙)にカラー写真付きで紹介されましたし、来週にはFM-J、上越有線放送などの取材も予定されています。予想以上の反響に、いつも先生のお人形に囲まれている私たちは幸せです。また、今回の会場となっている「ぬっくもっく」のオーナーの方との仲を取り持ったのも私たちですが、「仲人役」を無事果たすことができ、うれしい限りです。

お近くの方は、ぜひ行かれて下さい。

2001.4.12(木)

◇ちょうど、満開! 

昨日はすっごく良いお天気で、最高のお花見日和になりました。水曜の午後は休診にしているので、ゆっくりと散歩をしてきました。(年一の孝行息子も演じていました・・)

夜桜もサイコウ・・ということで、娘といっしょに夜桜見物にも出かけていました。実は朝も公園内を散歩していたので、一日に3回も出かけていました。どっぷりとお花見につかった一日でした。

実はこのところ、朝早く起きています。5時半か6時ぐらい。もうおじいちゃんになったみたい・・(だ〜れ? そうだって言っているのは!?) カラスがにぎやかにしてくれるからなのです。前日に残ったゴミをあさりに、大挙して押し寄せてきます。普段でも公園内にはいるのですが、ここ数日は恐ろしいほどの光景です。彼ら(?)は賢いから、美味しい物のあり場所が分かっているんですね。

お花見を楽しく過ごすのもいいですが、やはり後かたづけはちゃんとして下さいね(やっぱりオヤジになっている・・)。それに、ゴミがでるのは分かっているのですから、観桜会の主催者は夜明けころからすぐにゴミ回収をしてほしいです。けっこう多くの方が朝の散歩を楽しんでいますし、その中には観光で来られている方もいることでしょう。公園がゴミとカラスだらけでは、印象が悪いですよ!

今日はお昼間に雨と風が強く、気温もぐっと下がりました。夜桜見物は、暖かい格好でお出かけ下さい。花がこのまま散ってしまわなければいいのですが・・

2001.4.11(水)

◇まさに、満開! 

高田公園の桜は、本当に満開です。初夏のようなお天気で、「咲き乱れる」といった表現がピッタリです。

今日の午後は休診なので、市の健診が終わった後、年取った両親を久しぶりに連れ出そうと思っています。1年ぶり(?)の親孝行です。

父は、脳梗塞でやっと歩行ができる程度。寝ていることが多いです。でも、この桜の季節になると、生きていて良かったね、なんて素直に言えるような気がします。

2001.4.10(火)

◇そう、満開! 

今朝の高田公園、もう満開に近い桜で埋め尽くされていました。花びらが、20度を超える「暑さ」に堪りかね、固い蕾から一斉に飛び出していたようです。今日もまた暑い(!)一日だったので、本当に満開になったことでしょう。

今朝出かけるとき、何本かの桜は「葉桜」になっていました。なんと短い命。こんなことでは、今年の見頃はここ数日。週末(14〜15日)にお花見のピークが来そうですが、その時はもう葉桜見物になっているかもしれません。観光客の残念そうな顔が浮かんできます。

つい10日ほど前は、雪模様の寒いお天気でした。そう、我が家の犬も、寒い中で15歳の命を落としていきました。これまではそのチロをつれて、桃色のアーチの中を散歩するのを楽しみにしていましたが、今年はそれができません。我が家にとっては、寂しい春になりました。

でも、また新しい季節が訪れ、新しい生活が始まります。チロのことは、私たちが大切に思い続けることで、心の中では生き続けることでしょう。

ちょうど、桜の花が散ってしまっても、そこに新しく、たくましい木々の命の息吹を見つけるように。

2001.4.9(月)

◇もう満開? 

ここ数日、とても暖かい日が続いています。初夏のよう。7日(土)に咲き始めた市内の桜も、昨日でいっせいに開き始め、今朝は三分咲きくらい。(トップのページに、今年も「日替わり桜模様」をアップしました)

お昼間に電話で聞いたら、もう満開になりそうだとか。当地の高田城跡公園は「日本三大夜桜」の一つ(自分たちでそう言っているだけかもしれませんが)。これから帰って夜桜見物するのが楽しみです。もっとも、屋台がいっぱいと並んでいて、「花より団子」状態ですが。

2001.4.7(土)

◇病児保育室の「形」が見えてきました 

6月から病児保育を始めます!・・と大見得を切りましたが、まだ具体的なイメージはできていないのが正直なところです。スタッフ(保母さん)は次に日曜に面接しますので、まだ決まりませんし、内容もまだぼんやりしてます。

でも、今日は設計士さんと打ち合わせをし、スペースの具体的なイメージはずいぶんはっきりしてきました。医院の2階で始めるのですが、ここは開業当初は自宅として使用していたところ。今は会議室、休憩室など、直接患者さんの使わない「バックヤード」として使っていますが、比較的余裕があります。その一部を使おうというのが、現在の案です。

8畳ほどの部屋を2つ(和室と洋室)が専用に確保できますし、洗面所、トイレ、キッチン、洗濯場、物干場などは共用ではありますが、それなりのものがすでにあります(必要であれば、シャワーやお風呂も)。今日はその使い勝手をよくしたり、子どもたちが使うにあたって危険がないかなどをチェックし、いくつかの改修などをお願いしました。

さあ、これで「形」は大丈夫。あとは、「人」と「内容」です。もう2か月を切りました。外来でこのお話をしていると、とても期待が大きいことを肌で感じます。それにしっかりお応えできるよう、良いものを作り上げようと思っています。いろんなご意見をお聞かせいただければ幸いです。

明日は、東京で「最新小児科学の基礎知識と診断」の第2回の講義を受けてきます。今回のテーマは「予防接種」と「感染症」。日帰りでちょっとハードですが、でも新しいことを吸収できるのがうれしいです。

2001.4.6(金)

◇チロのこと(2) 

今週はちょっとつらい週でした。15年寄り添ってきた愛犬を失った当初より、ずいぶんと落ち着いてはきましたが、それでもときどき、「ああチロはいないんだな・・」と実感することがあります。

最初のころは、外で犬の散歩姿を見たときがそうでした。私には、もういっしょに散歩するチロはいないんだ、と。朝おきたとき、カーテンの向こうに飼い主を捜しているチロの姿は、もう見えません。家に帰ったときも、そうでした。そんな様子に、だんだん慣れてはきたのですが・・

今日は、コンビニで買ったものをテーブルに並べているときに、その感情がふとおこりました。なぜかというと、以前は散歩の時のウンチ拾いに、コンビニやスーパーの買い物袋が必需品だったからです。「もう、この袋をとっておく必要はないんだな・・」そんな時に、ふと「喪失感」がわき起こるものなのですね。

心の整理というものは、なかなか難しいものです。自分の飼い犬ですらそうなのですから、大切な家族、あるいは自分の命よりも大切な子どもを失ったときの気持ちは、想像を絶するものがあることでしょう。小児科医として、これまでそんな場面に立ち会ったこともありますが、自分がいかに薄っぺらな対応しかしてこなかったか、よく分かりました。

チロが最後に残していってくれたもの・・それは、私たち家族の、人間としての心の成長だったかもしれません。

2001.4.5(木)

◇ゆめいろ人形の新作です 

いつも当院の待合室を飾っていただいている「ゆめいろ人形」の新作をアップしましたので、どうぞご覧下さい。今回は「葉っぱのフレディ」がモチーフです。森の精のような可愛い葉っぱたちが、楽しく遊んでいます。

お人形を作っていただいているのは、小野裕子先生。こちらで人形教室もされている方です。縁あって、常設のディスプレーを用意させていただいています。先生は、年に数回、オリジナル人形をその時々の季節のテーマにそって、作られます。その一つひとつ(いや、一人ひとり)のお人形に、命が吹き込まれているようで、いつも感動をもって展示しています。

来週、市内で先生の作品展が行われます。お近くの方はぜひご覧になって下さい。きっと素敵なお人形に出会えることでしょう。

小野裕子人形展
・4月13日(金)〜30日(月)
・10am-6:30pm、水曜はお休み
・ぬっくもっく 上越市本町5(電話0255-24-3299)

2001.4.4(水)

◇チロのこと(1) 

チロが我が家にやってきたのは、私の仕事と多少関係があります。以前勤めていた病院でのこと。喘息の治療中の女の子が、「最近、犬を飼い始めたよ」と話してくれました。でも、発作をよくおこしていたので、「それはどうかな?」と答えると、本人と、いっしょに来ていたお母さんも困った顔をしました。・・「じゃあ、先生のところでもらおうか」と言ったのが、チロとのつきあいの始まりでした。

我が家では、確か上の男の子が小学1年ぐらい。その下に2歳年下に女の子がいますが、いっしょになって「犬を飼いたいよ〜」と言っていた時期なので、まあいいか、ぐらいに簡単に考えていました。子どもがお願い事をするときの恒例で、「自分たちがぜ〜んぶ面倒をみるよ。餌をやったり、散歩をしたり・・」まあ、言葉半分に聞いていましたが、それが失敗。1週間もすると、言葉10分の1ぐらいでしたね。あとは、パパとママの仕事・・

朝夕の散歩に連れていくのはちょっと大変だけど、運動不足の私にとって、まあそれもいいかな。お昼間、家で一人でいることの多いママにとっても、いい話相手ができたよう。そんなこんなで、15年以上、家族同然の付き合いをしていました。

同じ日、私の知人が十数年飼っていたインコが亡くなったばかりだと教えてくれました。その方の名前がTさん。チロの来たのもTさんから。そして私の妻の旧姓もTです。・・なんだか、うなってしまいました。


在りし日のチロ(亡くなる4日前、1年ぶりに帰ってきた息子がカメラにおさめた写真です)

2001.4.3(火)

◇新聞できました 

遅ればせながら、「こども通信」4月号がやっとできました。アップしてありますので、ご覧下さい。

チロのことでお話しようかと思っているのですが、どうも筆(指?)が進みません。少しお待ち下さい。

2001.4.2(月)

◇出会いと別れの時・・ 

昨日から4月、新年度に入りました。新たな出会いの始まりです。新しい環境に早く慣れるといいですね。

出会いの前には、多くの別れもありました・・我が家の愛犬=チロが、3月31日亡くなりました。享年15歳。家族の一員として触れあってきましたので、突然の死に、戸惑うばかり。今日は少し気持ちが落ち着き、仕事も普通にできましたが、チロの話は、また別な日に紹介します。まだ、つらいです・・

「こども通信」4月号は、現在作成中です。明日には、アップしますので、お待ち下さい。

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