塚田こども医院

日誌(更新記録)2002年4月  月別の索引

2002.4.30(火)

◇4月最後の日は忙しい外来でした

今日は連休明けで、風邪などの子どもたちがとても多かったです。ここ数日で治しておかないと、GW後半の4連休が心配ですね。さあ家族そろって出かけよう、などというときに限って、子どもは熱を出したりしがち。幼い子どもがいる家庭では、出かけるのも大変です。

私もまだ若かった頃(!?)、何度子どものことで泣いたことか・・ 子どもミュージカルが好きだったのでよく出かけて行ったものですが、その途中で一人が吐き出し、到着寸前に、文字通りドクターストップ! 北海道へ1週間の家族旅行を計画したときは、前日から一人が発熱。扁桃炎だったのですが、この時は「医師同行」でOK(というより、せっかくの休みを中止したくなかったという、親の勝手な思いで子どもを振り回しました)。丸一日のフェリーででは点滴をしながらの長旅。向こうについても、夜は点滴を何日かしていました(旅館の仲居さんがいぶかっていました)。めちゃくちゃなことをしたと、今でも反省しています(でも、楽しかったですが)。

今ではGWといっても、子どもは部活や友達との付き合いで忙しくて相手にしてくれません。残った仕事を片づけたり、多少の庭いじり、犬の相手をして過ごそうかと思っています。もっとも、4連休の中の一日は休日診療所の出番で、出かけようにも無理なのですが。

今日で4月が終わり。明日からはもう5月(当たり前)。「こども通信」5月号はただいま作成中。明日にはできるはずですので、こうご期待!!

2002.4.26(金)

◇今日も銀行ネタ

みずほ銀行の失態についてはニュースなどで繰り返し取り上げられています。銀行の内部事情もコンピューター・ソフトのこともよくは分かりませんが、新銀行スタートの日程については、どうしてこんな日を選んだのか、不可思議でしかたありません。

4月1日は新年度の初日。しかも今年は月曜日。当然、多くの業務が集中するはずです。部内的にも、配置転換などがあったかどうかはしりませんが、その前日、新入社員の入社式をしていたわけで、全くの新人がそこに居るだけでも業務上のマイナス要因でしょう。せめてこの日にちをずらしていたら、トラブルが起きてもこれほど大規模なものにはならなかったかもしれません(それとも、焼け石に水?)。こんな日を選んでしまった経営トップの判断が「エイプリル・フール」と軽く流すことができれば良かったですね・・

私はある面では恐がりです。日程を決めるとき、もしものことを考えてしまいます(時には、えい!っと勢いだけでやってしまうこともありますが)。当院の開院の日は、1990年6月14日木曜日でした。まったく初めての業務を立ち上げるので、できるだけいろんなことが集中しない方がいいと考えました。週の初めからのスタートでは、事前の準備が整わないかもしれないので不安(やはり前日遅くまでまで業者との打ち合わせや職員との予行演習でバタバタしていました)。また、私と職員の緊張が丸まる1週間持続するかも心配でしたので、数日でお休みがはいるよう、週の半ばを開院日にしました。医療機関の請求業務は月単位でまとめて行います。月の早い時期では、翌月に行う初めての請求も業務量が大きくなることも懸念され、月の途中から始めたのも、それなりに意味のあることでした。(実際に始まってみると、ヒマをもてあましていましたね。商店などの「新規オープン」と違って、最初から患者さんがどっと来られるわけではありませんでした)

当院のような超零細企業(家内工業?)でもそんなことに配慮しながら仕事をしています。それは、医院がもしつまづけば患者さんや地域に対して迷惑をかけることになるからです(当院が評判を落として、患者さんが来てくれなくなるという面ももちろんありますが)。社会的責任を果たしていくもの、私たちが地域の中で仕事をしていく上で絶えず念頭に置かなくてはいけないことだと心得ています。

それなのに、世界一になった超大銀行が、こんなていたらくでいるなんて、とても信じられません。潔く、日本の金融市場から退場していっていただいてもいいのではないでしょうか。(もっとも、残る銀行がみな素晴らしいというわけではないでしょうから、あんまり事態には変化はないかもしれませんが)

2002.4.25(木)

◇銀行→郵便局へ

銀行の話の続きを書こうと思いますが、先に訂正を。普通預金の金利が引き下げられ、私の利用している銀行では0.001%になったと書きました。100万円を1年間預けて10円の利子。ここまでは合っているのですが、実際の手取りはもっと少なくなります。20%が税金として持っていかれる(分離課税)ので、なんと8円!というのが真相です。税引き実質利子は0.0008%。これはもう「天文学的な」?数字です。こんなんだったら、いっそ「利子」などと言うのはやめてしまったらどうですか!? 

今日の話は送金の手数料。近くの銀行で来月中旬から引き上げられるというのです。特に他行への送金が高く、3万円未満が630円、3万円以上が840円になります。これって、どうなんでしょう。仕事でいろんなところへ送金するとなると、決して馬鹿にはできない金額です。500円とか1,000円とかの少額を他の銀行に送るだけで630円もかかるのでは、もう銀行を利用しないでくれっとでも言っているようなもの。

他の銀行はどうかと思って調べてみましたが、だいたいは同じ額。すでに実施したり、来月からの予定だったりと、実施期日は違いますが、中身はだいたい同じ。金融機関というのは、大蔵省(現財務省)の護送船団方式をやめ、自由競争の時代に飛び込んだのではなかったですか? 結局やっていることは、右習え(上習え?)なんですね。

では、どうすればいいか? 当院で始めているのは郵便局の利用です。この程度の少額なものなら70円という、一桁少ない手数料で送金してくれます。さらに、入金があったときは、郵便を使ってその明細を知らせてくれます(さすが郵便局!)。銀行では昔は電話で教えてくれたましたが、今では自分で通帳をもって記帳してこないことには、入金されている事実も分かりません。誰からかも、簡単な表記しかないので、あれ?っと思うこともあります。郵便局のものは、相手の名前・住所などはもちろん、通信欄に書き込んである内容もコピーされていますので、お金の意味合いも的確に把握することができます。家や仕事場で居ながらにしてこれらのことが全て、ほぼリアルタイムに分かり、なおかつ低料金となれば、使わない手はないですね!

郵便局はいろいろと言われていますが、でも上手くつき合っていくと面白いなと、見直しています。遠く離れている子どもたちへの仕送りを、出し入れ無料(手数料なし)で送金する方法も、郵便局なら可能です(すでに使っていますよ)。いままでお役所的な仕事が目についていましたが、最近はそうでもなくなってきていますので、少しお付き合いしてみようかな、などとも思っています。←手数料なしの送金方法を知りたいかたがおられましたらリクエストして下さい!(もしかして、そんなことは常識だったりして・・)

2002.4.23(火)

◇銀行の役割

今月に入って一番大きな話題(問題)は、みずほ銀行のことでしょう。3つの大銀行が統合し、世界一の預金量を誇るメガバンクが誕生しましたが、そのスタートの日に見事につまづいていました。4月1日・・笑えないエープリル・フールでした。

銀行の役割は、まずは「預金」。お金を貯めておくところ。昨今は金利が低く、預ける気にもなりませんね。普通預金の金利が0.001%、つまり100万円預けても1年間に10円! 人をバカにした話です。その上、もしも銀行が潰れれば全額は保護されなくなってきています。ぺー・オフ制度がそれ。自宅でタンス預金しているのが一番「安全・確実」なのかもしれませんね。

次の役割が「融資」。バブル経済のころは要らないといっても貸し出していましたし、いかがわしい不動産や事業にも湯水のごとく融資をしていました。バブルがはじけて、それらが「不良債権」となり、返済の見込みがたたないものが大量にでて、それが銀行の経営を圧迫しているというわけです。そこに「公的資金」というなの税金を投入し、銀行を救おうとしているのですから、私たち国民はよっぽどお人好しだと思いますよ。それにしても不思議なのは、あの時のお金はどこにいってしまったのでしょう?? 美味しい思いをした人や企業がいっぱいいたはず。それらが「不正」によって行われていたのなら、その実行者(借りた方と貸した方の両方)は「犯罪者」としてきちんと処罰を受けるべきです。それなくして税金をじゃかじゃか投入するのは、やっぱりおかしいですよ。

もう一つの仕事は「決済」。いろんな支払を銀行を通して行うことで、経済が動いています。この決済ができない事態になれば、企業にとっては死を宣告されかねません。2回続けて手形が落ちないと「倒産」だと聞いています。個人でも、融資の返済が滞れば「過剰債務者」のレッテルと貼られ、社会的信用は失われてしまいます。

私も零細企業の「社長」ですが、お金を巡ってはいろんな苦労をしています。融資の返済に追われ、毎月の支払をこなしていくのは精一杯。将来の確実な収入があっても、手元に現金がない限り、支払はできません。決算上は黒字でも、とりあえずすぐに使える流動資金がなければ支払不能→倒産ということもありえるのです。

みずほ銀行で大問題となったのは数百万件にものぼる引き落とし不能(遅延)や、キャッシュ・カードの使用不可能でした。これらは3番目の「決済」機能のダウンです。たえずフロー資金の決済で苦労している私のような立場から見ると、みずほ銀行のおこした問題はとても大きいものがあるように思います。

銀行は信用でなりたつ商売だと思っていました。その信用をドブに捨てるようなことをいとも簡単にやってくれたものです。もっとも、もともと信用なんてないのであって、そんな幻想をいだいている一般市民を目覚めさせたと言う意味で、歴史的出来事なのかもしれませんね。

そろそろ月末。これから業者への支払の段取りをつけないと・・ 夜なべ仕事が待っています(T_T)

2002.4.22(月)

◇ポリオ予防接種の変更について

このところ暖かい日もあり、急に寒い風のふく日もあります。今日などは「夏日」だったようで、汗をかきながら仕事をしていました。先週ぐらいまでは夜はまだ全館暖房を入れていましたが、それも終わり。桜も終わって、あとは夏を迎えるばかりになりました(ちょっと気が早いかな)。

先週、「ポリオ予防接種の方法を来年度以降、変更」(生ワクチンの経口投与→不活化ワクチンの注射)という報道がありました。私のところへも何人かの方からさっそくお問い合わせいただいています。厚生労働省としてはその方向で検討をしているということで、実施に移されるのはまだ未定です(日本の会社で現在不活化ワクチンを作っているところはありませんので、それだけでもそうとうの期間が必要かと思います)。今しばらくは現行のまま、生ワクチンの経口投与を受けておくことでいいのではないかと思っています。

以下に、もう少し詳しく書いた物を紹介しますので、お読み下さい。

ポリオ予防接種については、近々接種方法の見直しが行われるようです。現在は「生ワクチン」を使用しています(経口投与)ですが、「不活化ワクチン」(皮下注射)に変更されるでしょう。理由は、ポリオが日本では絶滅に近い状態になっています(これまでのポリオ・ワクチンによるものです)が、そうなったために副作用等の有害な事象が目立つようになってきたためです。より安全なワクチンに切り替えようという動きです。すでにアメリカなどでは不活化ワクチンが使用されているのは、お話の通りです。

しかし、それがいつから実施されることになるか、まだはっきりとは分かりません。というのは、今は国内で製造できる製薬会社がないためで、これから生産出来る体制を作るのは、そう短期間ではできないのではないかと思っています。今後、政策的な決定とともにそういった準備が進んでくると、しっかりと案内があるものと思います。

では当面どうするかということですが・・ 現行の生ワクチンでおきている問題の一つは、「ワクチン・ウイルスの野生化」です。投与を受けたあと、ワクチン・ウイルスが腸管内で繁殖し、しばらくの間は肛門から排出されますが、その過程で病原性を極めて弱くしてあったにもかかわらず、また病原性を獲得してしまい、「周囲にいる方へ」感染させることが可能性としてはあります(大変に少ない確率ですが)。そのため、周囲のお子さんがポリオ・ワクチンの経口投与を受けるときは、同じ時期に受けておくといいと言われています。つまり、ポリオ・ワクチンを受けることによって、「ポリオを予防する」という役割とともに、「野生化したポリオ・ワクチン・ウイルスの感染を予防する」という意味合いもあります。

予防接種の変更が具体化していませんので、今のところは現行の生ワクチン投与を受けておかれるのがベターな選択なのではないかと思っています。ただし、副作用の問題から受けたくないといお気持ちが強いようでしたら、不活化ワクチンが使用されるまで待っているのも一つの方法かと思います。

2002.4.20(土)

◇久しぶりにギターを

暖かい一日でした。春らしいというよりも、初夏の暑さすら感じます。お昼に車に乗ったらハンドルが熱くなっていました。室内に置いてあった軟膏が溶けていて、またドジをしています。(自分用の薬でしたが、患者さんには「車の中は熱くなるから置きっぱなしにはしないようにね!」って話しているのに、自分ではちゃんとできないんですよね。反省・・)

明日は医院で働いている看護婦さんの結婚式。祝辞だけではなく、歌も一曲頼まれています。さて何を歌おうかな、などと思っていたのですが、いつものように松山千春から一曲をギターの弾き語りでお祝いとして聞いていただこうと思います。ということで先日、久しぶりにギターを引っぱり出し(文字通り押入から!)、練習をしています。しばらく弾いていなかったので、指がよく動きません。前に弾いたのは、きっと誰かの結婚式でしょう。まさに「宴会芸」に化しています(@_@)

多少アルコールを飲んでからですので、ますます指が動かないかもしれません(でも、飲まずにはできないという話もありますし、飲まなきゃ聞けないということもあるでしょうね)。明日まで「直前対策」で、少しばかり練習するとしましょう。

私がギターを弾き始めたのは中学生の時。当時はホーク・ソング、GS(ガソリン・スタンドではなく、グループ・サウンドですよ)、ニュー・ミュージックなどが次々と出て来た頃。見よう見まねでフォーク・ギターを弾き、一人遊びしていました(友達が少なかったんですね・・)。大学の時は、今のようにカラオケがなく、宴会というと私がギターで伴奏をしていることも多かったです。

開業してからしばらくはヒマだったこともあり、本格的にクラシック・ギターを習いましたが、長続きせず、その時に作ったオーダーメードのギターが残ってだけでした。(その時のお師匠さんは当地でのクラシック界の大御所で、音楽文化活動をリードしています。)明日はそのギターを持って、千春を歌ってきます。(クラシック用のガット・ギターで千春とは、何とも不釣り合いですが、でも音が優しいので、最近はフォーク・ギターよりも好きになりました。)

◇アクセスが40,000件に

今日、このHPへのアクセス・カウンターが4万を超えました。3万になったのが昨年12月26日、以来115日で1万件のアップという計算になります。1日当たり87.0件。多くの方に訪問していただいております。ありがとうございます。

2002.4.19(金)

◇内職の話(その2)

承前。昨日は内職を取り上げましたが、内職で思い出されるのは「路傍の石」のある場面。お母さんが封筒貼りの内職をしているのですが、疲れからうたた寝をします。一緒にいた息子(主人公)が何か手助けを考え、見よう見まねで封筒を貼っていくのですが、そこは子どものこと。紙の裏表を間違えて貼ってしまいます。少しして目を覚ました母親は、息子が自分を助けてくれたことに驚き、うれしがります。でも・・それが裏表逆であることに気づき、もう一度ビックリしたのですが、でも子どもをしかるではなく、黙々と貼り直しをしていきました。手間は倍かかりますし、中には使えない物も出てきて、損害になるわけですが、しかし、子どもの気持ちが嬉しかったんでしょう。子どもは手伝ったばかりに、かえって大変なことになってしまったわけで、複雑な気持ちが交錯する場面です。

こんな時つい、「何をしたんだ!」なんて頭ごなしにしかりつけちゃんじゃないかと思います。そうすると、子どもは悪いことをしたと思って、手伝おうとする気持ちが萎えてくるでしょう。「親を思う気持ち」に理解をしめし、同時に実際の行為の間違いを上手に説明するという、冷静な親の態度が必要になりますが、えてして、そんなことができず、ガンとやってしまいそうです。

こういったことは、つまるところ、「心の大きさ」なのでしょう。子どもの気持ちをしっかりと受け止められるだけのたっぷりした「容量」があればいいのですが、そうはできないのが私たち大人。小さい頃からいろんな経験をしていく中で、少しずつ大きくなってきていますが、どこまでいっても「十分な容量」にはなりませんね。

でも、子育てって、この「心の容量」を大きくしてくれますね。子どもは自分の思うとおりにはなりませんし、自分の好きなことばかりはできません。時間も労力も気力もお金も、いっぱいかかります。そんな子育てで「鍛えられる」と、多少なりとも大人になっていくものですね。「子育ては親育ち」--ときどき噛みしめている言葉です。

2002.4.18(木)

◇内職秘話

園や学校が始まってそろそろ2週間。緊張していた子どもたちも、少しずつ集団生活に慣れてきているでしょうか。外来での様子を見ていると、とくに3歳の新入園児に体調不良を訴えている子が多いようです。と言っても自分のほうから「園での生活が合わないんです」などと言ってくることはなく、微熱、吐き気、食欲不振、だるさ、元気のなさなどといった「何となく調子が悪い」ような感じです。もちろん、風邪などの症状ではあるんでしょうが、園での生活に慣れていないと、「行きたくないな」という気持ちが全面にでてくるようです。毎日のお母さん方の心労をお察しいたします。

そんなことで今は小児科外来はさほど混んではいません。診療時間中でも患者さんがとぎれて、時間が空くと、トイレにもゆっくりと行けます(忙しいと慌ただしく。ときにはその時間も惜しくて午前中いっぱい我慢していることもあります。体にいいことないですね)。手元に届くいろんな雑誌や書籍に目を通すこともできます(ということは、いつもは「つん読」だけというのがばれてしまいますね)。小児科関係の雑誌などだけしかとっていませんが、それでも油断しているとすぐに机の上などを占拠してしまいます。片づけようとして手に取ると、つい内容を読みたくなるので、そのまま・・ 結局「先送り」されるだけで、山積み状態はちっとも改善されないという次第です。

私が子どものころ(小学校に入る前後)、「虚弱児」と呼ばれ、よく風邪などをひいて近くの開業医を受診していました。狭い待合室で、あまり混み合うことのない診療所だったことを覚えています。ある時、看護婦さんに名前を呼ばれ、診察室に入ったとき、先生がそれまで呼んでいた雑誌をさっとカルテの下にしまいました。それが、普通の週刊誌だったことをしっかりと目にして、「お医者さんもこんなのを読むんだな」とショッキングな体験をしました。なんだか、お医者さんっていうと属っぽくなく、高尚なイメージがあったんですね。それが見事に崩された瞬間でした(オーバーな・・)。以来、医者も人の子と思えるようになり、自分でも出来そうだと勘違いしたことが、今の私の医者として人生のスタートでした(本当かな?)。

以前、「子どものこころ相談医」の研修会に参加したとき、「小児科医は、子どもたちが身近にみることのできる生き方のモデルになってほしい」と話がありました。そんな大それたことができるはずはない、と思っていますが、でも子どもたちにあんまりだらしない姿は見せられませんね。「塚田先生のようになりないな!」なんて子どもたちに言われるようになれば、小児科医として本望です!(ちょっと照れますが)

ということで、内職をするときも医学雑誌を読んでいる院長です(本当ですよ)。

2002.4.16(火)

◇祭りのあとの静けさ/救命救急士vs医者+厚生省

今年のお花見は、主役が早々と退場してしまい、もう幕引きとなりました。高田公園をにぎやかに色づけしていた(ちょっときれいとは言い難いですが)お店は、きっと桜を追って北上して行ったことでしょう。公園に静けさが戻ってきましたが、それがにぎやかな祭りの後となると、いっそう寂しく感じます。

閑話休題。このところ、「救命救急士」を巡っていろんな問題ができています。救命処置についての勉強をして、国家試験に受かったにも関わらず、十分な仕事ができないでいるというのです。具体的には2点。(1)気管内挿管、(2)除細動。いずれも緊急時に数分以内に的確な処置を行えば救命できる率は高く、一刻を争って行われなければならない手技です。しかし現在の日本の法律では、(1)は医師にしかできない、(2)は医師の具体的な指示がなければできない--との理由で、救命救急士には禁じられているというのです(少なくとも厚生労働省はそう解釈をしています)。

気管内挿管は、極論すれば「技術」であり、「職人技」であります。専門職としての彼ら(彼女ら)が、しっかりと習熟すれば、最も的確にできるわけです。「資格として認められている医師」の中で実際にこの気管内挿管が的確にできる者がどれくらいいるでしょうか。私自身も、勤務医時代にはできていたはずですが、開業してもうすぐ12年。いざという時に備えて道具は備えてありますが、それが必要になることもなく、「腕が鈍って」いることは確かです。さらに、医師が定期的にトレーニングを受けるようなシステムにはなっていないわけですので、自信を持って「できる」と言えるのは、実際に救急に携わっている一部の医師だけでしょう。

除細動は、心筋梗塞などで心臓の動きが止まろうとしているときに電気ショックと与えて本来のリズムを作ろうというものです。これも数分が勝負です。除細動の器械はとても進歩していて、今や航空機の中にも常備され、緊急時には乗組員が操作できるよう教育をうけているということです(日本の話)。欧米では駅や空港の中で多くの人が集まるところに置かれ、いざという時には一般の方が使えるようになってきています。素人ができ、スチュワーデスも許されているのに、国家資格をもつ救命士ができないとは、厚生省は何を教えているのかと問いたくなります。

早急に救命救急士がこれらの手技を行えるように法律を変えることが必要ですが、この法律ができて10年が経つというのに、まだ「検討中」というのです。こんなことをしているから、政府や行政が国民から離れていてしまうのです。でも、失望するのはもう一つ、医師会があります。どうも「抵抗勢力」として、法律改正に反対しているようなのです。

曰く、これらは医師にのみ認められている業務であるから、医師のみが行える・・当たり前なんだけど、それが出来ないから議論になっているんですよね。今の日本医師会会長は、何か月か前の朝日新聞にこんなことを書いています。「医者は日本中にいるのだから、必要なときは救急車を医院の前に停めて医者を連れていけばいい」と。おっと、そうなると、私は診療中に救急車にのって挿管をしにいかなくちゃあならないんだね! 診療を中断したら来院されている患者さんはどうすればいいの? おまけに、普段していないから挿管しようにも上手に出来なかったら、それこそ患者さんにはいい迷惑! バカげた話だと誰でも思うはずですが、こんな議論を医師会のウエの人たちはしているんですね。嘆かわしい限りです。

見えてくるのは、患者さんや国民の幸せを思う気持ちではなく、自分たちの権益をあくまでも守ろうとする旧態依然とした体質。こんなイヤなことばかり目につく世の中ですが、でも心ある方は少しずつ増えてきていますよね。(そう信じたいと思います。)

2002.4.15(月)

◇救急車に気づかない私・・

先日の夜、暗くなってから家路につく途中、救急車にすれ違いましたが、直前まで気づきませんでした。実は赤色灯の光はその前から見えていたのですが、それが緊急車両だとは、ほとんどすれ違うまで意識していませんでした。

私がうっかり者だということもあるでしょうし、仕事帰りでボケッとしていたこともあるのでしょうが、どうもそれだけではなさそうです。「赤色灯=緊急車両」という公式が頭の中から欠落していたようです。つまり、「赤色灯≠緊急車両」というケースが多いのがその原因のような気がしています。

街ではよくパトカーを見かけますが、緊急ではないのに赤色灯をつけていることがありますね。サイレンは鳴らしておらず、「交通安全」のためにそうしているようです。遠くからも見えますし、「パトカーが見張っているから注意して運転しなくっちゃ!」と気持ちを引き締めてくれる働きも確かにあります。(ときには、急いで携帯電話を切ることもありますが・・)ここしばらくは春の交通安全週間のようで、そういったパトカーをいつもより多く見かけたように思います。消防署の関係では、まさか救急車がそんなことをすることはないでしょうが、消防自動車は「火の用心」のために赤色灯をつけて巡回しているのを良く見かけます。

こういったことに慣れると、本当に緊急の時の反応がどうしても鈍くなって来てしまうのではないでしょうか(自分のことなので、なんだか自己弁護的で書きにくいのですが、そうですよね)。とくに救急車のサイレントは「ピー・ポー」という電子音ですから、あまり切迫感を感じません。余計に赤色灯の重要性はあると思います。

似たようなことに、ブレーキの使い方があります。私が運転免許を取った頃は(今から25年以上前)、一度に踏み込まず、何回かに分けて踏むことを教えられました(ポンピング・ブレーキと言ったかな?)。急にブレーキをかけると後ろの車がビックリするから。あるいは、濡れた路面などではブレーキがロックされて、水面を滑降するようにスリップすることもあるから(ハイドロ・プレーン現象でしたっけ。今ではABS=アンチ・ブレーキング・システムが装備されていれば起こりませんね)。でも、今ではブレーキ操作は一回の踏み込みで確実に行うように指導しているようです。何回にも踏み分けていると、後続の運転手がブレーキ・ランプがついても「まだ本気ではとまらないだろう」と思いこみ、結果として追突事故も起こしがちだからなのだそうです。

「オオカミ少年」の例を出すまでもなく、警告は本当に必要なときだけに出すことが大切ですね。先日の新聞に「津波警報が出ていたのに、誰も守らなかった」とありますが、「またいつものウソの情報だろう」と思いこませることは、いずれくる本当に必要な警報の信頼性を損なってしまいます。

パトカーや消防車の赤色灯は、本当に必要なとき緊急の時のみの使用にしていただきたいと思います。関係の方がご覧になっていましたら、どうぞご検討下さい。(そんなことはないでしょうけどね・・)

2002.4.12(金)

◇一年に一度の親孝行

先週はあれほど見事に咲いていた桜も、もうほとんど葉桜になってきました。明日からの週末は「観桜会」のメイン行事がいろいろと予定されているというのに、主役の桜の花がもう見られないのでは拍子抜け。それどことか、花見見物に来られる方もあまりいないでしょうから、イベントそのものの開催も危ぶまれてしまいそう。一部の屋台は桜とともに「北上」を始めているようで、すでに少しずつ歯抜け状態になっています。今年の桜はみなさんにお騒がせしていますね。

今年もこの時期に一つだけ親孝行をしました。市内に住む両親を花見に連れていったことです。一人は脳卒中で介護が必要。それなのに同居しないで、二人だけで生活をさせています。忙しさにかまけて旅行はおろか、外出に連れ出すこともほとんどありませんし、顔を出すこともあまりありません。私の出番はイザというときだけだと割り切っているので、行かないことがいいことなのだと屁理屈と並べて、自己弁護をしています。でも、花見をさせてあげるのだけは恒例になっていて、それを楽しみにして待っていてくれます。

混雑する花見会場を、車椅子に乗せてぶらりと一周。たこ焼き、焼きそば、お団子、大判焼き・・屋台で少しずつ買ってきます。自宅の庭で温かいお茶を飲みながら、少しの間、お花見気分を味わってもらっています。孫がいっしょにいることもあって、とても嬉しそう。その様子を見ていると、こちらも心温まるものがあります。

一年に一度の、ほんの少しの親孝行。普段、何もしていない罪滅ぼしが、今年もできたかな? 元気なうちは自分たちだけで生活をしていて下さいね。(何かあれば・・でも、そんな出番がすぐには来ないことを祈っています。)

2002.4.11(木)

◇私がウイルスを送信した!?

本物のインフルエンザ・ウイルスは終息したというのに、ここ数日、私の周りではまた「ウイルス」が飛び交っています(ネット上の話)。性格には「ワーム」というのだそうですが、入り込んだパソコンを壊すような犯罪的なことはしませんが、かってに自分の複製をどんどんと作り、またネット上に飛び出していくというしろものです。個人のパソコンを破壊はしないものの、でもインターネットの機能を著しくダウンさせてしまう可能性があり、ネット全体から見ると「より悪質」なのかもしれません。

昨日は当院の職員からそのウイルスが私のところに送信されてきました。でも発信元がドコモのiMode携帯のアドレスになっています。携帯は添付ファイルは扱えないわけで、ウイルスを送信できるはずがありません。最近は送信元のアドレスまででっち上げることができるようになったんだと、呆れていました。そうしたら・・

昨夜、私のものにあるサーバーの管理者から「あなたの送信したメールにウイルスが含まれている」という「警告」が送られてきました。何!? この私から?? そんなはずはないと思い、私の使っているサーバーにも問い合わせをしたりしましたが、これも同じで、私のアドレスを送信者として利用したようです。

なんと卑怯なヤツ! 許せない!! といっても、ウイルスそのものが卑怯で卑劣で、反社会的なものですから、そんなことを言っても鼻であしらわれるだけですが。(というより、作ったヤツのところに届くはずもありません)

私の使っているメール・サーバーは、送受信される全てのメールのウイルス除去をしています(そのために高いお金を毎月払っています)。私にはウイルスは届きませんし、私からウイルスを送信することはありません。私のパソコンはマックですので、ウイルスが来ても感染することはないのですが、そのウイルスのファイルを誤って他の方に送信してしまう可能性がゼロではないため、このサービスを利用しています。そこまで配慮しているにも関わらず、私がウイルス送信の「犯人」と見なされてしまい、やりきれなさでいっぱいです。

2002.4.9(火)

◇満開の桜と成人式

ここ新潟県上越市では、成人式を1月ではなく4月に行います。雪が多く、晴れ着を着るのはカワイソウという配慮なのでしょう。今年は一昨日の日曜(7日)に行われました。幸いお天気もよく、何よりも満開の桜のもとで大勢の新成人の門出を祝うことが出来ました。多くの女性にとっては初めて和服を着る機会なのでしょうか。会場近くを通りましたが、晴れやかな着物姿の素敵なレディーをたくさん見かけました(ヤマンバ風の女性は見かけなかったのは幸いでしょう)。

伝え聞くところでは会場の風景は、昨年社会問題になったような「荒れた成人式」ではなく、普段通りの「にぎやかな(騒がしい」程度だったようです。久しぶりにあった友達も多く、まるで同窓会のような盛り上がりがあったというのもいつものことなのでしょうね。中にはもう赤ちゃんを抱いている女性もいました(少子化のためには若いママが、いっぱい子どもを産んでくれるのはありがたいですが、「産みっぱなし」にはしないで、ちゃんと育ててね!)。とにもかくにも、みんな! 立派な大人になっていくんだよ!!

きっとこの日のために大金をかけた親が多かったんでしょうね。見栄もあるでしょうが、でも子どもの成長ぶりをあらためて実感できるわけで、親としても幸せな一日だったことでしょう。かくいう私もその一人で、娘の成人式を祝いました。でも、親は朝早くから送り迎えなどで慌ただしく、じっくりと喜びをかみしめる、なんて余裕はありませんでした。私たちよりも祖父母が喜んでいたみたい。孫の立派な姿(見かけだけにしろ)を見ることはやっぱり嬉しいでしょうね(お祝いの額に現れていましたよ)。

上の息子と合わせて2人を成人させました。ここまで大きくしたんだから、もう一人で生きて行きなさい!って言いたいところですが、まだしっかりスネにかじりついています(パラサイト?)。つぎつぎにいろんなことを起こしてくれるので、気持ちの休まるヒマがありません。いつになったら楽になるんでしょうか。

極めて私的な日誌になってきましたが、もう一つ極めつけのの私的情報---今日は私たちの結婚記念日。24周年になります(計算を間違えていなければ・・)。歳を取るはずですね(T_T)

2002.4.8(月)

◇桜を楽しまれましたか?

満開の桜の下を小学生が通学していきました

当地ではこの週末は最高のお花見日和。とくに昨日の日曜はお天気も良くなり、遠くからも多くの方々がいらっしゃっていただき、ありがとうございます。春の宴をじゅうぶんに満喫されたでしょうか?--なんて、まるで公園の管理者のようなコメントをしていますが、公園と同じ町内の住民ですので、朝に夕に(夜に?)公園の様子をつぶさに見ています。皆さんが嬉しそうに散策されている様を見ると、こちらも嬉しくなります。

ゴミ、騒音、臭い・・お花見には付き物なのでしょうから、半分はあきらめています。わざわざ家の前にゴミを置いていく人もいますし、大きな声で話ながら散歩を楽しむ人もいます。いちいち目くじらをたてていてもこちらが疲れるので、あまり反応せず、たんたんとこなすようにしています。歳もとってきましたが、淡々と対応することも少しは覚えてきました。

桜は少し散り始め。風が吹くとハラハラと花びらが舞っていく様子もまた良いものです。散り際の潔しを良しとする日本人の思いも、こんな風景から生まれたのかもしれませんね(もっとも昨今は、往生際の悪い人が永田町にはとくに多いようですが・・)。今週後半にはきっと葉桜になってしまうことでしょう。それはそれで、新緑のすがすがしさを感じさせてくれます。

町内の住民にとっては、実はこれからが大仕事。散った花びらや花弁の掃除がそれ。公園の周りをきれいにしておきたいという思いで、しばらくは朝の日課になります。桜の木に向かって文句を言うわけにもいきませんね。平静な気持ちでこなしていきましょう。

2002.4.5(金)

◇焼け太り

先日のこと、外出から帰ってみると、自宅のお風呂用のボイラーが使えなくなっていました。どうも雷で中のマイコンがやられてしまったよう。(消してあったはずの蛍光スタンドがついていいました。これはタッチ式で、人の静電気で反応するのですが、雷の電気が家の中をはっていった証拠でしょう。)すぐに業者に来てもらい、部品の取り寄せが必要でしたので、数日後にやっと復旧しました。

実はこれが3度目の落雷被害。室外には機械類がいくつも置いてあるのに、やられるのはいつも同じ。呪われているのかな? 最初のころはアースがきちんと取れていなかったせいもあるのかなと思っていましたが、その後はきちんと設置させたので、そのためだけではないようです(ユーザーからアースをちゃんとつけるように言われるのも、専門の業者としては恥ずかしいと思いますが・・)。サービスの方は「こんなこともあるものだ」と涼しい顔をしていました。

部品を入れ替えて修理してもそうとうの金額になるとのこと。家も建ててから8年ほど経つので器械も古くなり、ボイラーそのものを交換してはどうかという話もありました。でも、そうするとそうとう大がかりな工事になってしまいます。金額がさらに大きくなることもありますし、使えない期間もずいぶん長くなってしまいますので、どうしようと思案。そこで「おや? 前回の修理の代金はどうしたんだろう?」 家財保険を使って、私のほうの負担はなくて修理をしたのを、やっと思い出しました。

保険を使えば金銭的な問題はクリアーします。では今ある器械の修理をしようと決めた次第です。でも、ここでまたガッカリしてしまったわけです。雷による故障はけっして少なくないはず。普段の仕事のなかで、こんなケースはよくあるでしょう。であれば、最初から家財保険を使うことをアドバイスしてくれるのが当然ではないかと。(その後の保険屋さんとの話のなかでは、急に「雷のためとは断定できない」と言い出す始末。最初から雷被害として仕事をしていたわけですし、保険を使うことによる問題はないはず。なんだか「お役人」相手に仕事をしているみたいでしたよ。)

今日、保険屋さんから書類が届いてまたビックリ。業者の修理代は全額出してもらえますが、その他にけっこうな額を私に下さるとか。修理に伴う「迷惑料」? 「慰謝料」? まあ性格はよく分からないのですが、まるで「焼け太り」。火事で焼け出されたあと、かえって暮らしぶりが良くなったみたい(オーバー過ぎますね)。

そうとう高い保険料をしっかり納めていますから、これくらいはいいでしょう。今夜の夜桜見物のお小遣いにしちゃいます!

2002.4.4(木)

◇毎日がお花見!

ここ上越では、昨日で桜が一挙に満開になりました。先週の土曜(3月30日)が開花ですから、そこから4日でピークに達してしまいました。咲き始める時期も「最速」なら、咲くスピードも「最速」です。この分では葉桜になってしまうのも「最速」かもしれません。

当地の高田城跡公園では観桜会が昨日から始まったばかり。早めに屋台が出てきていてはいるものの、それでもまだずらりと埋め尽くすほどには並んでいません。きっとこの週末に揃うのでしょう。観桜会の行事もまだこれから。2週間ほどの会期の中でいろいろなイベントが用意されているようですが、大半は葉桜の下での、ちょっと寂しいお祭りになりそうです。

といっても、日本人は「花より団子」。大人にとってはお酒があればもう十分のよう。理由付けはなんでも良くて、とにかくみんなが集まってワイワイと楽しめればいいのでしょうね。

高田公園の日々の事情には多少詳しいです。というのも、そのすぐ近くに住んでいるから。住民としては、もっとお花を楽しみたいですね。お花見会場にテントがずらりと並んでいる様は、お世辞にもきれいとはいえません。せっかくの景観が台無し。ゴミは散乱し、それをねらって朝早くからカラスがにぎやかにしています。若い者たちが(中にはオジサンもいるけど)、夜遅くまで大きな声を出して騒いでいるのもどうかと思います。近くにグランドなどもあるのですから、そこに屋台村を作って、公園内は静かに桜も見ながら散策する・・なんてことはできないのでしょうか。金沢の兼六園、水戸も偕楽園のように、お金をかけてきちんと整備すればいいのにな、などと思う毎日です。

それでも、朝夕には散歩に出かけられるので、普段の運動不足が少し解消。今我が家には生後半年ほどの子犬(コーギ)がいます。冬場は室内犬でしたが、やっと散歩に連れ出すようになりました。もっとも、まだ慣れない犬を連れてでは、足下ばかり見ていることがほとんどで、ゆっくりと桜見物にはなりませんが。

さあ、仕事も終わったし、帰って夜桜見物に行きましょう!

2002.4.2(火)

◇いろんな方からのメール

私は地方のしがない一小児科医ですが、HPやメルマガを通して、ときにはビッグな方からメールをいただくこともあります。昨日は私の母校(自治医大)のある教授から。それを見たとたんに背がすっと伸びていましたよ、きっと(@_@)

「こども通信」の最新号で「電話再診料」のことを書きましたが、それを詳しく教えて欲しいとのことでした。以前からある制度ですが、今後はそれも十分に活用しようと思い書いたものです。大学の教授ですから、そんな細かいことは知らなくて当然と思うのですが、私のようなものにわざわざメールを書いて教えて欲しいなどと仰られると、お尻がむずむずしてきます。さっそく制度の細かいことを書いてお返事を差し上げましたら、夜遅くにまたメールをいただき、「こういう仕組みになっていたのかと、あらためて自分の無知に恥じた次第です」とあります。偉くなるほど頭(こうべ)が低くなるものなんですね。メールを読みながら、冷や汗をかいていました。

やはり昨日のことですが、あるTVのキャスターさんが、長く続いた自分の番組が終わったということでメールをいただきました。以前、私も出させていただいたことがあるので、多少はお知り合いなのですが、それにしても、TVの向こう(中?)の方からメールをいただくなんて、嬉しいですね。

ここまで書いて思い出しました。メールではありませんが、以前、推理小説作家の森村誠一氏から直筆のお手紙をいただいたことがあります。私が研修医のころですから、もう20年ほど前になります。氏の書かれた小説を読んでいたら、妊娠から出産までの期間(週数)を勘違いされているようでした。そこがトリックの肝心な要素でもあったので、その旨をしたためて手紙を差し上げたところ、それにお返事をいただいたというわけです。字はお世辞にもきれいとは言えませんが、でも直筆ということでいたく感動したことをよく覚えています。でも・・その手紙はどこかに行ってしまったみたい。「お宝」になったはずなのに、残念!

今日は地元の新聞社の方にメールし、そのお返事をいただきました。今日の紙面で、「県内に5つ目の病児保育施設がオープン」とありましたが、当院のわたぼうし病児保育室をいれれば6つ目になるはず。当院のもの以外はみんな市町村が作ったか運営に関わっていて、当院のような民間のものは相手にされないんだ! なんて、ちょっとがっかりした思いもあり、メールを書いてしまいました。私の知っている方で、「『民』も大切で、その旨を関係のところに伝えた」とのお返事でした。さっそくにありがとうございまた。ちょっと気持ちが落ち着きましたよ。

昨夜は久々にER7をTVで見ました(NHK-BS2)。新シリーズがスタートするのを心待ちにしていたんです。そして、ベントンやカーターに懐かしい思いで会うことができました(^0^)。でも、ダグ(小児科医)とハサウエー(婦長)のでないERは、寂しいですね。いずれまた出てくれるのかな? ここ半年は、月曜の夜は早くには眠れません!

2002.4.1(月)

◇桜が開花!

今年の春の訪れは早い! 史上最速!! 3月30日に桜の開花宣言も出されました。こんな年は初めてです。例年は入学式の頃に満開になるのですが、今年はその頃は葉桜になってしまいそうですね。

でも・・今年は冷夏の予想なのだそうです。たしか1993年に「大凶作」がありましたが、その時と似ていて、いつまでも梅雨があけない可能性があるのだそうです。怖いですね・・(あのときは米不足であわてました。今年もどうなるか、心配になります。)

昨日は私用で東京へ往復。朝こちらを出て、夜遅くに帰宅。若い頃とは違って、やはり疲れますね。都会(!)ではいっぱい歩きますし、なんといってもたくさんの人混みの中を行くだけで、体力を消耗します。逆に、田舎(!)暮らしをしていると、歩くこともほとんどしません。家から職場までは自家用車ですし、仕事中はすわってばかり。診療以外でもパソコンの前に座っている時間が長いです。

家で外に出るといえば、犬の散歩とゴミ捨てぐらい。以前は散歩が日課でしたが、昨年春、長く連れ添った犬に先立たれてからはその習慣もなくなりました(そういえば、昨日が一周忌)。昨年末にまた犬を飼い始め、冬の間は「室内犬」でいましたが、そろそろ公園デビューを果たそうと思っていますので、私の健康のためにもまた散歩を日課にしようかと思っているところです。

この4月で私の同級生も病院長に就任したなどという便りも来ています。そろそろ社会的に重要なポストに就く年代になったんですね。私はもう一生涯「一開業医」。転勤も昇進もありません。(ついでに、有休もボーナスも退職金もありません・・)でも確実に「自分の時間」が少なくなっているんですね。あとどれくらい仕事を続けられるか、ちょっと心配になります。多少なりとも健康に気をつけておかないと。(医者の不養生といわれそうです。)

さあて、桜が咲いてくると、雪国にもいよいよ春が到来です。内向的な暮らしから、南国的(?)で外向的な生活に変身しましょう!

当院からのメルマガ「デジタルこども通信4月号」を作りました。HPの中にもアップしましたので、ご覧下さい。

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