塚田こども医院

日誌(更新記録)2002年7月  月別の索引

2002.7.31(水)

◇ちょっと誉めてもらいました

今日の午後は、地元エフエム局(FM-J)での収録。毎週月曜に放送している「Dr.ジローのこども健康相談」のまとめ取りです。今回も3週分をとってきて、ちょっと声は疲れ気味・・

前半は「子育てアドバイス」や「子どもの病気」などのテーマから話題を見つけてお話をし、後半はいただいた質問に答えています。その内容は、録音前に打ち合わせをするのですが、簡単に決めるだけで、あとはほとんどぶっつけ本番。進行役の近藤明日香さんに聞かれるままに話をしているというのが実態。筋書きのしっかりしていないお話で、あんまりお役にたてていないかも、とちょっと心配になることもあります。

でも、嬉しい話を教えていただきました。先日、この放送局の番組審査会でこのコーナーが取り上げられ、「分かりやすい」「柔らかい口調でいい」などとおおむね好評だったそうです。もしかして番組を降ろされるかも・・などと一瞬不安になりましたが、そんな話でホッとしたところです。

昨年春から始めて今は2年目。次第に話の内容はだぶってきますが、その時々でのホットな話をお届けしていきたいと思っています。そのためにも、いろんなところにアンテナを張っておかなくっちゃ。このHPでいただくご意見やご質問も、私の大切な資源になっています。そんな点でもとうぞよろしく。

2002.7.30(火)

◇祭りが終わって・・

昨日で当地の夏祭りが終わりました。今年も・・ほとんど出かけませんでした。中学生になる子どももいつもなら行きたがるのですが(正確には「連れていってもらいたがる」です)、今年は部活の用でそれもなし。子どもと一緒なら出かけますが、次第にそれも遠ざかっています。華やかな祭りは嫌いではないのですが、どうも乗り切れないでいます。ただ単に年をとったからなのでしょうか。

いつでも見られると思うと、いつでもいいやという気持ちになるのかもしれません。新潟には一大観光地の佐渡がありますが、ここに観光で行ったのは数年前に1回だけ。そんな「行かずじまい」の新潟県民もけっこういるようです。ここ上越は海水浴でも有名です。海無し県の長野から多くの海水浴客も来られています。でも・・上越市民の私は、もう何年も海に行っていません。やはり「いつでも行ける」と思っているからなのでしょう。

中学のころの話。近くにサーカスのテント小屋ができ、友達と見物に行ったことがあります。日本のサーカス団で、それなりに面白かったのですが、規模が小さいこともあり、その舞台裏まで見えてしまいました(本当にどこまで見えたのかは分かりませんが、見えたように思えたんでしょうね)。サーカスのもつ華やかなイメージが壊されて、ガッカリして帰ったことを今でも覚えています。そんなことも、祭りに関わるマイナス・イメージになっているのかもしれません。

楽しければいいのですが・・その裏や横にそうではないものが見えてしますと、興ざめしてしまいます。あるいは、こんなんでいいの?? なんて思いにかられることもあります。ゆっくりと楽しめないイヤな性格ですね。

2002.7.29(月)

◇66円のリニューアル

当院は1990年(平成2年)創業(?)の医院です。途中診療部門を増築、玄関を改装、2階に病児保育室を設置など、少しずつ変化していますが、一番メインである診察室、待合室、処置室、受付などは創立当初のまま使っています。一部の壁紙を張り替えるなどもして、若干のリニューアルもしていますが、基本的にはそのまま。外壁、内装などはまだそのまま使えそうで、お金をかけないですんでいます(というより、かけるお金がないので、そのままになっているのですが・・)。

プラスチックの物は光で退色・変色していきますね。少しずつゆっくりとした変化ですので、毎日見ているとその変化を感じないのですが、新品と比較したりして「その目で」見ると、やはり「古くなってきたな」と実感するところもあります。昨年は非常出口のパネルを交換しました。業者に頼んで、新しくてスマートなものにしてもらったのですが、それだけで待合室が明るくなりました。

先日から気になっていたのが、電気のコンセントやスイッチのカバー。やはり色が褐色になり、周囲が黒ずんでもきていました。電気店に頼めばいいんだろうな、いくらかかるかな、もしかして数も多いからずいぶんと高額かも・・などと貧乏くさいことを考えていて、なかなか業者に依頼できませんでした。でも、一昨日、近くの量販店にいったら取り替え用のカバーが売られているのを見つけました。試しに買って交換したところ、簡単にできましたし、新しいだけあってとてもきれいでした。昨日は30個ほどのカバーを買って、一挙に作業をしてみました。文字通り「日曜大工」です。

これも立派なリニューアル。そして、とてもお安かったので、多少は時間がかかりましたが、でも満足度200%!! ちなみに、パネル1枚66円! ね、安いでしょ。使う時間は1個につき2分ぐらい。こんな程度でできるのなら、何も今まで古くさいのでガマンする必要はありませんでしたよ。

2002.7.27(土)

◇アクセス50,000件に!/iMode用HP作りました

今朝このHPへのアクセスが50,000件を突破しました(私が朝6:30ころアクセスしたら「50,002」でしたので、その直前のことでしょう)。おめでとうございました! パチパチ!!(だれも言ってくれそうにないので、自分で手をたたいています)。

40,000件になったのが今年4月20日、そこから98日間で10,000件の増加ですので、電卓をたたくまでもなく、ほぼ1日100件のアクセスがあるという計算になります。多くの方に読んでいただき、ありがとうございます。コーナーによってはサボってそのままになっているものもありますし、いい加減にすませているところもありますが、ご意見やご要望などありましたら、どうぞ。

アクセスも次第に増えてきているように実感していますが、このところ、メールでご質問をいただく数がますます増えてきています。1日に数件はあります。ときには他の仕事(というより本業)が忙しく、お返事が遅くなることもありますが、できるだけその日か翌日にはお返事を差し上げています。

今までいただいたもので、他の方にも参考になりそうなものを中心にHP内にアップしています。その数は500〜600くらいでしょうか(正確に数えたことがありません。自分でももう把握しきれなくなっています・・)。アップしていないものも入れると、およそ1,000件ほどのご質問をいただき、回答していることになるかと思います。1999年11月ころから細々と始めたものが、気づいてみたらこんなになっていたので、自分でも驚きです。

ご質問の内容によっては繰り返しお話しているものもありますが、でもお子さんのことでご心配だというお気持ちも感じますので、できるだけお答えしています(ときにはHPの中の該当するページを教えるだけのときもありますが)。また、お子さんが受けている診療の内容についてコメントを求められると、なかなかお返事するのが難しいこともあります。基本的には主治医の先生とよくお話をしていただくのが一番いいわけですが・・そればうまくできないからご質問を寄せてこられるのだということも理解できますので、多少はお役にたつよう交通整理や情報提供をしています。

50,000件を記念して・・でもないのですが、iMode携帯用のHPを作りましたので、よろしかったらご覧になって下さい。コンテンツ(内容)はまだこれから考えていこうと思っています。こちらの方もご意見など頂戴できれば幸いです。
  iMode用HPアドレス→ http://www.kodomo-iin.com/i/
(iMode用HPをパソコンからのぞくととってもチープですので、ここはぜひ携帯からアクセスして下さい)

2002.7.26(金)

◇それでもプロ?

昨日のこと、子ども(中学生)が出かけるのでJR窓口で切符を買いに行きました。我が家は貧乏しているので(!?)子どもの分は「学割」を使いました。同じ区間で割引のある「企画物」があったので大人はこちらを購入。家に帰って比べてみると、なんと子どもの方が値段が高いではないですか(>0<) 

学割は「乗車券」に対して2割引になりますが、特急券などは対象外。それに対してこの「企画物切符」は、自由席であれば特急も可で、全て特急に乗ったときの金額の約半額。そりゃあ、学割が「割高」になるはずですよ。

JRの窓口に並んで、後ろの方を気にしながら、言われるままにお金を払っていましたが、その場でどうして気づかなかったのか、自分に腹がたっていました。もっとも、二桁の足し算がうまくできない私ですので(電卓は必需品!)、いまさら自分の不明を恥じてもはじまりませんが・・

それよりも、窓口の職員がどうして教えてくれなかったのか・・そのことに憤りを覚えました。数千円の単位で価格が違うのに、それを客に知らせず、客の求めるままに高い方の切符をそのまま販売するとは、いったいどういうことなのでしょう。確かにその方が企業にとっての「収益」には結びつくわけですが、しかし、お客さん相手の商売で、結果としてお客さんに損をさせることは普通はしないでしょう。かつて「国鉄」が民営化されJRにはなったけれど、まだまだ「お役人根性」が生きているのかな、と感じてしまいました。それは言い過ぎとしても、でもプロの職業人なら、「わざわざ高く買っているお客」に対して「安い買い方」を知らせるのは、親切というよりも当然のことです。

もちろん学割で購入したチケットはキャンセルし、企画物に買い換えたのは言うまでもありません。お陰で昨夜はずいぶんと時間を使ってしましたよ。まあ、いい社会勉強になりましたが。

今日は当地での2回目の花火。20年ほど前に高田市と直江津市が合併して上越市になったのですが、今でもまだお祭りも別に行っています。花火大会もそれぞれで行われるので、2回楽しめるというわけです。ということで、今日も早めに仕事を切り上げることにしましょうか。

2002.7.25(木)

◇小児科外来は付き添いでにぎやか

今日から夏休み。子どもが長期の休みに入るととたんに外来が混み出す・・小児科をそんなふうに思っている方も多いようですね。実は違うのです。夏休みに子どもたちが「押し寄せる」のは、耳鼻科と歯科。1学期に健診があって、そこで「鼻炎」とか「虫歯」とかを指摘され、きちんと治すように言われるからです。小児科も多少はありますが、もともと急性疾患が多いので、夏休みまで悠長に待ってるというのは、あまりありません。

それよりも、夏休みに入ると子どもの集団生活が解消され、バラバラの生活になるので、感染症の流行が少なくなります。その結果、小児科の外来はヒマになるというわけです。普段できないことをいろいろとやっておこうとするので、結局私の仕事量はさほど減りませんが。「先延ばし」になっているのが山のようにあるので、仕方ないことですが。

でも、小児科の待合室はにぎやかですよ。学校がなくてヒマしているお兄ちゃんやお姉ちゃんが、弟・妹の付き添いでくるので。小学生くらいになると小児科にはあまりこなくなるので、たまに来るのが嬉しい子もいるようです。どんなところかな、どんな人がどんな仕事をしているのかな、などととても興味深く「観察」している子もいて、いい社会勉強にもなっているよう。ヒマしている医者をつかまえて、あれこれと聞いてくる子もいますが、なかなかしっかりしていて、将来有望です。

ある大学の先生が、子どもにぜひ「質問力」をつけてほしいと言っていますので、はぐらかさず、きちんと答えてあげようと思っています。さあ、明日も大きな子たちで小児科は学校になっているでしょうか? それはそれでいいですよね。子どもたちの心の奥深くに、「大人ってすごいんだな」なんて気持ちができてくれれば嬉しいです。

2002.7.24(水)

◇「わが社の社会貢献」・・ちょっと照れくさいですが

当地では、ほとんどの小中学校が今日1学期の終業式です。あすからはいよいよ夏休み! ということは、お母さん方の受難の季節というわけです(@_@) ほんとうにご苦労様です。昔「亭主は元気で留守がいい」と言われましたが、きっと「子どもは元気に学校に行っているのがいい」と思う方が多くなることでしょうね。

梅雨も明け、暑い太陽が照りつけています。熱射病、日射病などの熱中症にならないよう、十分にご注意を。以前は「小麦色の肌」に焼けるのが素敵だと思われていましたが、紫外線の害のことを考えるとホドホドに。

一昨日、当地で発行されている日刊紙「上越タイムス」にわたぼうし病児保育室ついて掲載されました。その中から一部をご紹介します。


【わが社の社会貢献】 病児保育室を併設 塚田こども医院

 院長を務める小児科医院で併設の病児保育室を運営する医師、塚田次郎さんに話を聞きます。
 −病児保育とは。
 子どもが病気になり、家庭での看護が難しい場合、お子さんの保育をします。平成13年6月から自宅を開放し、運営しています【注:以医院2階を改装して使っています。ここは以前自宅でしたが、別に自宅を構えたあとは会議室など、医院の一部として使用していました】。
 上越市には、回復期の子どもを預かる病後児保育のシステムはありますが、当保育室のように急性期でも預かれるのは、医院に併設し、医師が常駐していればこそ。小児科医だからできる子育て支援です。
 −開設の理由は。
 私が保育に始めて関わったのは20年前。学生結婚で私が勉強、妻が働いていました。当時は0歳保育どころか託児所もなく、同じような境遇にあった大学関係者の3家族で共同保育園を創りました。「わたぼうし保育園」の始まりです。2年後、病院に託児施設ができ、園は閉じました。
 −親が仕事を持つ場合、子どもの病気は。
 病気の子どもを連れて来るお母さんが、私の目の前で「明日はどうしよう」と困っているのです。子どもが病気の時くらい、付いていてあげたいのが親心ですが、仕事を休めない社会環境が現実です。子どもを産み、育てやすい環境をつくり、次世代に引き継がなければ、少子化は止まらないでしょう。
 −保育室の今後
 (略)月を追う毎に登録者、利用者は増えて、手応えを感じています。開始1年を過ぎた5月末現在で、利用者は延べ219人、1日の平均利用者は0.9人です。
 「わたぼうし」が飛んで、あちこちに種を付けるように、一つの取り組みが地域に広がっていくことを期待しています。

2002.7.23(火)

◇梅雨明けです!

今日、ここ新潟でも梅雨があけました。例年通りなのでしょうか。明日大半の学校で1学期の終業式が行われますが、それに合わせたように梅雨明けのニュースがやってくるような気がします(1学期の終わりを梅雨明けにあわせているのかもしれませんが)。

それに今日から「上越祭り」の始まり。初日は高田の花火です。実は・・今朝までこの花火が行われるのを知りませんでした。毎年のことで、いつも同じ日にしているので「知識」としては頭の中にあるのですが、実感がありませんでした。数年前までは、我が家の目の前で上がっていたのが、市街地域での花火打ち上げは問題だということで、離れた場所に行ってしまったことも、「存在感の希薄さ」に関係しているのかもしれません。(自宅をどこにするか決めるときに、この花火のことは大きなプラス材料だったのですが・・)

今年は冷夏だという予測もありましたが、このところは暑い日が続いていますね。このままだと、普通通りの猛暑の夏になりそうです。短期の天気予報はあたるようになってきていますが、中長期の予報はまだあんまり当てにならないようですね。

久々に【ヘルス・レター】シリーズに新作を作りました。「学校伝染病」と「子どもを事故から守ろう!」の2つです。前者は「こども通信」今年4月号でまとめたものを作成し直しました。後者は、このところ当院で力を入れている「事故予防」の指導のために新たに作成したものです。乳幼児健診の際に、看護婦が直接親御さん(多くはお母さん)とお話をし、月齢に合わせた「安全チェック」をしていますが、「どうして事故予防が重要で、しつこく(?)話をしているのか?」が分かるように作りました。宜しかったらお読み下さい。

昨日、当地のローカル紙「上越タイムス」に当院の「わたぼうし病児保育室」のことが掲載されました。明日のこの欄で紹介しようと思いますので、お楽しみに。

では、今日は早めに仕事を切り上げて、花火見物に行って来ます!(と言っても、自宅に帰るだけですが)

2002.7.22(月)

◇ERって長く続いていますね

先週のこと、一番最初のER1を見ました! そうです、「元祖ER」(?)です。みんな若かったですね。今アメリカでは確かER8をやっているので、もう7年間ほど前の映像になります。グリーンの髪もまだありました(当時から薄かったですが)。カーターの可愛いこと! 小児科医ロスはただの飲んだくれ? その他のスタッフもみんな若くて、このドラマがみんなに愛され、長く続いていることをあらためて実感しました。

近くのレンタル・ビデオ店で借りてきたのですが、実はハサウエー婦長の自殺事件に引っかかっていたからです。当時、見たはずなのにあまりよく覚えていません。ER7になってハサウエーが出なくなってから、そのことを忘れるのではなく、かえって気になっていました。顛末が分かり、少し気持ちが落ち着いたところです。今日はまたER7の日です(NHK-BS2)。楽しみにしながら、帰ることにします。

この週末、「子どもの心相談医」研修会に参加してきました。またいろんなことを考えさせられました。日々の小児科医としての仕事の中で、そこで知ったことを少しずつ活かせていければいいなと思っています。

2002.7.19(金)

◇局番変更=現代の「打ち出の小槌」

市外局番が今までの4桁(0255)から3桁(025)に、市内局番のあたまに「5」がつきます。ということで、遠方からかける方にとっては何も変わりがないのですが・・

この「025」という市外局番はすでに新潟市周辺で使用されています。ということは、160kmほど離れた新潟市と同じ市内扱いの電話になるのかな?と思ったらそうではありませんでした。市外局番は同じでも、市外料金であることには変わりがないのだそうな。市内電話をかけるときに、頭に「5」をつける不便が新たに生じただけ・・

この変更には、ちょっとニガニガしく思っているところです。当院の電話番号は、今日までは「0255-44-7777」ときれいに揃っていました。これが明日から「025-544-7777」。せっかく「美しい電話番号」をゲットしたのに、台無しです。NTTさんに損害賠償請求でもしようかしら・・(ウソ)。名刺、封筒など院内で使っている印刷物などは順次番号を変更していきます。これは在庫がなくなったときに新しい版に作り替えればいいと思っていますので、しばらくは新旧が混じっていますが、仕方ないでしょう。外の看板がちょっとやっかい。昨年秋に作ったものは、その直前にこの情報を手に入れ、「5」を入れるスペースを作っておきました。その他のものは、もしかしたら作り直しが必要かも(またお金がかかります)。

ところで今回の変更がどうして行われるのか、その「真相」をご存じでない方が多いですね(先日お会いしたNTT関連の方もそうでした)。総務庁がNTTに指示して行われます。現在の局番ではもう空きが少なくなり、NTT以外の電話会社が新規に参入するのを妨げるというのが、その理由です。でも全体の桁数が多くなるわけではないのに、どうして増えるのでしょうか? それは、「5」を市内局番につけると、これまで使えなかったいくつかの市内局番が使えるようになるというのです。「0×-××××」というのは見かけませんよね(0が先頭につくと市外電話と認識します。でも「5」を頭につければ、「50×-××××」も使えます。これで10万件の電話番号が増えます(「50×-0000」はないでしょうから、正確には10万−10=9万9,990件)。

もう一つ、「1」で始まる市内局番も使わないのだそうです。これは「110」や「119」などの特殊な電話のために確保してあります。これも「51×-××××」とすれば問題がないので、約10万件が新たに使用可能になります。合わせて約20万件の新しい番号が生まれるという、まさに「現在の打ち出の小槌(こづち)」!! 

自分のお金を一円もかけずにこれだけの番号を新たに捻出したのですから、総務庁のお役人は頭がいいですね。関心します。でも・・この地域にそんなに番号の需要があるのかな? 上越市が人口13万人。その周辺では約30万人。現在、理論上は約80万回線使用できるわけですが、それが窮屈になっているなんて、とても想像できません。結局、お上のすることは机上のことをいじっているだけ。そのためにNTTも私たち利用者も、しなくてもいい労力や出費をしているのは、きっとご存じないのでしょうね。

明日は「海の日」で祝日、そして週末は連休になります。私は「子どもの心相談医」研修会(日本小児科医会、東京)を受講してきます。たまには少しお勉強して「充電」しておこうということです。HPの更新、メールでの相談などはお休みになりますので、よろしくお願いします。

2002.7.18(木)

◇新しい仲間たち:ゆめいろ人形

当院の待合室にはいろんなものが飾ってあります。先日ご紹介したディズニー物も自慢なのですが、一番は手作りでオリジナルの人形たちです。近隣で人形教室も主宰されている小野裕子先生が作ってくださっている「ゆめいろ人形」。専用の大きなディスプレーをいろんなストーリーで飾って下さっています。今回の新作は「わたぼうし病児保育室」の風景です。

当院が昨年6月より始めて1周年になったことを記念して作製。実際の保育の様子を見ていただき、子どもたちと保母さんを5体のお人形にし、保育室の風景をそのままのイメージでディスプレーしていただきました。とても可愛く、素敵に出来上がっています。私たちのとってはとても嬉しく、心に長く残る作品に仕上げて下さいました。ありがとうございました。この場をお借りして御礼申し上げます。

小野先生には子どもたちが中心にいる、いろんなシーンを創造してもらっています。その中には、不肖塚田のアイデアも多少入っています。先生は具体的なイメージを教えてもらうと作りやすいとおっしゃるのですが、きっと私のワガママで思いつきの話に付き合うのに大変な思いをされていることかと思います。

先生の作品には、いろんな小道具が登場しますが、大部分は手作り。今回もソファー、ベッド、テーブルなどがそうです。壁にかけられたアンパンマンの絵も、実際に保母が作製し保育室に飾ってある物のミニチュアです。一つひとつとても丁寧に、こったことをされています。ちなみに左側の保母がもっている体温計は本物。子どもの体温を計ったらお熱が下がっていてホッとしているという場面です。さあ、この体温計は何度を指しているでしょうか? きっと気にされる方がおられるでしょうから、実際にお熱を計ってあります。(ちなみに、これは私が計った私の体温ですが・・)

◇講義:男の子をもつ親のための性教育

昨日は隣の市で中学のPTAに呼ばれて講義をしてきました。とくに男の性をどうとらえればいいのか、というテーマです。私としては「下半身の話」はほどほどにして「上半身の話」=心のことを話したかったのですが、でも「男の子のオチンチン」のことを、お母さん方もあまりご存じなく、詳しく聞けたのが良かったようです。ちょっと意外な気もしたのですが、確かに「自分にはついていない物」ですし、いまさら(?)パパに聞くわけにも(パパの物を見るわけにも)いかないでしょう。まして子どもの物を見ようとするものなら、突き飛ばされかねませんものね。

今回は保護者や先生方といった大人が対象でしたが、ぜひ子どもたちに向かってこういったことを話してほしいという要望も出ています。女の子についての性教育は、生理のことを中心に一定のものがすでにされていますが、男の子の話は確かにないですよね。もっとちゃんと話してあげなくてはいけないんだな、と実感しています。(けっこう、オチンチンが小さいとか、包茎のこと、夢精のことなんかで悩んでいますよ。商業主義の垢にまみれた一方的で間違った情報はあふれるほど多いのですが、本当の正しい情報はなかなか届いていないようです。)

このHPで使用している「サイト内検索」のソフトがバージョン・アップして、いっそう使い易く、見やすくなりました。どうぞご利用下さい。

2002.7.16(火)

◇携帯のアドレスを変えました

ここ数週間、iMode携帯に毎日何本もの迷惑メールが入るようになりました。いわゆる「出会い系」です(私に「出会い系」とは、いいお世話ですよ)。ランダムに送信しているうちにきっと引っかかってしまったのでしょう。最初は一つの会社(?)でしたが、送信元のアドレスはメール毎に変わるため、着信拒否の指定をしても無意味。形式的には送信元の会社名、電話番号、配信拒否を希望するときのアドレスなどが書いてあり、一見「適法」。でもこのアドレスに返信してもそのまま戻ってきてしまいます。きっと会社名などもいい加減なのでしょうね。

そのうちに他の会社からも同じ様なメールが来るようになりました。それも日を追って会社の数が増えていきます(本当に別の会社かどうかも分かりませんが・・)。もし別会社とすると、「出会い系サイト」のネットワークのような連絡網があって、お互いがゲットしたアドレスを交換しているのではないか、などとも思えてきました。

私はパソコンで使うアドレスに来るメールを携帯でも読めるように転送しているので、出会い系メールがしょっちゅう来るようになると、仕事に差し支えます。一方で携帯のアドレスは仕事で使うために公開しているので、なかなかアドレスの変更を決断できませんでした(それをすれば、少なくともしばらくは迷惑メールに悩まされることはないと分かっていたのですが、いつもの「問題先送り」でグズグズしていました)。

でも、今日はもう限界。これ以上「出会い系メール」に付き合わされるのはゴメンです! ということで、アドレスを変更しました。案の定、それ以降、一本の迷惑メールも入ってきません。でも・・アドレス変更の連絡をするのが大変。まだ全部の方にはできていません。後先のことをあまり考えずにやってしまうのは、昔からの悪いクセです。もし、私の携帯にメールを送れない方がおられましたら、お許しを。パソコンのメールへ送って下さい。

さて、今年は台風の当たり年なのでしょうか。先週の台風6号に続いて、7号も日本列島を縦断していきました。被害が各地にでていますが、いかがでしたでしょうか。しばらくは穏やかな天気が続いてくれるといいですね。

私は明日、近隣の市の中学校で親御さんと先生方に講義をしてきます。「思春期における心と身体の健康について」・・すごいタイトルです。昨年秋に、中学生に対して「性教育」をしたのがちょっと好評だったので、それで呼ばれたみたいです。さあ、何を話してあげようかな。これから少し考えようと思っています。今日は長い夜になるかも・・

2002.7.15(月)

◇ジムニー・クリケットとの出会い

以前、当院にはディズニーのものがいっぱい飾ってあると書きました。全部を数えたことはないのですが、数十はいます。いずれまとめてご紹介したいと思いますが、今日はその中から一つ、【ジムニー・クリケット】を紹介しますね。

これは先月、当院にやってきたまだ新しいビッグ・フィギアーです。新潟市にディズニーのショップがあり、そこに新作が入ると連絡をしてもらうようになっています(以前は渋谷で買っていました)。なかなか行けないので、近くに住んでいる娘に見に行ってもらい、目に叶ったら予約。あとで買いに行くというシステム(?)ができています。で、この【ジムニー・クリケット】を私はよく知らず、「やってくるのが楽しみ」とこの日誌にかいたところ、北海道におられる方からメールをいただきました。

ピノキオにでてくるバッタの名前です。でもただのバッタではありません。木でできているピノキオにたりないもの・・ということで、女神さまがピノキオの「良心」としてお供させるのです・・・。

この方自身のエピソードも書き添えられ、とても心温まるものがありました。「良心」・・今の世の中に足りないものと言い換えてもいいかもしれませんね。

「ピノキオ」の話は知っているつもりでしたが、歳をとると名前も、ときにはスジも忘れています(子どもたちへ原作を読み聞かせしたのに・・)。こんな大切なことを忘れてしまっては、作者に申し訳ないですね。

そんな【ジムニー・クリケット】、今は私の診察室の入り口で、子どもたちをいつも温かく迎えてくれています。

2002.7.12(金)

◇女性セブン

今日発売の週刊「女性セブン」に、全国の病児保育についてのレポートが5ページに渡って掲載されています。記事の中身はきちんと取材もされていて、しっかりしています。こんなふうにやっているのか、というのがよく分かりますので、宜しかったらご覧になって下さい。当院の「わたぼうし病児保育室」の名前もちょっと出てきます(ほんのちょっと・・全国の施設一覧を紹介している表の中ですので、あまり期待しないで下さい。もっとも、新潟県内にある6つの施設の中では当院のものだけが取り上げれていますので、ちょっと嬉しいですが)。

でも、この雑誌そのものはまだ私も見ていません。朝、職員が買ってきてくれたものからこの部分をコピーし、それを読んだだけです。どうも「女性セブン」などという週刊誌を手にしている自分をイメージできなくて・・(というより、ヘンなイメージを抱いてしまっているので)。でも、やっぱり実物を見ることにしましょう。帰りにコンビニによって買ってきますね。(きっと、他の週刊誌と一緒に、女性セブンが下になるようにレジに持っていく自分の姿が想像できますよ)

ところで、この記事については「週刊誌らしくなく」(?)ちゃんと取材をしていましたね。私のところに「名称・住所など」を確認するだけなのに数回の電話やFAXが来ました。他の施設へもそのようです(病児保育室の全国組織があり、そのメール・リンクでそんなことも話題になっていました)。週刊誌というと、ややもするといい加減な取材で、ただのウワサや風聞を書き立てるというイメージがあります。題名の付け方も、よくこの記事からこんなスゴイものをつけたものだと、呆れたり関心したりすることもよくあります(ということは、私もその手に引っかかって、買うほどでもない週刊誌をときどき買っているということです・・)。

さあ、これから「女性セブン」を買って、淑女たちの読んでいるのがどんなものか、勉強してみたいと思います(^0^)

明日は第2土曜のため、当院は休診です。どうぞ、よろしくお願いします。

2002.7.11(木)

◇災害時の対応

今日7月11日は、7年ほど前にここ新潟県上越地域で大雨による大災害のあった日。くびき平野の中心を流れる関川が各所で氾濫し、大きな被害を出しました。折しも昨日からの台風6号の接近で、またもや・・と心配していましたが、台風は太平洋側を北上していったので、被害も出ずにすみました。

7・11水害の時は、隣の新井市全域で丸1日送電がストップ。停電が市民生活を脅かしました。医療機関もみな診療できず、医療の上でも混乱したと聞いています。そんなことから、当院ではもしも停電が長引いても、一定の診療は継続できるよう、対策を立ててきています。

まずは電気。2つの自家発電機を設置。うち一つは、スイッチを入れると院内の非常用のライトがつき、数カ所のコンセントを使えるようになっています。完全ではありませんが、院内で使う電気の半分程度はまかなえるようになっています。いざという時に動かないのがこの自家発電機だという話もよく聞いていますので、バッテリーの充電もかねて毎週1回必ず動かしています。今まで使ったのは、医院の工事で停電するときに、数時間動かしたのが1回だけです(医薬品用の冷蔵庫と、可愛いお魚さんのいる水槽のポンプを動かすためです)。日常的に使わないには越したことがないけれど、でも、いざというときに多くの患者さんと職員がいるわけですから、「安心料」と思って設備を作りました。

トイレの水の備えもまた大切。1回で10〜20リットルほど使います。これがないと、やはり診療を続けるわけにはいきません。いろいろ悩んだ末に、冬の消雪ポンプを利用して、トイレ用の水を確保しています。ポンプから出るパイプを分岐して、300リットルのタンクに水をはれるようにしてあります。いざというときはこの水をバケツなどに汲んでトイレで使ってもらいます。人では使いますが、水そのものは地下水が無尽蔵にあります。そこに自家発電機からの電源を使えるようにしてありますので、全く不安なしです。

飲料水もそこそこに確保してありました・・過去形の書き方になっているのは、ペットボトルで買ってあった水が期限切れで、みんなお茶やコーヒーの水として私たちのお腹の中に入ってしまったからです。あの水は消費期限が2年ほどと、短いんですね。新しいものを買い直そうと思っていましたが、忘れていました。これを書いていて思い出しましたので、さっそく買い置きをしておくことにします。

当院は、今や珍しい!?院内処方です。つまり、医院の中に薬の在庫が売るほど(?)たくさんあります。災害時、当院だけで一定の医療は独立してできるようになっているというわけです。なかなかでしょ!

災害は忘れた時にやってくる・・忙しくしていると、非常時の対応などをつい忘れてしまいがちですので、もう一度見直しておきたいと思っています。それにしても、使わなければそれに越したことはないですよね、こんな設備は。(けっこうお金をかけているので、使うときもあってもいいような気持ちも、少しあるのですが・・)

2002.7.10(水)

◇午後は外回り

水曜の診療は午前のみ。午後はだいたい「外の仕事」をしています。今日は保健所の未熟児相談。2か月に1回ありますが、今回は1年に一回だけの「お話の日」。子どもの健康・病気などについて、来られている親御さんにレクチャーをしました。こんなときにすぐ役立つのが、当院で用意しているパンフレット類。いっぱいある中からセレクトして持っていき、配ります。それを元に話をするので、理解もしやすいでしょうし、詳しく知りたいときはそれをまた読み直していただければいいです。当日来られていない家族の人にも「お土産」になるというわけです。

そのあとは、元の放送局(FM上越)で録音。毎週15分ほどの番組を持っています。週毎のテーマを決めてはありますが、やはりその内容を考えたり、煮詰めるのがちょっと大変。それが出来てしまえば、もう半分以上は終わったようなもの。でもやっぱり3週分を一挙に録音すると、ぐっと疲れます。しばらくの間は、誰とも話したくない気分。

お相手をしてくれているのは「あすかさん」というパーソナリティーの方ですが、この方は朝早くから本番を何時間もこなしているというのに、まだまだ元気。さすがプロです。

ということで、今日は疲れたのでこれで終わりです。中身のない「日誌」で失礼しました。(今朝は娘のテニスの試合のため、朝5時すぎにおきて駅まで送っていったので、それもあってやたら眠いようです。明日もまた試合と言っていました・・ こんな時だけですよ、パパができるのは。頑張りましょう)

2002.7.9(火)

◇ある違和感

昨日のニュースで、高速バスの運転手が飲酒しながら運転をしていたという事件を報道していました。朝に焼酎を飲み、昼からの勤務で運転中に酎ハイを飲んでいたという言います。「中央道はカーブが多くて、早く酔いが回った」などという話には開いた口が塞がりません。プロたるものがその程度の意識で仕事をしていたんですね。怖いことです。

蛇行運転をしたり、路側帯を走ったりしたそうですから、乗客もさぞ怖い思いをされたことでしょう。運転手に具合が悪いのかと問うた方もおられたようですが、「あとで説明するから、座っているように」と運転手から言われたとか。心配になった乗客が自宅に携帯で連絡をとり、その家族が会社に問い合わせをしたという話です。しかし、その10分ほどあとに、休憩のために入ったサービスエリアのパーキングで、乗用車と接触事故を起こしました。その自己処理のために来た警察官が飲酒運転に気づき、検挙されたという顛末でした。

大事故に至らずに良かったな、という思いはあります。でも、不安に思い、飲酒運転かもと疑った乗客がいるわけですから、どうしてもっと早い段階で運転を中断させられなかったのでしょうか? これが凶器を持ったバス・ジャック犯人ならいざしらず、普通の運転手です。とくに凶暴だというわけではなかったようですから、きちんと話をし、説得したり、多少の力づくでも運転を止めさせることが可能だったと思います(もしも運転手が凶暴であれば、携帯で警察に連絡をとることもしていたでしょうが)。

どんな方がどれくらい乗車していたか分かりませんし、お前がそういう立場だったらできたのか!などとおしかりを受けそうですが、でも、乗客の方が自分たちに対して危険だと感じたわけですから、もう一歩、積極的な行動にでることが、その人たちの責任なのではないか、とも思います。それは、自分自身に対しての責任でもあるでしょう。無謀な飲酒運転手により生命の危害を受けることになれば、家族や社会に対して負っている責任を果たせなくなります。あるいは、他の乗客に対しても、お互いを守るという、一種の連帯責任を全うできなくなるのではないでしょうか。

そんなこと、自分には関係ない、などとするのは、つまらない個人主義です。あるいは利己主義と言えるかもしれません。行動に移すには勇気がいるでしょう。もしかしたら、そのために自分が傷つくこともあるかもしれません。でも、そのために萎縮し、ひるんでいていいのでしょうか。

今生きている社会で、イヤなもの、汚いもの、避けたいもの、触れたくないもの・・そんなネガティブなものがいっぱいあります。その時だけ目をつむり、顔をそむければそれらから遠ざかることもできるでしょう。でも、それではいつまでたっても良い変化は起きてきません。毎日を肩肘張って、顔をしかめて生きていこうとも思いませんし、できることではありませんが、でも、これだけは許せない、正さなくてはいけない、行動しなければいけない、というようなことが、時にはあるでしょう。そんなときに、向こう見ずと呼ばれても、でも、行動できる人間になりたいと思います。

昨日のニュースを耳にし、違和感を覚えたので、一言書かせていただきました。実際の乗客の方の様子を正確に知っている訳ではないので、的はずれなことがありましたら、ご容赦下さい。もちろん、この拙文は自分の生き方を見つめ直すために書いたもので、乗客の方を非難する意図はありません。誤解のなきようお願いします。

2002.7.8(月)

◇ERも立派な教材

当院で行っている職員ミーティングに「ER」(緊急救命室、アメリカでのTVドラマ)が登場! 先週の話(NHK BS2)を、みんなでビデオ鑑賞しました。はしかが日本ではまだまだ多いけれど、予防接種が徹底されているアメリカでは、診たことのない医者が当たり前という現状、そして、死んでしまうこともあるとても重症な感染症であることを、ビジュアルに知ってもらいました。

会議というと、たいがいは院長の話ばかりでつまんないだろうから、たまにはこんなことも良いようです。多少は解説しましたが、いつもよりもきっと「目に焼き付いて」「心に残る」ものだったでしょう。私のER好きも、こんなところで役に立ちましたよ。

もっとも、このドラマはいくつものストーリーが同時進行し、交錯しているのが常です。そして、その中の男と女もいろんな組み合わせに「交錯」していて、その解説が大変でした。とくに数回前からレスビアンも出てきて、ますますにぎやか(@_@) そんな「人間模様」に興味をもったりして・・

それにしてもこの番組、よく続きますね。こんなリアルな描写は演じる俳優も、それを準備するスタッフもとても大変なことでしょう。「ER本」が出るたびに買っていますが、裏話を知るごとにますます好きになっていきます。もともとはマイケル・クライトン(「ジェラッシッック・パーク」などの作者)が、自分の医学部での経験を書いた本から始まっているとか。さすがは人気作家です。リアルさを追求して止むところがありません。その中の医学知識には、私も多少勉強になっていることを、告白しておきます。

今日もその放送日。11時台が待ち遠しいですよ。(つい月曜は夜更かしをしてしまいます)

2002.7.5(金)

◇はしかを知らない医者

今週の“ER7”(NHK BS2)は日本とアメリカのはしか(麻疹)事情がこうも違うものかと実感しました。高熱とけいれんをおこした子どもがER(緊急救命室)に運ばれてくるのですが、カーター医師が発疹に気づき、はしかではないかと疑いを持ちます。しかし同僚医師もはしか患者を診察したことがないので、「ネルソン」という分厚い小児科教科書を開きながら、口の中のブツブツ(コプリック斑)を見つけ、はしかであると診断します。その子は呼吸障害などもおこして重篤になってしまい、小児ICU(集中治療室)に運ばれます。

この子の両親は子どもにワクチンを全く受けさせていませんでした。ワクチンは害があるから、ということなのでしょう。ERのスタッフ医師たちは、きつい調子でなじっていました。でもその気持ちは分かるな・・ 母親が心配そうに「助かるんでしょう?」と尋ねても、「はしかは500人に一人は死ぬ病気です!」とはっきりと伝えていました。(この子がどうなったかは、TVでご覧になって下さい。あまりスジをお話しすると、NHK地上波で一年遅れで見ておられる方にしかられそうですので、止めておきます)

アメリカでははしかの予防接種を徹底して行っているため、年間の患者数が100人を下回るようになっています。かたや日本では年間に数万人がかかり、数十人以上の子どもたちが死んでいます。この違い! いかに日本がいい加減に予防接種に取り組んでいるか、よく分かっていただけると思います。ワクチンさえしてあれば失われずにすむ子どもの命が、そうとうにあることを、ぜひ知っていて下さい。

はしかについての知識は、私はカーター医師よりも上です。ネルソンを持ってこなくても、はしかの病気はしっかりと頭に入っています。5月にも数人の患者さんを診察していますが、おそらくアメリカの医者が一生かかっても診ないであろう多くのはしか患者を、短期間に診ています。何とも光栄な話です(@_@) 

日本でもワクチンがもっと徹底され、私も早く「はしかを知らない医者」の仲間入りをしたいものです。

2002.7.4(木)

◇マスコミ関係2題

「女性セブン」という週刊誌をご存じですか? 私はよく分からないのですが、その編集部から電話が入りました。え?? まさか・・なんて、思い当たることはないのですが、でも週刊誌というだけで反応してしまう自分が悲しい・・??

紙面で「病(後)児保育施設」について特集するのだそうです。そこに、当院の「わたぼうし病児保育室」も載せたいが、名称などを確認するのが目的だったようです。女性記者の方の簡単な質問に答えて終わり。今日は原稿のデータをFAXで送ってきていました。全国のものをできるだけ多く載せたいと言っていましたので、きっと一行程度のものになるのでしょうね。

来週発売のものと言っていたようですので(記憶が不確か・・若い女性記者でぼーとしていた、という訳ではないのですが・・)、本屋さんでさっそく買いたいと思います。でも、「女性セブン」を買い求めてる私は、絵になりませんね。まあ、いいか。

昨日のこと、地元テレビ局の方が来られ、少しお話をしていました。用件は「TVコマーシャルを出さないか」というものです。お金もそうとうかかりそうですし、何よりも効果があるのか疑問なので、その旨お伝えしました。私の診療圏(患者さんが来て下さる範囲)は限られています。上越市とその周辺の市町村だけです。スポットCMを新潟県内に流しても、160kmほども離れている新潟市からわざわざ受診に来られる、などということはありません(もっとも、近隣の長野県の方が、HPがご縁で来られていますが、これは例外的なこと)。

開業当初は「名前を知ってもらう」という目的でTVのCMを利用するのは手かもしれません。しかし、当院のようにある程度年数が経つと、来て下さった患者さんにいかに満足していただける医療を提供できるかにかかってきます。それが医療の原点です。あまりちゃらちゃらしたCMを流しても、内容が伴わないのでしたら逆効果です。

そんなこんなで、むしろ今当院が行っている小児医療の基本的な考え方、新たに取り組んでいる病児保育のこと、HPや「こども通信」などを始めたとした各種の情報提供などについて、話をさせてもらいました。半分感心して(半分はあきれて?)帰って行かれました。営業で来られたのに申し訳ない。またご縁がありましたら、よろしくお願いします。

2002.7.3(水)

◇いいナビがついていますか?

今月の「こども通信」に、小児科医は子育てのナビゲーター役だと書きましたが、それについてお便りをいただいています。子育て中のお母さんから、賛意のメールでした。いつもそうなのですが、「通信」は月末にパソコンに向かいながら、何をテーマにしようかな・・などと行き当たりばったりに書いていることが多く、時間的な制限もあり(はっきり言えば、ギリギリにならないと仕事を始めない悪癖が治らないので)、あまり推敲もせずに書いていることがしばしばです。今回の「ナビゲーター」という言葉も、文の中で思いついて書いたものです。

でも、自分で「ナビゲーター役」はピッタリだとも思いました。子育てはけっして私たちがするのではなく、それぞれの親御さんが子どもたちのともに少しずつ作り上げていくもの。基本的には自分たちのパワーで進んでいくわけですが、ときにその方向を見失うことがあるかもしれません。そんなときにその方向を指し示したり、次の目的地までの距離や時間を教えたりするのが、私たち小児科医や、母子保健に携わる医療者、あるいは先輩である祖父母や周囲の友人、そして社会なんだと思います。その中でも病気や健康については、小児科医の役割がとても大きく、何かあれば頼りになる存在として、いつも見守っている必要があります。

自分では走ることはしませんが、要所要所では地図を広げて「あっちだよ!」などと方向付けをする仕事は、まさにナビゲーターそのものです。でも、そのナビゲーターが間違えた地図を渡したり、あらぬ方向に誘導したりしては一大事。いつも社会のこと、人の成長のこと、そして子育て中の家族のことをきちんと把握していないといけない仕事です。そう思うと、責任の重さもまた感じます。

でも・・子育てを楽しくするのも、大切。つらいこと、大変なことがあっても、にっこり笑いながら進んでいけるような、そんな環境づくりもまたしていかなくてはいけませんね。小児科医を引退して「好々爺」になるなんて、まだまだできそうにありませんね。

そう、私もまだ「小児科医」として成長中です!

2002.7.2(火)

◇携帯を新しくしました

先日来の「呪われた携帯」に終止符を打つべく、新しい携帯に交換しました。まだ1年とちょっとしか使っていないので、不本意なのですが、しょっちゅう「圏外」になってしまい、仕事に支障をきたしていたので、仕方のない選択でした。とくに新しい機能を使いたいわけでもないですし、お金もけっこうかかりますので・・

今まではドコモのN503i、これをP504iにしました。新しい504シリーズを比べてみたら、Pの方が薄いのにしっかりしているような印象。実際にこれまでのものは蝶番(ちょうつがい)部分が次第に緩くなるという欠点がありました。Pは大丈夫のよう(使ってみないと分かりませんが)。

でも作っている会社が違うので、入力の勝手も違っていて、まだ慣れません。まずは娘に使い方を調べてもらい、そのエッセンスを指南しれもらっています。何しろ、あの数百ページの解説書を開く気にはなりませんから。こんなことをしているから、新しい機種に替えても、新しい機能を使いこなせずにいるんでしょうね。

基本的は通話と、iModeができれば十分。iアプリとか音楽とかはいらないですよ、オジサン・ユーザーには。その機能を減らす分、お金を割り引いてもらえないんでしょうか?

今夜はまた娘の教えを乞うことにしましょう。

2002.7.1(月)

◇後半戦スタート!

今日から7月に入り、待合室にも七夕の笹を飾りました。さっそく可愛い短冊が下がっています。7日までには、もっといっぱいのお願い事で、きっと枝がたわわになることでしょうね。(誰がお願い事をかなえてくれるんでしたっけ?)

梅雨前線が発達し、西日本では大雨が被害がでているようです。当地でも夜中にすごい雨が降り(私は目が覚めませんでしたが)、午前中は大雨警報も出されたよう。今のところは止んでいますが、夜から朝方はまた降るんだとか。こんなお天気が続くと、喘息の子たちが発作をおこすんではないかと気が気ではありません。どうぞ、お大事に。

サッカー・ワールド・カップが昨夜の決勝戦を最後に、やっと終わってくれました。なかなかサッカーも面白いんだな、とも思いましたが、そんなにみんなそろって大騒ぎをしなくてもいいのに・・という気持ちが次第に強くなってきていました。フーリガンは来なかったようですが、日本の若者がバカ騒ぎをしている姿に呆れ果てました。気持ちを一つにすることは良いのですが、それが排他的になるのもおかしいですし、暴力的になるのは度を超しています。基本的には「ゲーム」だと思います。戦争ではありません。もうW杯は日本に来なくていいですよ(頼んでももうしばらくは来ないでしょうが)。やっと平穏な日々に戻ったような気持ちです。(でも、巨額の投資をしたスタジアムはどうするんですか? 日本にそんなにサッカー人口はいませんよ。あれもみんな税金の垂れ流しになるんでしょうね・・)

「こども通信」7月号を作りました。どうぞ、お読みになって下さい。

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