塚田こども医院

日 誌 2003年2月  月別の索引

2003.2.28(金)

◇2月はもう終わりなんですね

2月は一年で一番短い月。でも小児科医にとっては、もしかしたら一年で一番大変な月かも知れません。何と言ってもインフルエンザの流行です。重症感のある病気ですし、発症のスピードも速く、私たちの対応もできる限り速くしなければいけません。そして流行の規模は、とても他の感染症のたぐいではありません。毎日朝早くから夜まで働き続けて、どうにかやっと対応できているというのが現状です。

そこに今年は抗インフルエンザ薬の不足の問題もありました。薬が十分にあれば、臨床的に症状だけでインフルエンザと診断できる方には検査をせずに薬を使うことができますし、そうしなければ流行に対処できません。でも薬が足りないために、できればA型かB型かも知りたいということで、そうとう多くの検査を行わなければいけませんでした。これはいろんな意味での負担になっています。

インフルエンザの流行も次第に下火になりました。でも、今はまだ「春先の風邪」と言われるB型が残っていますので、もう少しご注意を。春はもうすぐそこまで来ているようです。

そして、春の訪れとともにやってくるのが「花粉症」です。今年は暖冬・小雪なので、例年よりも早いですね。2月というのに、もうすでに症状が出ています。スギ花粉はそうとう飛散しているんでしょう。以前、花粉が飛んでくる数を直接数えていた時もありましたが、最近はサボっています。でも、だいたいの様子は分かりますね。家では家内が、職場では何人かの職員が花粉症なので、顔を見るだけで「今日はどれくらい飛んでいるか」が手に取るように分かります(@_@)

今月は今日で終わり。その最後の日に「こども通信」3月号を作りました。宜しかったらお読み下さい。

2003.2.26(水)

◇子どもに優しい市政へ

午後は近くの保育園で、来年度入園する子どもたちの健診をしてきました。未満児(学年単位で3歳未満の子のこと)がほとんどなので、いっぱい泣かれてしまいましたが、でも元気な子と一緒にいると、私も元気をもらえるような気がしています。水曜の午後に行われる、こういった院外の健診に出かけることは、私にとって大切なリフレッシュと「息抜き」にもなっています。

先日、当市(新潟県上越市)の来年度予算の概要が発表され、その中で乳幼児医療費助成制度を拡充することが決められました。新潟県全体の制度としては、外来は0〜2歳が対象ですが、それを上越市単独で1歳引き上げ、0〜3歳を対象とするというものです。

新潟県は全国的には最低のランクにあります。「子どもに優しくない知事」の頑固な態度はそう変わることはないでしょう。であれば、各市町村での「上乗せ」が求められるわけですが、市町村長の態度にはそうとうの温度差があります。県内3位の規模である上越市は、必ずしも熱心とは言えません。一昨年に誕生した現市長の2回目の予算で、やっと年齢の上乗せが決まりました。ここまでの道のりは長かったです。

しかし、新潟市や、隣の新井市ではこの4月より就学前までを対象とするよう、一挙に拡充します。思い切った「子育て支援」対策です。そして、全国的にはもう未就学児は医療費助成の対象にするのが多数です。そんな様子を見ると、せっかくの上越市の拡充も、何だか見劣りがしてしまいます。

一昔前には「地方の時代」という言葉が流行りました。「中央集権から地方分権へ」--政治の流れが変わろうとしている原動力の一つは、地方にそれを担う人材がいることだと思います。自治体の首長はその先頭にたっています。「子どもたちのための政治」を実現しようという気持ちが本当にあるのならば、あとは決断だけです。全国の多くの自治体でできていることです。せっかく前向きに一歩足を踏み出したのですから、ここで歩みを停めず、思い切って進んでいってほしいものです。

2003.2.24(月)

◇医療事務さん募集中!

今、当院で働いていただける医療事務の方を大募集中! といっても1名ですが(^^)

最近、わたぼうし病児保育室が「繁盛」することが多く、2名の保育士だけでは手が足りず、医院から応援を出すことが多くなってきました。お昼休みも十分にとれないなどの問題も起きていますので、ここで一挙に【3人体制】へグレード・アップ。でも、新しい保育士さんに入ってもらっても、医院のこと、わたぼうし病児保育室の目的や発足から今までの経過、病気の子どものことなど、何も分からない状態では不安。それじゃあ! ということで「白羽の矢」があたったのが、保育士資格をもつ医療事務員の中の一人です。彼女はもともとは普通の保育園で保育士の仕事をしていましたし、医療事務の仕事を通して小児医療についても知識があり、何よりもわたぼうし病児保育室設立のために一緒に汗をかいてきた“仲間”です。事務さん方には悪いのですが、引き抜いてしまいました。

そこで空席になる事務さんのイスに、どなたか座っていただけませんか? できれば保育士の資格や経験がある方は大歓迎です。3月9日が面接日ですので、ご希望の方は早くアクションを!

当院の職員は「二足のわらじ」を履いてもらうことがよくあります。医療事務と保育士がそう。元保育士さんに受付をお願いしたことで、医院の固さがすっかりととれました。逆にわたぼうし病児保育室の常勤保育士さんには医療事務の勉強に通っていただき、その資格もとってもらっています。医院の中でも一定の仕事ができることで、病気の子どもたちやその親御さんとの接点が日常的に確保できますし、病気についての知識や病児への対応の仕方を知らず知らずに学んでいけるはずです。

「二足のわらじ」なんてのは古い言い方ですね。「マルチ・タレント」な人材を募集中!←この方が若い人向けでしょう。ということで、子どもの目線にたって仕事のできる事務さんを募集しています。どうぞ、よろしく!!

2003.2.23(日)

◇休日は薪ストーブとともに

やっとゆっくりとした週末を迎えることができました。先月からインフルエンザの流行などで忙しかったですし、いろんな行事が重なっていて、バタバタとしていました。今日も打ち合わせが一つ入ってはいましたが、それでものんびりとした日曜。犬の散歩もいきましたし、家のことも少ししていました。

何もないとストーブをいじります。居間に薪ストーブがあり、それに火をくべるのが、私のもしかしたら“唯一”の楽しみかも。細い枝を集めて火をつけ、しっかりと燃え始めたら少しずつ大きな木を入れていきます。最初から太い枝を入れると、なかなか火がつきません。小さな火が、次第に大きな火になっていくところを見ているのが好きです。薪ストーブの一番大変なところでもあり、でも楽しみのところでもあります。

薪を集めたりするのも、夏場の楽しみです。近くの公園から出てくる桜や松の枝もいい薪になります。大きな木はチェーンソーで丸太にし、それをまさかりで割っていきます。多少は汗をかきますが、冬のお楽しみのためと思うと、それも心地よく感じます。

薪ストーブはそうとう強い火力があり、実際に使うと2、3の部屋の暖房がいらなくなります。それが「原材料費タダ」と思うと、嬉しいです。それに、火の燃える様子を見るのは楽しいもの。いくらでもストーブの前にすわっていられます。燃えさかる炎で体も温められますが、心も一緒にあったかになります(^O^) !

もう一つ役割があり、屋根雪を溶かす働きもしています。ストーブの周りの暖気を屋根裏スペースに持っていってそこを暖めるのです。今年は雪が少なく、そのための出番はありませんでしたが、以前あった大雪の年では威力を発揮し、とうとう雪下ろしをしないですみました。(しかもほとんどタダで!)

もうストーブの火が弱くなっているかもしれません。さあ、薪ストーブの相手をして来ましょう。今夜も楽しく過ごせそうです。

2003.2.20(木)

◇飯倉教授逝く

昨日、飯倉洋治・昭和大学小児科教授が亡くなられたそうです。先生は日本の小児アレルギーの分野では知らない人はいません。国立小児病院時代から、とくに子どもたちの喘息についての研究や臨床でリーダー的な役割を果たしてこられました。私が小児科医になって、喘息の子どもたちがとても多いため、必然的に勉強していくなかで、先生の著書を読んだり、講義をお聞きしたりすることがとても多く、それらがとてもためになっていました。私は、勝手連的に恩師と仰いでいる先生でした。

とても優れた研究もされていましたが、出身大学が東大や旧帝国大学といったところではなかったためか、いわゆる出世コースから長くはずれていました。数年前に、出身大学ではありませんが、今の昭和大学に教授をして迎えられ、少しずつ医局の体制も整ってきたと聞いていました。まだまだこれからの活躍が期待されていただけに、残念なことです。

先生とは一度お酒の席も一緒させてもらったことがあります。以前勤務していた病院が所属する医師会に、特別講演をされに来たときです。そんな超有名な先生が、地方の小さな医師会にこられるなんてスゴイことと思い、ミーハー気分で出かけていきました。医師会長が、飯倉先生と同じ大学の同期なんだそうです。そんな関係で、ゆっくり温泉に入るつもりで引き受けられたんだと思います。講演のあとの懇親会に私も招かれ、小さくなりながらお話したのを、今でもよく憶えています。

先生は甘いマスクで、話し方もとてもソフト。実は小児科の女医さんには、彼の隠れファンが多いのだとか。アレルギー関係の学界には、彼の姿を見ようとして参加する人も多いんだという、まことしやかなウワサも伝わっていました。

1か月ほど前になりますが、飯倉先生が主催される研修会の案内が来ました。小児の気管支喘息に対するネブライザーの使い方やその効果についてで、先生の最も得意とするところです。4月下旬の祝日を使って東京で行われます。行ってお話をお聞きしてこようかな、などと悩んでいたのですが、2週間ほど前、大学に行っている息子が帰ってきた時、意外な話をしていました。

それは、飯倉先生が病気で入院中であり、今は仕事に就いていないということ。そしてあと3か月ほどだということ。半信半疑で聞いていたのですが・・ 昨日、息子から電話が入り、急に容態が悪くなり、亡くなったそうです。ショックでした。

まだまだお若く、そしていつもエネルギッシュに活躍されている先生でした。これからまだまだ解明したいことや、私たち後身に伝えたいものがさぞたくさんあったことでしょう。残念と言うよりも、無念な思いだったかもしれません。ご冥福をお祈りいたします。合掌

2003.2.19(水)

◇良い社会勉強をしています

春のような日差しの一日でした。午後は市の健診に出かけてきましたが、車を運転しながら「このままドライブに行きたいな」などと、つい思ってしまうほど。もちろん、約束の仕事をサボってしまうほどの度胸(?)は私にはありません。しっかりと仕事をこなしてきました。

夕方は郵便局を訪問。先日の郵便物が濡れていた事故(事件?)が、まだ私には納得できず、さらに上司の方とお話をしたいと思ったからです。新しい事実がでてきたわけではなく、まだモヤモヤとしていますが、明日にはまた報告に来て下さるそうです。早くすっきりとしたいものです。

例の本は、毎日重さを量っています。いったいどれくらいの水を吸っていたのか知りたくて。翌日からの測定なので全量はわかりませんが、1冊だけで40ml以上水を吸っていました(この他の郵便物も入れれば100ml近くになるのでは)。2時間程度の配達中に濡れたにしては、多すぎないでしょうか。次は、実際に水に濡らす実験をしてみようかと思っています。

郵便が濡れたことぐらいで騒ぎすぎだと思われる方もきっとおられることでしょう。私のクレームを受けている郵便局の方も、またかと辟易しているかもしれません。でも、郵便屋さんにとっては「命」ともいえる郵便物を粗末にすることが、私には信じられません。まあいいかといって終わりにしてしまうことで、私が自分自身のいい加減な態度を許せなくなってしまいます。

医院のレジスターを巡っても、同じようなことが起きています(私が起こしています)。ある大手メーカー「C社」のものを購入したのですが、同じ箇所の部品が毎年のように故障します。最初の1回は保証期間中のため無料で部品交換を受けましたが、その後は有償で購入。お金はそうたいして金額ではないのですが、毎回同じところが壊れるということは、その構造的は弱さを改善しない限り、いつまでも同じトラブルで悩まされることになります。そしてそれは私のところだけの問題ではなく、他のユーザーにも迷惑をかけているはずです。

そう思って「お客様相談室」へ直接電話をかけ、クレームを伝えたのですが、その後1か月ほど経ちますが、どうも誠意ある対応がありません。代替の部品を送るといいながら届かず、その旨を伝えると、小馬鹿にでもするような対応もあるようです。担当がその度に変わったり、言うことが一環していなかったり。クレームにしっかり対応すれば、もっと良い商品やサービスができるはずです。お客さんの生の声を大切にしない会社は、残念ながら発展性はありません。基本的には、そんな会社なんだなって思ってしまいました。

先週から始まったいろんな事件・事故。しばらくは尾を引きそうです。でも、きちんとした解決がされるまでは、しつこく粘って行こうと思っています。それがその個人や組織を良いものに変えていく、最良の教材なのですから。そして私にとっても、よい社会勉強になっています。

2003.2.18(火)

◇掃除機4台お買いあげ!

先日、自宅用に掃除機を買いました。高齢者でも使いやすい物はないかと思って、売場をうろちょろ。普通の掃除機では、けっこう重いし、本体をゴロゴロ引っ張って歩くのは大変。床に段差や階段があれば、そこでストップ。電源コードもけっこうジャマになり、もつれたります(私が不器用だから?)。コンセントを移し替えるのも、腰をかがめての作業になりますし、掃除は連続して行えません。

そこで「高齢者に優しい掃除機」のコンセプトを考えてみました。
・軽い
・一体型
・充電式(コードがない)

そんな掃除機を選んでみました。いくつかの商品がありましたが、6時間ほど充電すると25分は使用できる掃除機が、これらのコンセプトにピッタリ。値段も1万円弱なので、普通の掃除機よりも安かったです。

さっそく買ってきたところ、けっこう好評。私自身が、家の掃除が楽しくなりました。日曜ぐらいは掃除をと思うのですが、重くて大きめの掃除機を出してきて、あちこちに引きずりながら、その先々でコンセントをつなぎ替える・・考えただけでも面倒で、手をつけないこともよくあります。でも新しい掃除機では、気軽にそのまま、どこへでも持っていって掃除ができます。

試してみたら、「クイックル・ワイパー」のようでした。軽さ、手軽さ、機能性など、ほとんど匹敵します。違うのはモーターがついていて、ゴミを吸い取る構造。ゴミ入れも使い捨てる物がないので、長い目でみたら、かえって経済的かもしれません。

一つ「短所」があるとしてら、ゴミ入れの容量が小さいこと。一回使うともういっぱいになることもあります(それだけ掃除をさぼっている・・?)。毎回のようにゴミ捨てをしなくてはいけないのが、手間です。でもそれも考えようによっては、ゴミを長くしまっておかないことにつながります。普通の掃除機だと、時には月の単位で中にゴミが残っています。きっとダニや雑菌がいっぱい繁殖してしまっていることでしょう。「制約」があるから、逆に衛生的でいられると思うと、かえって「長所」なのかもしれません。

自宅での「体験レポート」を医院で報告したところ、要望が強く、職場でも使うことにしました。そして、その電器屋さんから3台も同じ物を買ってきました。自宅の物を含めるとトータル4台! まるで外国からの買い物ツアーみたい(?_?) きっと、そんなに買って何をしようとしているのか、いぶかしがっていることでしょうね。

2003.2.17(月)

◇もしも彼らが「一分間謝罪法」を身につけていたら・・

先週は「送迎バス事故」に始まり「郵便物事故」に終わるまで、腹立たしいやら、あきれるやらの一週間でした。そんな週末、ふと目にとまった新聞の広告欄に「一分間謝罪法」という本がありました。何やらマニュアル的で、上辺(うわべ)だけ・言葉だけの言い訳の方法が書いてあるのかな? でも、ちょっと面白そうだから読んでみよう。

そう思ってさっそく本屋で購入。その日に読んでみましたが、「期待」は見事にはずれました。そこに書いてあるのは、ただ単にあやまればいいということでもなく(それができないトップが多いのも事実ですが)、こういう言い方がいいという安直なものでもありません。結局は、仕事に対する責任感、自分自身に対する誠実さ、そして生き方そのものが問われてくるというものです。

たしかにそうですね。「すみませんでした。これから気をつけます」といった言葉だけを聞かされても、少しも心に響きません。時にはかえって誠意のなさを感じてしまうかもしれません。間違ったことをしたことに対して、本当に真摯(しんし)に反省し、それを取り戻そうとし、新しい自分に生まれ変わろうとしていれば、そしてそれをきちんと、できるだけ早く伝えることができれば、マイナスの出来事が逆にプラスに傾くこともあるかもしれません。いや、そんな「結果」を期待しないことも大切なのだとあります。自分の対して、真実に対して「誠実」であることが大切であって、その結果が残念な結果になったとしても、それでガッカリすることはないのだというのです。

もしも、先週出会った「あの人たち」が、この「一分間謝罪法」をちゃんと身につけていたら、私の気持ちや対応もずいぶんと違ったことでしょうね。トラブルを期に、かえって私の信頼を獲得することもあったかもしれません。

ただのマニュアル本かと思って読み始めた「一分間謝罪法」でしたが、思いのほか「重い」本でしたし、読み応えのある本でした。院長「一押し」の本です。今日の職員ミーティングでさっそく紹介しておきました。

この本を読んで・・私もちょっと実践してみたくなりました。何かドジってみようかな・・なんて、そんな安易なことじゃないんですよね。まだこの本の神髄を理解していませんね(?_?)

【参考】「あなたを危機から救う 一分間謝罪法」
 ケン・ブランチャード&マーグレット・マクブライド著、松本剛史訳
 扶桑社、2003.1.30刊、933円(税別)

2003.2.14(金)

◇続々・あきれています

どうしてこう私を怒らせたり、呆れさせてくれるんでしょう。今日は私自身に同じようなことが起きました。夕方配達された郵便が、その原因です。

今日は雨。昼に届いた何通かの封書や葉書も濡れていて、困ったものだと思っていました。でも悪いお天気の中での戸別配達は大変なんだろうな、とも思って、机の上で乾かしながら届いた郵便を整理していました。夕方に再度、雑誌の配達がありました(普通は一日1回の配達なので、こんなことはないのですが)。それが本の片側1/4ほどがずぶぬれ。中まで水がしみこみ、ページを一枚ずつ開くことができないほど。水の中に浸っていたような様子です(>0<)

これには心穏やかではありませんでした。すぐに郵便局に電話をかけ、事情を説明。その後配達の担当者がこられましたが、水の中に落ちていたような特別なことはなかったそうです。普通に配達をしていてこうなったんだと強調していました。でも、「普通の業務」でこのような事故が起きるのであれば、業務のあり方全般が問われるわけで、原因の究明、同じような事故がおきないようにするための業務の改善が必要です。そのようなお話をするのですが、「今回は私のミスです」を繰り返すのみ。

その後、配達の責任者と再度来られ、もう少し経過を説明していただきました。お昼の配達の時に濡れていることが分かり、それを持ち帰って乾かし(!?)、夕方もう一度配達したということです。完全に乾いていないことは容易に分かるのに、それをそのまま郵便受けに入れ、顧客に直接説明し、謝罪することもしないのはどうなんでしょうか。実はもう一つ配達すべき新聞があったけれど、それは夕方まだ乾いていないので配達せず、手元にまだ持っていたことも判明しました。

私からは同様の話をしたのですが、やはり基本的な考え方の溝は埋まらず、個人の仕事の手際の悪さが問題であるかのような説明で終わりました。言葉としては「お客様の大切な郵便物をこのようにして申し訳ない」とおっしゃっていますが、申し訳ないけれど、中身のある話には聞こえませんでした。

昨日も書きましたが、自分の仕事に責任を持つということがいったいどのようなことなのか、ご存じない方も少なくないように思います。たかが郵便物と思う気持ちもどこかにあるのではないでしょうか。

この4月から郵便局は公社化されます。小泉総理の考えでは、いずれ民営化するための準備段階なのだそうです。郵便業務にとって、ほとんど唯一の業務の対象は「郵便物」です。それをぞんざいに扱うのは、天に唾するようなもの。郵便物を大切にしないような郵便業務では、いずれ民間の参入があれば市場から退出していただくこともおこるのではないですか?

2003.2.13(木)

◇続・あきれています

私の父を巡っては、以前も唖然とするような出来事がありました。やはり脳梗塞のリハビリのために入院した病院でのことです。夜(確か7時ころ)、病棟のとなりの倉庫から出火しました。火は病棟への類焼もなく鎮火し、大事にはいたりませんでした。

こんな時は入院患者の家族に真っ先に連絡があるものだと思いますが、ありませんでした。近くに住んでいた当院の看護婦から火事の連絡を受け、母を連れて病院に急行。ロビーの片隅に集められた入院患者の中に、顔色を悪くしてふるえている父を見つけました。

その場にいた職員からは火事のことや、非難の経過、そして父のことなど多少聞くことができました。しかし、責任ある方からきちんとしてお話はありませんでした。その場の院長は、火事の見舞客用のコーナーにいて、来客の相手をしていましたが、患者さんの中を見回るような様子は、私がいる間には見られませんでした。病院の体質を象徴的に表しているようにも思えたものです。

目の前で火の手が上がり、消防のサイレンが鳴り響き、あたふたと避難をした、障害をもつ脳梗塞患者にとって、その日の夜を平穏に休めるとは思えません。できるならば家族の元で、安心して眠りにつくようにしてあげるのは、当然の配慮でしょう。しかし、病院からは「家族の方がご希望でしたら外泊を許可しますので、外泊願いを提出して下さい」とのこと。それは逆じゃないかとは思いますが、混乱している中で議論すべきことではないし、一刻も早く父を家に連れて帰りたいという気持ちで書類を書き、「許可」をもらって家路につきました。

その日の夜、なかなか寝付かれず、何度も起きるたりうなされる父のそばで、私も一晩過ごしました。翌日、病院からてっきり電話が入るものと思っていましたが、かかってはきません。「怖い体験」をした患者が夜どのように過ごしたか、医療者として気にならないことが不思議でなりません。本人に対しても、そして家族に対しても「申し訳なかった」「外泊して家族の元で過ごさせてもらって良かった」などという、謝罪やねぎらいの言葉を期待したのですが・・

昼まで待っても電話が入らないので、私から病棟婦長に電話をし、対応がおかしいと抗議。そして、すべての外泊患者の様子を聞くことを提言しました。それが聞き入れられ、当日夕方までには電話連絡が完了したとのことでした。

こんな事態はそう起きることではありません。混乱していたから十分に対応できなかった、という面はあるでしょう。でも、混乱するような事態であればあるほど、連絡を一刻も早くするべきなのです。それは、患者さんに責任をもつ医療の職場ではなおさらです。

そして、個々人の方の責任を問うつもりはありませんが、でも、一人ひとりの職員がその場でどう状況を把握し、どのように行動するか、それは普段の仕事の中での積み重ねです。突発的なことに対処するのは、日常的な業務がきちんとできていなければ不可能です。そして、それができていれば、緊急時にもしっかりと仕事ができるのではないかと思います。

日本人はともすると集団の中にいて、集団の意志に自分のそれを合わせることだけを良しとしがちです。「出る杭は打たれる」「右を見て、左を見てから一歩を踏み出す」。そんな社会の中では、責任ある大人、成熟した社会人が育つことは、難しいです。自分に自信と責任をもって社会の中で生きていくこと・・ 今の混沌とした社会の中で求められているのは、そんな資質なのではないかと思っています。

2003.2.12(水)

◇あきれています

私の父は脳梗塞を患い、歩行や言葉は不自由です。リハビリに通う中で、少しずつ機能は回復してきていますが、それでも普通の生活に戻ってはいません。寝たっきりになっていないだけ助かっていますが。週に一度、デイサービスを利用し、歩行の練習をしたり、いろんな物を製作したりするのも、本人も楽しみにしています。自宅前に送迎バスが来てくれて、それに乗って出かけ、そして帰ってきます。

先日の夕方、デイサービスからの帰りのバスを降りたところで、そのバスが接触し、転倒するという事故がありました。バスを降りたところで(歩道ではなく車道の端で)、待っていた妻と並んでそのバスが行き去るのを待っていたところ、バスがハンドルを右に切りながらバックし、その左側面とサイドミラーに押し倒されるような形になって、転んでしまいました。父はゆっくりとしか歩けません。逃げることなどできず、そのまま道路上に転倒。母はとても体が小さく、倒れてきた父を支えることもできず、側溝に落ちてしまいました。

70歳代の高齢者が転ぶことで、例えば大腿骨の骨折をおこしてしまうと積極的な治療はできませんので、そのまま寝たきりになってしまうケースも少なくありません。二人とも結果としてはほぼ打撲だけのようで、まさに不幸中の幸い(母や胸郭の痛みを訴えていて、肋骨骨折の疑いもまだあるようですが。でも父の精神的ショックは大きく、当日の夜は嘔吐し、悪寒も強くつらそうでした・・)。

これは単なる交通事故ではありません。一番の問題は、介護福祉施設の送迎バスが起こした事故だという点です。自宅に安全に送り届けることが当然の仕事です。バスを降ろして、あとは介護者(それも高齢で体力のない女の人)に任せるのはいかがなんでしょうか。バスの運転手は、自分がたった今降ろして人が、わずか数十センチのところに立っているということを、そして自分の運転するバスがどう動いていくかということが、どうして分からないんでしょう。

事故は夕方4時ころ。二人を病院に運んでいったのは5時ころ、そして私(市内に住むただ一人の子ども)に連絡が入ったのは6時半ころ・・ 事故の対策は「危機管理」なんじゃないですか? 危機管理は時間が勝負のはずです。

事故の概要や経過を聞き、次第に唖然としてきました。「リハビリに通っているのに、怪我をして帰ってくる」って洒落にもなりません。そして、そんな程度の低ベルの仕事をしているんだと思うと、安心して父母を任せることができくなります。

以上は父母から聞いた話が中心で、正確さに欠ける点はあるかもしれませんし、もっと知りたい点もあります。今後、施設の責任者から話をお聞きしていく中で、もっとはっきりしていくことでしょう。

老人保健施設の「搬送」を巡っては、全国でこのところ事故が続いています。送迎バスのリフトから車椅子ごと落ちて死亡したり、入浴のために乗せられたストレッチャーから転落してやはり死亡したりという事故がありました。それらを受けて、厚生労働省は搬送時の安全について通達を出したばかりです。

そして今回の事故。偶然ではないでしょう。「起こるべきして起きた」ものだと思えて仕方ありません。社会福祉施設として、守るべき基本から逸脱した業務を行っている中でおきました。私の父母がその被害者になったこと、怪我の程度が軽かったことは「偶然」ですが、でも、いつか・どこかで・誰かが会う事故だったという点では「必然」です。

これを期に、老人福祉の原点に戻って、業務を見直していただきたいと願っています。また、私自身も小児医療に携わるものとして、これを他山の石にし、自らも振替ってみなければいけないと思っています。

2003.2.10(月)

◇さよならエスティマ

長年乗っていた愛車のエスティマにお別れをしました。12年ほど乗っていたのは、私にとっても過去最長。エスティマが日本で発売された半年後に購入。気にいっていたこともありますし、他に気にいった車が出現しなかったこともあって、今までずっと「エスティマ一筋」で来ました。

でも、3人の子どもたちもだんだん大きくなり、上の二人は遠くで暮らしています。みんな一緒に出かけることもなくなり、7人乗りの大きな体を持て余している状態。ちょっと小さめな車にしてもいいし、そろそろ新しい車にしてもいいかな、などという気持ちも少しありました。

でも、エスティマの次の居場所が決まらないと可哀想だと思っていたところ、息子が乗ってくれることになりました。そうとう古くなっているので嫌がるかと思ったのですが、気持ちよく引き取ってくれたので安心。これで心おきなく新車を買うことができました。

いつもお願いしている自動車整備工場に「来年の車検まではぜったい壊れないように」と、これまら無理なお願いをして、いつもよりも入念に点検をしてもらいました。そしてこの週末、息子が電車で帰省し、そしてエスティマで帰って行きました。長く乗り続け、家族の一員のようになっていただけに、見送る時にジーンときてしまいました。でも、新しい「嫁入り先」でもきっと大切に乗ってもらえることでしょう(部活の練習や試合のために必要だと言っていましたが)。

春にはまたタイヤを履き替えに来るといっていましたので、エスティマに再開できることをまた楽しみにしています。息子もこれを機に、帰省する回数が増えそうで、親としては嬉しく思っているところもあります。

2003.2.7(金)

◇翻訳ソフト初体験

昨日の日誌の日本語訳は、実はパソコンのソフトで先に訳しました。それを読みやすいように書き改めました。実のこの英語の翻訳ソフトは、使わずにそのまましまい込んであったものを急遽引っぱり出してきたインストールしました。

初めて使ってみたのですが、けっこう使えるものだと驚いています。説明文などの定型的なものは、だいたい意味が通じています。でも、専門用語や独特な言い回しが入るとちょっと無理があるよう。まあ、とりあえず意味が分かる程度には使えるんですね。そんなことが分かっただけでも新鮮な体験でした。

でも、他の方に読んでいただくにはあまりにお粗末なので、自分なりに手を加えたのが昨日の訳文です。英文を読みながら、パソコンの訳文をいじっていたので、どことなく「機械的な」訳が残っているような感じです。それに、できればパソコンの訳文をできるだけ活かして、直すのも最小限にしよう、なんて気持ちもあったので、素直な日本語にはなっていないような・・

言ってみれば、自分らしい訳文ではないような気もしています。こんなことなら、パソコンの手を借りず、いっそ最初から自分でやれば良かったとも思っています(といっても、やり直すつもりはありませんが)。

久しぶりに英和辞典をひっぱりながら、やっと仕上げた日本語訳。ちょっと学生に戻ったような気分です。あの頃に翻訳ソフトがあったなら、重宝していたかもしれませんね。

2003.2.6(木)

◇英字新聞でも薬不足が話題に

昨日お知らせした「ジャパン・タイムズ」の記事ですが、邦訳を希望される方が多いので、以下の掲載いたします。記事全体の中から私の発言が使われている部分だけです(最初と最後)。私の拙い訳ですが、どうぞお読み下さい。

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EPIDEMIC HITS EARLY
Docs find flu drug dearth hard to swallow
By TOMOKO OTAKE
Staff writer

Pediatrician Jiro Tsukada says that being stingy has become part of his job.

Tamiflu, an effective flu drug, is in short supply due to a recent flood of orders.

Every day, Tsukada, who runs a clinic in Joetsu, Niigata Prefecture, carefully monitors the inventory of one particular drug in his pharmacy, counting the number of capsules he receives from wholesalers and the number he prescribes to patients.

The reason? Since a strong type-A Hong Kong influenza virus started spreading rapidly in Japan's snowiest regions in mid-December, the drug oseltamivir -- known to significantly relieve flu symptoms -- has been in short supply.

"I make sure not to waste any," Tsukada said.

・・・・・

Tsukada of Niigata, who is tired of worrying about his drug supplies, said the government should consider stockpiling vaccines and drugs as part of a "crisis management" plan.

"Three seasons ago, there was a massive shortage of vaccines," he said. "Then last year and the year before there was a fuss over not having enough flu-test kits available. Now this. And these are supposed to be 'normal' seasons because the viruses are old.

"What are we going to do if a brand new strain breaks out?"

The Japan Times: Feb. 4, 2003
(C) All rights reserved
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早い流行
抗インフルエンザ薬の不足で治療が困難に

小児科医Jiro Tsukadaは、出し惜しむことは彼の仕事の一部になったと言う。

効果的抗インフルエンザ薬であるTamifluは、注文の急増のために不足している。

上越市(新潟県)でクリニックを運営すしているTsukadaは毎日彼の薬局で、卸売業者から受け取るカプセルと患者への処方を数えながら、1つの特定の薬の目録をモニターしている。

その理由は?

強力なA香港型インフルエンザ・ウイルスが12月中旬、日本の中で最も雪深い地域で急速に広がり始めたので、薬oseltamivir(インフルエンザの徴候を著明に和らげることで知られている)は不足していた。

「私は少しも無駄にできない」と、Tsukadaは話す。

(中略)

新潟のTsukadaは薬供給について心配していて、政府が「危機管理」計画の一部としてワクチンと薬の備蓄を考慮しなければならないと言った。

「3シーズン前、ワクチンが大変に不足した」と、彼が言った。

「それから昨年とその前年、インフルエンザ-テスト・キットが十分に利用できないという騒動があった。

今シーズンもまた。

そして、現在のウイルスが古いので、『普通の』季節であると思われる。

「もし新型のウイルスによる流行が起きたならば、私たちはどうすればいいのだろう?」

ジャパン・タイムズ:2003年2月4日
(C)著作権所有
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2003.2.5(水)

◇私もBB派に!

私も遅ればせながらブロードバンド(BB)派になりました! 先日、医院で使っているパソコンをケーブルテレビの提供するインターネットに接続しました。これまでの電話回線と違って、その速いこと! ウサギとカメとの違いほど。画像やバーナが多いHPでもさっと読めてしまいます。これって、凄いことなんですね。

速いだけじゃなくて、いつでもつながっていて、いつでも使えます。これもまた凄い! いちいちダイアル・アップする必要もないし、その時間もいりません。これでも今までのサービスとほとんど値段が変わらないのも凄いこと! わりと早くから電子メールを使って、インターネットの世界にも親しんでいたつもりですが、いつのまにか「浦島太郎」になっていたかのようです。

でも、私の生活や仕事の中でHPを読むことって、実はあんまりないんです。一番見ているのが自分のHPで、更新したあとちゃんと読めるかどうかチェックしたり、「読者のページ」にご意見をいただいていないかチェックしたりするのが日課(カウンターもときどき見ています)。そして、自分のHPを見るのがほとんど唯一と言っていいかもしれません。そんな意味では、今回BBにしたのがどれくらい意味があったか・・ 未だ「常時接続」に慣れず、メールチェックやHP閲覧が終わったあと、接続を切ろうとしてしまう「悲しい性(さが)」がまだ抜け切れません(*_*)

でも、メールの送受信だけでもそうとう快適になっているので、それなりの意味はあったようです。BBを活かしたコンテンツは、また何かいいアイデアでも浮かんでくるかもしれません。

それにしても、電子メールを始めた時にはその速さにも驚いたもの。それが何年もしないうちに、新しい物、そして高機能の物がどんどんでてきます。今回のBBの感動体験も、数年のうちにはもう陳腐化してしまうのでしょうか。

今日は新潟テレビ21の番組に生電話でインフルエンザについてお話をしました。今回は解熱薬についての注意が主でした(使っていいのは一般名「アセトアミノフェン」だけ!)。

先日インフルエンザについて電話で「ジャパン・タイムス」から取材を受けましたが、それが記事になりました。よかったらお読みになって下さい。もっとも英文ですが・・

2003.2.4(火)

◇立春です。でも・・

今日は立春。暦の上ではもう春。当地では今日は寒気がゆるんでいました。夜は星や細い三日月がよく見えました。寒いだけあって、空が澄んでいるような感じでした。

それでもまだ春は遠いな、という気持ちです。2月の中旬くらいまでは寒波が来て、大雪になるのは毎年のこと。娘が生まれたころもそうでした。生まれてからの1週間、とても寒く、路面が凍りついている中を病院に通ったことをよく憶えています。

インフルエンザの流行も、まだまだ気を許せません。昨日からの様子では先週よりも一回り患者さんが少なくなってきていますので、峠を越えたようにも見えます。でも、B型も混じってきているのも気になるところ。すでに流行の終わった園でもまた新しい患者さんが出ています。

それにタミフルなどの抗インフルエンザ薬が不足気味のことも、気持ちを重くさせています。当院では今のところは何とか大丈夫な見通しですが、今後流行が再び勢いを増すと在庫がなくなる可能性もあります。困ったことです。

明日、新潟テレビ21(NT21)の番組の中で、今のインフルエンザ流行の様子などをお話します(電話で生出演)。夕方4:50頃からです。先日一度お話をしていて、明日はその続きです。視聴できるのは新潟県内だけですが、よろしかったらご覧になって下さい。

2003.2.3(月)

◇節分の鬼さんへ

今日は節分。きっと日本中で「鬼は外! 福は内!」とかけ声をかけて豆まきをしていることでしょう。我が家も昔、子どもが小さかったころはしたものです。医院2階にある「わたぼうし病児保育室」には今日は定員いっぱいの4人のお子さんがいましたが、保育士と一緒に鬼のお面を作って楽しんだと日誌にありました(毎日入室する子が「日替わり」なので、こういった季節の行事を保育内容に計画的に取り入れるのは難しいですね)。きっと子どもたちの元気な声で鬼を追い払ったことでしょう。

でも・・どうして「鬼は外」なのでしょう。鬼はみんな悪い者なのでしょうか? 鬼にも気が優しく、人間に危害を加えない者もいるでしょうし、もしかしたら人間の社会にとってとても大切な仕事をしてくれている鬼もいるんじゃないでしょうか(何やら新美南吉の世界に入ったみたいですが)。そう思うと「鬼は外!」と言ってしまうのは、鬼に失礼なんじゃないかとも思ってしまいます。

鬼にもぜひ言い分を聞いてみたいものです。人間の方がもっと乱暴で、不遠慮で、道理がなく、救いがたい者だと言われてしまいそうです。何しろ、人間の歴史は「殺し合い」「暴力」「戦争」で血塗られているのですから。知恵があると言われているのに、今でも戦争でもめ事を解決しようとしています。鬼にどんな顔をして「出ていけ」なんて言えるでしょうか。

ということで、今日は全国の鬼さん、本当にご苦労様でした。これも人間の我が儘と思ってお許しを。早く家に帰って、暖かくして休んで下さい。今人間の世界はインフルエンザがいっぱいです。どうぞお体にお気をつけ下さい。

2003.2.1(土)

◇今日から2月

一年で一番厳しい季節ですね。とくに上旬は毎年強い寒波が来ているように思います。今年はインフルエンザの流行も大きいですので、十分に気をつけていて下さい。

でも、あと2か月もすると桜の花も咲く季節になります。山の方を見ても暗い空しか見えませんが、でもその向こうに温かい【春】が待っているんですよね。そう信じて、今を乗り越えて行きましょう。

「明けない夜はない」といいます。「止まない雨(雪)はない」でしょうし、「過ぎ去っていかない冬もない」ですね。そうすると、「終わらないインフルエンザの流行もない」ってことです。でも・・毎年流行を繰り返しているのですから、何とかならないものでしょうか。ワクチン、検査キット、抗インフルエンザ薬・・毎年何かでトラブっています(今年は薬の不足)。このままだと、インフルエンザの流行が終わる前に全国の小児科医が倒れてしまいますよ(*_*)

今日はこれから「新潟県地域医療フォーラム」に参加するため長岡市に行って来ます。自治医大の県内卒業生が中心になり、地域での医療のあり方を大いに語りあおうというものです。私も「小児救急」について発言するように指名されています。みんなの知恵を借りてきたいと思っています。

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