院長の書斎 006

四季・亜紀子(上・下)

著 者
五木寛之著

出版社
集英社(2000.10刊)

定 価
上下各1,200円(税別)

分 野
お楽しみ(文芸書)

感 想

五木寛之の作品は、久しぶりです。「四季」のシリーズはこれが4作目で、完結編なのだそうですが、前3作を読んだのは、たしか10年ぐらいも前でした。ストーリーを思い出せないのですが、でも登場人物に、懐かしさを感じながら読み進んでいました。

四人姉妹の性格、考え方、生き方の違いがテーマ。それぞれの中に、どこか自分に共通するものがあるようです。例えば、うつ病のふゆ子。ある程度克服しているけれど、都会の生活やDJのストレスフルな生活の中で自分を失いかける・・ 自分がそこで描かれているような気持ちでした。

日本の文学は「暗い」感じがして、あまり好きではないのですが、でもそれは、そこにはまりこんでしまう自分が怖くて避けているのかもしれません。五木寛之の作品で、久しぶりに日本の小説に興味がもてました。

作成日
2000.11.25

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