2002年2月号(134号) 

2月は一年で一番短い月。でも上旬は寒さが最も厳しくなります。
インフルエンザの流行も全国的に始まっていますので、お気をつけ下さい。

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今月の話題
 ●ウソはダメ!
 ●短信
 ●インフルエンザの流行が始まりました
 ○1月の感染症情報
 ○1月の予定

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■ウソはダメ!

 この1か月、日本の社会や政治をめぐっていろいろと考えさせられることが多かったです。狂牛病対策、雪印食品や外務省での不祥事・・その一つひとつを丁寧に解決していく努力が必要だとはわかるのですが、でもため息がでてしまいますね。いつまでこんなことをしているのでしょう。
 それらの中で、平気でウソをついている大人たちの姿が目につきました。政治家、役人をはじめ、有名な会社の人たち。みんな組織の中で一生懸命に仕事をしているのでしょう。でもそれが反社会的であるとき、個人の良心に照らし合わせて、「ダメなものはダメ」と言えないのでしょうか。
 やはり、「正直者がバカをみる」ような社会ではいけませんよね。
 でも、私たちも子どもにはどう接しているでしょうか。予防注射のとき、「痛くないから」と連れて来ていませんか? そんなことを繰り返していると、「やっぱり大人はウソをつく」と子どもは思ってしまいます。
 相手が子どもでも、正面から向き合い、正直に話をし、決してウソをつかない。「痛いけど、とても大切な注射だから我慢するんだよ」----そんな言葉かけをしていたいと思います。

■短 信

医院南側の駐車場に消雪設備も完備しましたので、どうぞご利用下さい。
今月7日より、窓口の支払にクレジット・カードと銀行のキャッシュカードが使えるようになります。

■インフルエンザの流行が始まりました

 先月下旬より、インフルエンザの流行が始まっています。インフルエンザには、特別に注意しなければならないことがあります。
      
Q熱冷ましの使い方は?
 インフルエンザはいろいろな合併症を起こすことで知られています。その中でも、小児に一部の解熱剤(げねつざい)を併用すると、重篤な脳障害(ライ症候群)をおこす可能性があるとして、使用禁止になっているものがあります。十五歳未満のインフルエンザには、アスピリンとその類似薬は使用ができません。(水痘にも同じ)
 また、メフェナム酸(代表的商品名「ポンタール」)とジクロフェナクナトリウム(代表的商品名「ボルタレン」)は、脳症を重症化する疑いがあり、原則として小児のインフルエンザ患者には使用しないことになっています。
 アセトアミノフェン(代表的商品名「カロナール」「アルピニー」など)は安全です。
      
Q漢方薬も使っていますね・・
 インフルエンザでは強い寒気、倦怠感、脱力感などが強いのですが、西洋薬の熱冷ましなどにはそれらを抑える働きはありません。一方で、漢方薬はインフルエンザの初期症状を抑えてくれるものがいくつかあります。熱冷ましが副作用等の問題から使用しない方向にあるので、漢方薬を使うことが増えてきています。(麻黄附子細辛湯、麻黄湯、葛根湯、香蘇散など)
      
Q今から予防できますか?
 予防接種は、これからではあまり効果は望めません。
 流行が始まったら、人混みにでかけないこと。マスク、うがい、手洗いなどは効果としては十分ではありませんが、一般的な風邪予防としても必要です。
 またかかってしまったときには、しっかり休養をとってください。また、普段から規則正しい生活、偏りのない食生活なども大切ですね。
 流行の情報はとても大切です。近年はインターネットを使用した、リアルタイムの情報提供も行われるようになってきています。(当院ののHP上でも行っていますので、ご活用下さい。)


■2月の感染症情報

 1月の下旬より少しずつインフルエンザの患者さんがでています。学校によっては欠席者の目だつところもあります。今シーズンは例年通りの大きな流行になりそうです。
 一般的な風邪予防になりますが、マスク・うがい・手洗いを励行し、十分な睡眠と栄養をとり、できればあまり人混みにはでかけない、そして風邪気味と感じたときは早めに休むなど、生活面での注意をお願いします。
 また、インフルエンザの診療は検査・薬とも近年になって格段に変わってきています。早めに受診されることをお勧めします。
 この他では、嘔吐下痢症(ウイルス性胃腸炎)や水ぼうそう(水痘)などが流行中。おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)、手足口病もまだ見かけています。
 感染症ではありませんが、春先のスギ花粉症を心配しなくてはいけない季節になってきています。3月中旬には本格的な症状が始まりますので、できれば今月中から予防薬を服用するなどしていて下さい。

■当院から [感染症情報] を毎週お伝えしています

 TEL0255-44-7722(無料、毎週末に更新)
 FM−J(エフエム上越76.1MHz)=金曜13:30〜
 上越有線放送=月曜18時〜
 ホームページにアップロード
 i-Mode携帯へ送信(無料、毎週金曜ころ)

■2月の予定

院長出務
  ・上越市乳幼児健診 27日
  ・有田保育園就園前健診 6日
  ・有間川保育園就園前健診 13日
有線放送「健康ライフ」 16日朝6時〜
  「冬〜春の病気/インフルエンザ・花粉症など」
FM-J「Dr.ジローのこども健康相談」
 月曜午前9:15頃〜(76.1MHz)
  ・第1週=子育てアドバイス
  ・第2週=子どもの病気
  ・第3週=予防接種
  ・第4週=事故予防

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