塚田次郎著

乳幼児医療費助成拡大を

(2002年6月)


新潟日報「窓」欄2002年6月28日掲載

乳幼児医療費助成拡大を

 先日、医療法の改定案が衆議院で可決され、今国会中に成立する見込みになりました。財政難を背景に、医療費の窓口支払いや保険料のアップといった国民に負担増加を求める内容になっています。
 そんな中で注目されるのが、3歳未満児の窓口負担を現在の3割から2割に減らすことです(10月実施予定)。急激に進行している少子化傾向に何としても歯止めをかけたいという願いが込められています。
 しかし、実際にはほとんど現行と変わりません。なぜなら、すで全国の自治体で乳幼児医療費を助成する制度があるからです。本県でも外来については三歳未満児については1回530円の負担(月4回まで)以外は県と市町村で補助されています(1、2歳児は所得制限あり)。
 一方では県や市町村の負担はおおむね3分の2に軽減されるわけで、その浮いた予算で対象年齢を引き上げることが可能です。また、各市町村で行っている上乗せも、さらなる拡充ができることになります。
 全国では「就学前まで」「窓口負担なし」で助成するところが増えてきたおかげで新潟県はいまだ「後進県」です。法改定の趣旨である少子化対策のためにも、県や市町村の「子どもに優しい」対応をぜひ実現していただきたいと思います。

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