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院長ブログ

2021年7月 一覧

はす祭り

☆はす祭り

高田公園のお堀は、たくさんのはすの花が咲いています。
はす祭りも開催中。
他に何もありませんが、どうぞお越しください。

私は・・暑いので、遠目に眺めているだけですが。


ここは小児科

☆小児科

コロナワクチンは毎日数十人に接種しています。
5月から始まり、3ヶ月。
まだしばらくは続きます。

当初は高齢者から始まり、先月からは成人の方にも接種をしていました。
今週からは12〜15歳の子どもたちへの接種が本格的に始まりました。
市からは、子どもたちは個別接種で行い、できれば夏休み中に済ませてほしいと言われているからです。

先週までと今週で接種の場面の「色」が変わりました!
高齢者は会場での動きもゆっくりですし、急がせると事故の元なので、何事もスロースピード。
私の口癖は「やわやわ」でした。
(当地の方言で、ゆっくりといった意味合い)

でも、今週に入ってからは、まずスピード感が変わりました。
断然アップ。
ローやセカンドに入っていたギアが、いきなりトップに入ったよう。
子どもたちとの受け答えも、スムーズです。

何より普段から診ている子どもたち、あるいは以前通っていた子どもたち。
見覚えがあり、馴染みがあります。
一緒に来られる親御さんも、顔見知りの方ばかり。
小児科らしくなりました!

もう一つ。
本当に「色」が変わったんです。
着ている服が違うようですね。
明るい色で、かわいいキャラクターが付いていたり。
ちょうど夏休みに入っているので、制服を着ていないのも関係あるでしょうね。

ここは小児科。
やっぱり子どもたちが主人公です!!


上を見上げればおむつ

☆おむつ活用

保育室の天井を見上げると、おむつが!
エアコンから水がこぼれてきたので、応急処置。
ドレインの故障(つまり)か、冷媒配管の断熱材の異常か。

電気屋さんに連絡したら、量が多くなければそのままにしておいてと。
今週の土曜に、ちょうど別のエアコン取り付け工事にやってくることになっているので、その時に見てもらうことになりました。

職員からは、下にタオルなどを敷いておきましょうかと。
それは邪魔になるので、おむつ活用を提案。
それがこの写真になりました。
おむつなら保育室にいくらでもありますからね。

今のところ、そんなにお漏らしはないようです。
土曜日まで、これで大丈夫そうですよ。


逆隔離

☆逆隔離

今日のわたぼうし病児保育室は24人のご利用。
一時期に比べると、少しは落ち着いている状態です。

もっとも、定員は25人なので、これでもギリギリなのですが。
もう少し多めに預かれるようです。
必要な方はどうぞご連絡ください。

その内訳ですが、RSウイルス感染症が20名!
何と8割以上になります。
そのほかは、感冒が4名でした。

RSが圧倒的多数派になり、部屋の割り当ても一番大きなプレイルームになっています。
いつもは少数派で、和室などのやや小さな部屋を隔離室として使うのですが。
今日は感冒の子どもたちが和室を使っています。
「逆隔離」と呼んでいますが。

RS流行の動向は、先週は少し発生数が減少。
ただ、連休があり、診断されていないだけかも。
まだまだ油断ができない状況です。
どうぞお気をつけください。


オリンピックだらけ

☆オリンピックだらけ

やっぱりこうなった。
コロナ禍で、これでいいのかい。

始まれば、オリンピックで浮かれる。
マスコミはもうそうなってる。
時の政府の思い通り。

こんなのばかり見ていれば、国民も踊らされるんだろうな。
コロナ第5波がとんでもない規模でやってくるというのに。


コロナ対策はどこへ?

昨日から東京オリンピックが始まりました・・いや、始まってしまいました。多くの人たちの反対を押し切った形で。

これでいいのかな、って思います。コロナ対策は完全に吹き飛んでしまいました(元々大した対策ではなかったですが)。

東京都には4回目の緊急事態宣言が出され、オリンピックは無観客が決定。政府は人の流れを抑えることでコロナ流行を阻止していこうとしていたはず。

でも、オリンピックが始まった途端に、都会の人の流れは逆に活発になりました。地方も都会からの人の流れが増えています。

カレンダーをいじくって無理に作った4連休がそれに拍車をかけました。これもオリンピック開催のために昨年と同様の祝日にしたからです。

今日は当院は通常と同じく診療(土曜なので午前中のみ)。やはり都会から帰省中に体調を悪くして受診されたお子さんもいました。

街をクルマで走ると、県外ナンバーのクルマが目立っていました。全国でコロナ流行が加速しているとは思えない状況です。

オリンピックを強行したことが、国民に逆のメッセージを与えています。お祭りごとをするのだから、家にひっそりとこもっている必要はなし。出かけていいよ。しばらく旅行も行っていなかったのだから、どうぞお好きなとこへ。昨年からずっと会えないでいた田舎のおじいちゃん、おばあちゃんに会いに行ってもOK。

そんな雰囲気を作ってしまっています。それは、コロナ対策としては真逆のこと。それでいいの?

変異株が流行の主役になり、これまで以上に流行スピードが拡大しています。ワクチンを2回受けても感染を防ぐ効果は著しく下がりました(重症化阻止の効果は十分にあるので、ワクチン接種は今後も積極的に、さらにできるだけ早く進めていくべきです)。

こんなフェーズでオリンピックを開催すれば、流行の拡大は当然。今の状況で、流行が収束に向かう要素は見当たりません。

今週、東京都では毎日1,000人を超える感染者が報告されています。この4連休の後、潜伏期5日+数日(受診や報告までの日数)=1週間から10日ほどで、急激な患者増が報告されることでしょう。それは東京などの都市部だけではなく、地方も同様に起きることでしょう。

怖い事態が待っていそうです。第5波。それもかつて経験したことのない規模で。その時、すでにギリギリの医療は、逼迫ではなく、破綻することも覚悟しておかなくてはいけません。

オリンピックよりもコロナ対策を!! 今からでも「中止する勇気」を。一医療従事者として、真剣に考えています。


保冷庫アラート

☆保冷庫アラート

ファイザー製ワクチンの入った保冷庫から、突然アラート発報‼️
その瞬間、院内に緊張が走りました。

直ちに現場に急行。
原因は保冷庫の温度センサーへの反応でした。
それも高温の方ではなく、低温の方に。
もちろん停電でもありませんでした。

直前にディープフリーザーが出したばかりのワクチンを保冷庫に入れていました。
ギンギンに冷えたワクチンが、庫内の温度を下げたようです。

庫内には凍結させてはいけないワクチンも入っているため、摂氏2度以下になるとアラートがなるようにセットしてありました。
これに引っかかっていました。
一時的な庫内温度の低下だけで、短時間で元の温度に戻ってきました。
(写真はその処理のあとに撮ったので、センサーは低くなっています)

コロナワクチンを預かっていると神経を使います。
保冷庫の電源喪失や温度の逸脱などが容易に検知できるようなシステムにしてあります。
今回は「想定外」のアラート発報になりましたが、システムが正常に稼働していることが確認できました。
忙しい最中でのトラブルでしたが、それが分かって、結果は良しとしましょう。


まだまだ増加中

☆まだまだ増加中!
 
先週、当院で確認したRS感染症は183名。
もちろん過去最高です。
 
昨年から全く発生はなく、その分多いのかと思いますが・・
それにしては、例年と比較にならないほどの多さ。
2年分どころではありません。
 
はっきりした原因は分かりません。
(誰か、ウイルスに話を聞いてきて!)
いずれにせよ、毎年コンスタントに発生していることって、大切なことです。
つくづくそう思います。
 
当地ではピークアウトする傾向はまだ見られていません。
今週は連休があることで、報告数は減少するでしょう。
でも、流行が下火に向かうことになるのかは不明です。
引き続き、十分にご注意ください。

スマイルマーク

☆空にスマイルマーク

いいことをやってくれましたね!

昼の12時・・
混雑極まった外来の真っ最中。
午前の外来が終わる目処が立たず、待ちくたびれた親御さんたちはカリカリしていたかも。
駐車場で待っていた人たちも多かったけど、スカイショーを見ることができたかな?

私も見たかったから、今度やる時は教えてね!
できれば外来のヒマな時に。
そんなリクエストを聞いてくれるはずのないことは、知っているけど。

今週は後半に連休があり、いったいどうなるか、心配しています。
例年とは変更した、異常な連休。
休めることはいいことかもしれないけれど、仕事をしている立場からは困るんです。

外来もカレンダーにそって休診。
これだけRSとか流行っているのに、どうなるんだろう。
患者さんの立場からも、受診できる医療機関が極端に少なくなるので、とても困ることでしょう。
私たちの側も、その前後が過密になるので、やっぱり困るのです。

当院は4連休の中の1日(土曜日)は、通常通り外来を行います(午前のみ)。
さて、いったいどうなるか。
今から胃が痛くなるほど心配しています。

これが例年と同じ祝日なら、影響は少ないんです。
週の中に1日休みが増えるだけ。
その前後の負担増加はさほど大きくはありません。
ちょっと頑張れば、休みの日が待っています。

できれば「ハッピーマンデー」はやめてほしい。
祝日はその制定に意味づけがあり、本来は固定しているもの。
それを勝手に変えちゃいけないでしょ。
連休にするために、日を指定していないわけだけど、仕事する人の負担が増えてしまいます。
私は「アンハッピー・マンデー」と呼んでいますが(泣)。

話がそれましたが、本来は、今週は今日(月曜)が祝日(これもハッピー・マンデー)。
それを、オリンピック開催に合わせて、木曜と金曜を祝日にしました。
国民の生活や経済活動などへの配慮は全く感じません。

給料日を毎月25日にしている会社が多いと思いますが(当院もそうです)、今月は何と21日(水曜)が支払日!
零細企業にとっては、これだけ違うと支払い資金の調達なども見直しが必要になります。
そんなことは、政治家は気にしてないんでしょうね。

1日増えた祝日は、10月から拝借。
なので、今年の10月は祝日なし!(昨年もそうでした)
その影響は大きいんじゃないかな。

だんだんとオリンピックを見る目が変わってきました。
基本的にはIOC という民間団体が開催する催事。
政府機関ではないのに、そして利益をあげるためにやっている興行。
大きなスポンサーが、大きな顔をして収益をあげている。
五輪貴族などと呼ばれる一部の人たちが、うまい汁を搾りとっている。

ボランティアとして多数の人たちが自主的に参加することになっているけど・・
ボランティアって、無償でなきゃいけないわけはないですよ。
ただ働きさせられるだけ。
必要な人員なら、ちゃんとお金を払って雇いなさい!

子どもたちを観戦させる話もあるようです。熱中症も心配されて、アラートが出ている中を、危険です。
おやめなさい!!
持っていく飲み物はコカコーラ社のものに限るって!?
ほかのペット飲料ならシールを剥がせって!?
そんな商業主義が教育に持ち込まれていい訳がないでしょ。

そんなこんなで、今週から始まる東京オリンピック。
新型コロナのことも危険がいっぱい。
今からでも中止しなさい!


暑さ対策

☆真夏日

暑いです!
33度あるみたい。
部屋の中は一日中エアコンをつけてます。

拙宅の窓によしずを設置しました。
といっても、広げて置いただけですが。

これだけで、窓際が涼しげになりましたよ。
日差しをさえぎるだけでも、暑さ対策にはなりますね。

洋風の家によしずが似合うかどうかは、別問題ですが。
ここは実をとりました♪


ライン引き

☆ライン引き

土曜午後、外来が終わり、医院駐車場のライン引き作業中。
梅雨明けの炎天下、ご苦労様です。

雨の日は作業ができず、むしろ晴れの日が良いのだそうです。
大変な仕事です。
熱中症に気をつけて!
とりあえず冷たいペットボトルのお茶を差し入れました。

ラインの長さは延べ440メートルだとか。
すごい距離です。
確かに、駐車場のスペースは100台ほどあるので、それくらいにはなりますね。
歩道部分や「止まれ」といった表示もあります。
夕方までかかりそう。

雪国なので、除雪の時に一緒にラインの塗装も剥がれてしまいます。
地下水を使って消雪するので、鉄分が多く、赤茶色に着色していきます。
何年かに1回は、ライン引きをすることになりますね。

お金はかかりますが(泣)、真新しくラインが引かれていると気分はいいです!


RS感染症流行と病児保育

 

☆RS大流行と病児保育

当地のケーブルテレビJCVのニュースで取り上げられました(7月15日)。

県内で最も流行していること、先月からの流行がとても大規模なこと。
その影響もあり、病児保育利用希望が殺到して、現在利用の調整をさせていただいていること。
色んな意味で大変な状況が続いています。
まだ流行は拡大中。
なかなか先が見えてきません。

インタビューはいつものように聞かれたことに答えるだけ。
それを上手に編集してくれています。
ありがとうございます。


事件!?

時に診察室でテロ事件が起きます。言い間違えました・・ゲロ事件です。

胃腸炎など、吐き気があると分かっていれば、ビニール袋を持たせたりして用意しています。でも、突発的にやられることがあります。

主には診察の時に喉を見たあと。口を開けるだけでは喉の奥が見えないので、舌圧子というヘラで舌を押し下げることがあります。事件(?)はこの時に起きてしまいます。

子どもは特に喉の反射が強いので、オエっと吐いてしまうことがあります。嫌がる子には力が入ってしまうので、余計に吐きやすくなります。

喉を刺激して直ちに吐いてしまう時には、こちらも構えていますが、少し時間をおいてから吐いてしまうこともあります。診察が終わり、体を机の方に顔を向けた後は無防備。

今日はそんな状況でした。

いつもはマーライオンのように飛び出してきます。でも今日はちがいました。マスクをしていたため。横と上下に飛び散りました。本人もそうですが、抱っこしていたお母さんも被害に。

真っ直ぐ飛んで来なかったので、私は「無傷」。

直ちに看護師さんたちが集まり、事態収束の作業。お子さんとお母さんにはお着替えをしてもらいました(こんなことがよくあるので、貸し出し用の衣服が準備してあります)。

換気も必要なので、診察室はしばし閉鎖。私はこの間にトイレ休憩しました。

全てのことが終わってから、また何事もなかったかのように、診察に戻った院長です。

いやー、今日も忙しくて、トイレに行く時間もないくらい。ちょうど良い休み時間になりましたよ。

(注)現場写真は、事柄の性質上、撮影されていません。文字だけで、現場からお伝えしました(笑)。


RS大流行

急激に感染拡大しているRS感染症。

インフルエンザなどと同じように、迅速検査が可能です。綿棒で鼻汁や鼻粘膜をこすりとり、検査キットを使うと10分ほどで結果がでます。

毎日数十人の患者発生があります。検査はその倍くらい。つまり日に100回近くの検査を行っているのです。

検査キットは1箱で10回分。保冷庫には10数箱入っていますが、これでも2、3日で使いきってしまいます。

薬の問屋さんには絶えず発注をかけ、欠品にならないようお願いしています。全国で大きな流行になっているので、混乱しないか、心配です。

RS感染症の大流行。ほんとに恐ろしい事態になっています。


混乱!?

☆混乱

昨日、新規の予約受付を中止するように市から指示あり(8月10日まで)。
それに従って、さっそく子どもたち(12-15歳分)の予約受付を中止しました。

でも、今日の市長記者会見では「12歳から22歳までのワクチン接種については従来通りで変更はありません。」とのこと。

どっちなんだ!?
明日さっそく問い合わせることにします。


七夕に思うこと

☆七夕

今日は7月7日、七夕です。
医院や保育室では、子どもたちに願いを書いてもらって、飾りを作るのが毎年の慣し。
その中で季節感を感じていたものです。

今年は何もしていません。
いや、できませんでした。

主には病児保育室の保育士さんが担当していますが、今年はめちゃくちゃ忙しくしています。
日々の病児保育に全力投球。
ほかに使う余力がなかったというのが、本当の所です。

保育の内容としては、季節の催しがあります。
そういったものを生かしながら、子どもの心の発達を促していきます。
病児保育とはいっても、基本的には保育です。
その部分を大切にすべきです。

でも、それができませんでした。
サボっているわけではなく、やろうと思ってもできない状況でした。
この間の利用数の増加が、その主な原因なのでしょう。
事故が起きないようにするだけで、精一杯というのが正直なところです。

う〜ん、あんまり良い状態ではないですね。
保育士に余裕がなくなれば、子どもへ良い接し方ができなくなります。
カリカリし、イライラしている保育士になってしまったら、子どもたちも安心して体と心を委ねてはこなくなるでしょう。
(決して今のわたぼうしがそうなっているわけではありませんが)

今は異常事態、あるいは非常事態です。
これから先、状況が落ち着いてくれば、余裕を持って保育できるようになるでしょう。
子どもたちの感染症流行の程度が軽減することが第一の条件。
でも、それを待つだけではなく、病児保育の体制を、さらに強固なものにしていくことも必要でしょう。
では、何を、どのようにしていけばいいのか。
まだその方策が見つかりませんが、でも待った無しだというのも良く分かりました。
知恵を使い、必要ならお金も使って、病児保育をさらに拡充していこうと思っています。

写真は、昨日訪れたある高齢者施設の七夕飾りです。
コロナワクチンの接種のために出張した際の写真。
数年前までは、母がこういった施設に入所していたので、見慣れた風景でした。
母が亡くなり、足が遠のいていました。
仕事ではありますが、施設を訪れ、母の存在を少しだけ感じたところです。


病児保育室の危機

☆助けてください‼️

わたぼうし病児保育室がパンク寸前。
定員25人ですが、このところそれをはるかに上回る利用が続いています。
先日は倍以上の51人の予約がありました(キャンセルがあり、実際の利用は49人)。

これだけ多いと、やはり問題が出てきます。
保育士1人あたりの子ども数が多くなるので、目が届かなくなります。
事故の危険性が増します。
事故を起こさないように、細心の注意を払ってはいますが。
当然、保育士の疲労度は増大します。

お子さん同士でも、感染し合う可能性が増してきます。
病児保育室で、別の感染症をもらってしまうことが起きてしまうかも。

より少ない人数のお預かりの方が、病児保育室の健全(?)な姿かもしれません。
でも、やはりニーズがあります。
お子さんが病気になり困っている親御さんがおられます。
何とか力になり、支えてあげたいと思います。

さて、どうすればいいんでしょう?
先週から、保育士たちとずっと考え、悩んでいることです。
定員で機会的に受付をやめるといった手立てはしたくありません。
特に、親御さんと直に接している保育士は、その思いが強いです。
でも、何かしなきゃ。

保育士がこんな掲示をしました。
都合のつく方は、できればご家庭での保育をお願いしたい、と。
門戸を閉ざすことはしたくないので、親御さん方の協力をお願いしたいというのです。

困っているから利用したい。
でも、その困り感にも程度の違いがあるかもしれません。
私たちには分からないので、それぞれのご家庭で判断してもらうしかないのですが。
もしご協力いただけると、とても助かります!
その分、ほかのお子さんをお預かりできるので。

実は今日も何人かの方から、予約のキャンセルをいただきました。
無理された方もおられるかもしれません。
ありがとうございました。

キャンセルは大歓迎です!
病児保育室の一大事なんです。
皆さんのご協力を得ながら、何とか乗り切っていきたいと思っています。

いずれまた状況が落ち着きましたら、「断らない」という旗をまた掲げ直します。
病児保育室の存続のためにも、どうぞよろしくお願いします‼️


エコノミークラス症候群?

いやー、忙しい一日でした。RSも大流行り。他にも夏風邪とかもたくさん。

朝8時半に診察を始め、午前の外来が終わったのが午後1時15分。この間、5時間近く、全く立ち上がることもなく、まして歩くこともなかったです。

これだけあればフルマラソンが走れてるくらい。途中で、マラソンなら○○キロを通過したくらいかな、なんて、ちょっとだけ考えてました。

お尻が痛い! 座り続けることが、こんなにしんどいことだとは。

エコノミークラス症候群になってしまわないか、心配になるくらい。

途中で時間を作って、屈伸運動をしたり、歩き回ってくるのも必要なのは分かってるのですが・・

長い時間、お待ちいただいている患者さんが多数おられることを思うと、中座もなかなかできないですね。

もう少ししたら夏休み。子どもたちが集団生活をしなくなると感染症の流行は治ってきます。そうすれば、外来は少しは楽になるかな。

とりあえずは、目の前の患者さんに、全集中だ‼️


子どもたちの予約は順調

☆初日満員御礼

子どものコロナワクチンは、順調に予約をいただいています。
当院では夏休みに集中!

初日の今月26日はおかげさまで満員になりました。
皆さんのワクチンに寄せる熱意をしっかり感じています。

予約枠は相当たくさん確保してあります。
ご希望の方は、どうぞご予約ください。

なお、妙高市も足並みを揃えるはずだったのですが、まだ予約が入っていません。
接種券の発送が遅れているようですね。
まだたくさん余裕がありますので、焦らないでいいですよ!


初夏の公園

☆ちょっとお散歩

久しぶりに高田公園をぶらり。
夕方にやっと時間が取れたので、軽くジョギング。
ほとんど散歩程度にしか走ってないですが。

紫陽花の季節から、もうすぐ蓮の季節に。
しばらくは両方楽しめます。
ハイブリッドかな。

数キロしか走ってないのに、汗だくです。
上手に汗をかければ、夏場の熱中症対策にもなるかな。
そしてビールが美味しい(^^)

さて、このところ忙しい日が続いています。
診療、病児保育、コロナワクチン、看護学生の実習。
どれをとっても、ないがしろにできません。
今週も頑張ります!


12-15歳分のワクチンは確保されています

☆予約受付は予定通り

全国的で、ワクチン供給への不安が生じています。
一部では予約受付を取りやめたり、接種券配布を延期するなどの事態も。

当院では子どもたちへの接種を夏休みに集中して行う計画です。
3日の予約受付開始に際して、ワクチンがちゃんと届くか心配になり、上越市の担当課に問い合わせしました。
「個別接種の分は確保できている」とのこと。
子どもたちへの接種には支障がないことが確認できました。

すでに予約は順調に入り始めています。
ワクチン数量の不安はありませんので、どうぞご予約ください。


子どもたちの接種

☆12歳から15歳のコロナワクチン

上越市と妙高市は、2日に接種券を配送し、3日より予約受付が始まりました。
両市とも、この年齢は個別接種のみで実施します。

当院では夏休み中に集中して行うことにしました。
平日は今月26日からで、午後に行います。
土曜は31日からで、午後に専用外来を設けます。
(インフルエンザ予防接種と同じやり方です)

予約は、市が用意しているネットの専用サイトから行ってください。

夏休み中で相当程度の方に接種することができると思いますが、必要であれば9月も同様の対応をしていくつもりです。
どうぞご利用ください。

なお、初日に当院の予約がうまくできないというトラブルがありました。
これは当院の設定ミスによるものでした。
現在はすでに解消されています。
ご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。


方針変更

今日は7月1日。今年も後半に入りました。半年がすぎたのだと思うと、色んなことが頭の中をよぎります。

今年も新型コロナにかき回されています。まずは感染への恐れとその対応。日々、こわごわと診療していました。途中からはワクチン対応。小児科医院ではありますが、高齢者への接種も頑張りました。今は成人へ接種し、夏休みは子どもたちへの接種が待っています。

先月から突如RS感染症が現れ、当地でも大流行になりました。例年は夏場に毎年流行し、一定の患者さんがいました(その前は冬の感染症でしたが)。ところが昨年は皆無。全く患者さんを見かけませんでした。今年の流行は、その反動なのでしょうか。例年以上の大きな山になりつつあります。

同じように手足口病やヘルパンギーナといった夏風邪も、冬のインフルエンザも診察していません。胃腸炎もとても少なかったですね。今後はどうなるのかな? 流行り始めた時に(いつかその時はやってきます)、RSと同じような大流行になってしまう恐れもあります。

感染症の流行はあって当たり前です。平均的に、いつもと同じように流行っていれば、さほど問題はありません。小児医療もそれを受け入れることは容易です。でも、通常とは違う大規模な流行とあれば、もう太刀打ちできない状態になってしまうかもしれません。その恐れは十分にあります。

今日、わたぼうし病児保育室は、受け入れを制限する事態になりました。「断らない」を基本方針にしていましたし、実際にお断りすることはなかったのに。とても残念ですし、申し訳ない状況になりました。

その要因は利用者の急増です。先月の前半から利用者が徐々に増え、後半には30人台が普通になりました。時に40人台になることも。そして今日予約が朝の段階で51人に! 

当施設の定員は25人。杓子定規には運営したくないので、定員を超えても希望者を受け入れてきました。そのためにも保育士などのスタッフを多めに雇用し、余裕ある体制を作っています。

でも定員超過は臨時的なこと。それ自体もあまり好ましいことではありません。まして定員の2倍以上というのは、異常な事態。やはり問題ですね。

事故の危険もあります。お預かりしているお子さんに不測のことがあれば、何のための病児保育なのかと思います。安全に病児を預かるのは、やはり預かり数にも限りがあるでしょう。

保育士の疲労度が限界を超えている可能性もあります。事業主として、労働者の健康状態を良い状態で維持していく必要があります。ましてここは医療機関。この点をないがしろにするわけにはいきません。

行政の方とも相談しましたが、受け入れる人数には限度があるでしょうと。臨時に定員超過があるのは仕方ないけれど、常時起きているようなら定員の改定が必要。また超過の程度があまりに著しいのであれば、それも是正すべきと。

今日のように定員の2倍以上になる事態は好ましくないどころか、積極的に回避すべきことだということになりました。

昨日の新潟日報で、「断らない病児保育」と報道してもらったばかりなのに、その翌日に方針変更。何だか詐欺のように感じられるかもしれませんね。20年間守り続けてきた旗を、21年目の初めに降ろすことになり、複雑な気持ちでいます。

そもそも「断らない病児保育」というのが、本当に成り立つ方針なのか、という議論も必要です。例えば大きな都市であれば、最初から実行は難しいでしょう。地方の、人口があまり多くなく、周辺からの利用者もそれほど多くないといった条件がもともとあるから、ある程度成り立っていたのだと思います。

この旗を掲げ続けたのは、子育てをしている若い世代を応援していきたいと考えていたからです。子どもが病気になって困っている時に、セーフティネットを張り、支えてあげたいし、それができると思っていたからです。

しかし、そのネットが十分な大きさではない時があることを、今回知りました。無限のものではありません。あふれてしまったり、破れてしまってはいけないので、「受入制限」という対応をさせていただきました。

でも、この制限は臨時的なものです。子どもたちの感染状況が落ち着けば、また十分に機能させることができます。また、たびたびこのような事態になるようであれば、制限せずにすむような対策を次に考えていこうと思います(これ以上どうすればいいのか、まだ良く分かりませんが)。

先日のブログには、まだ伸び代はあるだろうと書きましたが、そうではなかったです。もうこれ以上は伸びません。その現実を目の当たりにして、苦渋の決断をせざるを得なかったのが今日一日の動きです。

利用者に対する申し訳ないという気持ち、精一杯頑張っている保育士などの職員の努力を思うと、まだよく整理できていないのが正直な気持ちです。

もうちょっと何とかならなかったのかなという気持ちもあります。あれほど誇らしげにしていた方針を一時的にせよ撤回することになった残念さ、いや、悔しさ。それがないというとウソになるでしょう。

でも私の気持ちの整理は優先課題ではありません。とりあえずは明日も大変な一日が待っています。皆さん、どうぞ宜しくお願いします。