院長ブログ
2022年1月 一覧
疲労回復にこの一枚!
病児保育室を利用したのぞむちゃんから、絵のプレゼントをいただきました。
いつもありがとうね!!
ハマーのようにも見えるボルボだけど、でも良く描けているよ。
急激なオミクロン株の流行によって、小児科医院の診療も病児保育も負担が増しています。
コロナワクチンも新たな対応をしなくては。
日々、緊張が強いられ、疲労も溜まってきています。
そんな中でのプレゼント・・心がほっこりします。
小児科医をしていて良かったな、って思う瞬間です。
働くクルマ(番外編)
道路カッター車が医院駐車場に登場。
カーポートを設置するための下作業です。
大きな円盤状のブレードで、アスファルトやコンクリートをカットしていきます。
歯にはダイヤモンドが使われているのだとか。
そう思うと、キラキラ輝いているように見えてきました。
混迷と落胆
オミクロン株の爆発的流行を目の当たりにして、色んな混乱が生じています。
政府の専門家委員会は「若者は受診の必要なし」と提言。
重症化しないんだから、家で静かに寝ていろ、ってことでしょうか。
診察のために受診するのは、かえって迷惑だとでも言いたいようです。
当初は「検査受ける必要なし」とまで言っていたのですから、驚きです。
確かにこれまでのコロナ対応では上手くいかなくなっています。
というより、元々うまくいっていなかったのですが、それがオミクロン株の流行で顕然化したということなのでしょう。
かつてないスピードで患者数が増加しています。
検査も受診も制限せざるを得なくなっている、という状況は分かります。
でも、そんな状況を作っているのは、若者ではありません。
十分な検査体制を作ってこなかった政府の責任です。
2年間、何をしていたのでしょうか。
第5波が収まったあとの数ヶ月、何をしていたのでしょうか。
「水際作戦」は効果があったようです。
それによって、国内の流行を1か月から2か月遅らせることができました。
でも、いずれは流行し始めることは分かっていました。
それまでの「時間稼ぎ」が、水際対策の効果。
その間に検査のキャパシティーを拡大し、ワクチン3回目を実施していれば、その後の混乱は多少は防げたのではないのかな。
無駄に過ごした秋(空き)でした。
当地でもオミクロンと思われるコロナ患者が発生しています。
当院では、医院や病児保育室に入室前にコロナの迅速検査(抗原定性検査)を実施しています。
その対象は、いわゆる感冒症状のあるお子さんです(必要であれば保護者の方にも)。
発熱、咳、鼻汁、咽頭痛などの訴えがあれば、コロナも疑って検査をしています。
なぜなら、症状や診察所見からコロナ患者を見分けることが不可能だからです。
子どもはよく風邪をひきます。
今シーズンはインフルエンザの発生は皆無ですが、でも風邪ひきさんは少なからずいます。
その中で一人でもコロナ患者を見逃してしまったら、アウトになりかねません。
特に病児保育室では、どうしても密集した環境で長時間、他のお子さんや保育士・看護師などと一緒にいます。
感染が拡大するリスクはとても大きいです。
もし陽性者が出たら、おそらく当日利用したお子さんや保育士の全てが「濃厚接触者」と見做されることでしょう。
そして、その日から病児保育室はしばらく休みになることでしょう。
一時的に閉鎖です。
社会的な影響を考えると、そんな事態には陥りたくありません。
そういったことを考慮し、入室前検査を実施しているのですが・・
「若者は検査不要」「受診も不要」などと言われると、はー!?
理解できません。
今取り組んでいることが、意味なし、と言うこと??
けっこう大変なんですよ。
トリアージは建物に入る前に行う必要があるので、その場所は屋外です。
ちょうど冬場で、雪が降り、嵐のような強風が吹き荒れる中で、来院(来所)した方のクルマまで行ってヒアリング。
その後必要に応じて抗原検査のための試料採取。
感染を受ける可能性もあるので防護服着用。
寒いので防寒具も着ているため、肉体的にも随分厳しい状況でトリアージの体制を作っています。
現場を知らないんでしょうね。
机上で話が終わるわけではないんです。
現在のコロナ患者の劇的・爆発的急増加の状況からは、何とかしないと、という政府関係者の「気持ち」は分かります。
でも、それが正しい方針だとは思えないのです。
行き当たりばったりの方針転換。
そういうのであれば、これまでの方針が間違いだった、それを推進してきた自分達の誤りを率直に認めるべきです。
必要なら首を差し出して、それでもこうした方がいいんだと言ってほしい。
そこまでの度量もないのでしょうね。
尾身先生は私の大学時代の先輩ですが、申し訳ないのですが、肩を持つ気になれません。
今自分達が必死にやっていることが、意味のないことと言われたように思えて、力が抜けてきます。
もう何もしなくていいの?
風邪症状で来院した子どもは、みなコロナとみなして、診察せずにかえってもらうの?
そんなことが認められるの??
医療法という法律には、医師は求められれば診療する義務があると書いてあります。
それに違反することを「応召義務違反」と言います。
それが可能になるようにするには医療法を改正してもらわないと。
あるいは何かの「超法規的処置」を認めてもらわないと。
長文になり、失礼しました。
ここまで読んでいただく方も、なかなかおられないと思いますが、お付き合いいただいたことに感謝いたします。
「まんえん防止等重点措置」の出されている週末は、おとなしく、そして穏やかに過ごすことにします。
きっと来週はまた元気が戻ってくることでしょう。
(写真は1月22日付「朝日新聞」)
愛されていました
☆愛されていました♡
水島新司さんが亡くなった翌日の新潟日報です。
1面に大きく死亡記事。
他に社会面やスポーツ面でも関連する記事が。
全部で4面に渡り、水島さん特集のような様相です。
郷土に愛されていた、いや、今でも愛されていることを実感します。
もう新しい作品は生まれませんが、水島さんのこれまでの作品はこれからもずっと愛され続けることでしょう。
そして、野球漫画を通して、私たちに多くのことを教えてくれていたようです。
野球のことも、漫画のこともよく知らない私が言うのは失礼かもしれませんが。
でも、本当にそう思います。
全速力で走り続けた人生だったようです。
長い間、ありがとうございました。
どうぞゆっくりお休みください。
合掌
詳細情報不明
上越市のホームページです。
今日から感染者数しか発表しないようです。
詳しい情報がないので、何に(どこに)注意すればいいか、分からなくなりました。
感染者数が爆発的に増えて、業務量が増大しすぎたためなんでしょうね。
ご苦労さまです。
それとも、すでに相当市中感染になり、クラスター対策などが意味をなさなくなっているということ?
怖い状況が、急速に増悪しているんですね。
どうぞお気をつけください。
お金で買えないもの
☆失意
水島新司さんに、県民として申し訳ないことをしたな、と思った事件(?)があります。
これがその時の新聞記事(2009年4月18日付、朝日)。
県立野球場を作ったけれど、その球場名に「ドカベン球場」が採用されなかったという話。
県の野球関係者をはじめ、広く県民の中に「ドカベン球場」を推す声が大きかったと記憶しています。
もちろん私も。
最終的には企業名がつくことで決着。
年間3千万円の命名権は、少ない額ではないことは分かります。
水島さんがお金を出してつけてもらう道理もありません。
でも、もし「ドカベン球場」になったとしたら・・
その訴求効果はとてつもなく大きいはず。
球児の憧れの球場になること、間違いなし!
ここで試合をしたいと思うでしょうし、ここで試合を見に行きたくなることでしょう。
「聖地」になるかも。
「ドカベン球場」にならないことが分かったあと、水島さんは大変がっかりされたようです。
長くに渡って新潟市で野球関係の役職に就いていましたが、それを全て辞職。
本人がその経過を直接語ることもなく、また県の決定に意見することもなく、静かに身を引いていかれたようです。
そこに、温厚な水島さんの、大きな失意を感じました。
お金にならないことはしない・・そんな冷たい判断をした新潟県。
当時の県知事は、あの泉田さんです。
今は国会議員をされていますが、どう思っておられるのでしょう。
今は亡き水島さんに、謝って欲しいな。
そう思いました。
お宝!
水島新司さんに描いていただいた色紙がこれ!
もう40年になりますね。
私が研修医の頃です。その当時の色んなことも思い出しました。
水島さんの温かい人柄は、長く経っていますが、忘れられません。
訃報
☆訃報
研修医時代、お父さんの主治医になり、水島さんにお会いしました。
当時、とても忙しくされていて、東京から徹夜明けで病院に駆けつけられたようです。
穏やかな方でした。
お父さんの退院時に、色紙にドカベンなどを描いていただきました。
ありがとうございました。
(あの色紙、どこにいったかな??)
ご冥福をお祈りいたします。
豪雪の予感
☆豪雪の予感
朝から雪が降り続いています。
医院駐車場は足元がぐちゃぐちゃに。
業者さんにお願いして、昼休みに除雪を実施。
明日にかけてさらに寒気が襲ってくるよう。
昨シーズンほどの豪雪にはなってほしくないけれど。
心配な状況です。
冬空の工事
☆工事、ご苦労さま
今日は雪国にしては珍しく、太陽を拝むことが出来ました。
最高気温は8度ほどで昨日と同じ程度でしたが、体感気温はずいぶん違いました。
冬の太陽は、宝物ですね。
自宅の外では電線工事の方々が仕事をされていました。
ケーブルテレビの引き込み線を、銅線から光ケーブルに交換しているのだそうです。
幹線はすでに工事が済んでいて、宅内に取り込む部分と、分配器のような器械を取り替えるとのこと。
当初の予定では、宅内工事は明後日だったのですが、荒天が予想されていたので、今日終わらせてしまいたいと。
私も都合が良かったので、今日中に終わらせてもらうことにしました。
陽が落ちかけて、だんだん寒くなってきていましたが、お疲れ様でした。
テレビを見るという機能はこれまでと何も変わらないのですが、これまで以上に安定して利用ができるということなのでしょう。
目に見えないところで、多くの人たちが働き、その恩恵に預かっている・・
そんなことも感じて、よりありがたくテレビを見ています(笑)。
休日の楽しみ
☆休日の楽しみ
じゃがいもをアルミホイルで包み、薪ストーブのトップに。
そのまま1時間ほど。
美味しいジャガイモになりましたよ!
バターをつけるだけで、いいおやつになります。
塩もいいですね。
薪ストーブで体も心も、お腹の中も暖まります。
ありがたいです。
こうして、休日の時間はゆっくり進んでいきます。
ワクチン副反応
☆自験例(コロナワクチン+漢方)
・発熱なし、倦怠感なし、局所の疼痛軽度
・当日は飲酒せず
・翌日は通常通りに勤務(半日)
・薪運びは約500kg実施
・翌日夕方は酒解禁
3回目の接種でしたが、特別な副作用はなし。
たった1例ですが、漢方が役立つことが示唆されました。
また例数を増やして報告します。
以上
休日朝のお仕事
☆休日朝のお仕事
冬になり、毎日薪ストーブで暖をとっています。
耐熱ガラスに少しずつ煤(すす)がつき、見えづらくなってきます。
時々は専用クリーナーで綺麗にしてあげないと。
休日の朝、ストーブを炊く前にクリーニングをすることにしています。
透明なガラスを通して火を見ると、感じる暖かさは倍増です。
うん、満足(^^)
初詣?
☆サルin神社
初詣にようこそ!
なかなか捕まえられないみたい。
そのまま閉じ込めておいて、動物園にしちゃったら?
昔、近くの高田公園の小動物園に、サルもいたし、クマもいたよね。
神社には迷惑だけど、しばらく置いてあげてください。
神の広い心でお許しを。
秘策はこれ
コロナワクチンの副作用軽減に、漢方が役に立つようです。
ある本に書いてあったので、「藁にすがる思い」で使ってみました。
41「補中益気湯」はだるさを抑える薬
27「麻黄湯」は発熱に対して使う薬
78「麻杏よく甘湯」は筋肉痛を軽減する薬
その本には、3種類を当日は就眠前まで服用し、翌日は症状があれば継続して服用とあります。
私は1回目、2回目とも接種部位の痛みはほとんどなかったので、78は保留。
今のところ2種類を飲んでいて、だるさも熱もなし。
このままいけるといいな。
今日は当院で12名が接種を受けています(職員の1/3)。
全員にこれらの漢方を渡してあり、みんな早速飲んでいるようです。
これまでの接種では、半分ほどは熱が出たり、だるさなどもあって寝込んでいたので、漢方が効いてくれることを願っています。
効果のほどは、また報告いたします。
お先に
今日、医療従事者としてコロナワクチンの3回目接種を済ませました。
当院の職員が一度に全員は副作用のリスクもあるので、数回に分けて実施。
今日はその最初の接種ですが・・
そろそろ高齢者の私は、先に接種させていただきました。
1回目と2回目は市内のある病院に集められて「集団接種」でした。
今回は自分の医院で接種できる「個別接種」です。
やりやすいので、良かったです。
さて、副作用はどうかな?
私は明日も仕事なんだけど、できるかな??
今回は「秘策」があります。
それはまた後で紹介しますね。
謹賀新年
新年明けましておめでとうございます!
2022年(令和4年)の幕開けです。今年が(今年も? 今年こそ?)皆さんにとってより良い一年になりますよう、お祈りしています。
年末年始は各地で大雪でしたが、いかがでしたでしょうか。当地(新潟県上越市)平野部ではさほどの大雪ではなく、穏やかな年明けになっていました。
さて、今年はどんな年になるでしょうか。新型コロナに追い立てられる一年になってしまうのかも。
新たなオミクロン株が日本でも流行になるのは時間の問題。感染力が強力なので、想像以上に早く、かつ大規模になるのかも。今年の初めは、そんな事態も想定しながらの診療になりそうです。
2月からは新型コロナワクチン接種が本格化します。まずは成人の3回目。さらに3月からは5〜11歳の接種が始まります。同時進行です。オミクロン株流行が迫ってきているので、1日も早く、多くの方に接種を受けていただく必要があります。
当院がどのように対応できるか・・それをしっかり考え、実行に移していきたいと思っています。
正直にお話ししますが、一年を通しての見通しがありません。なかなかできないです。
昨年も夏前からがらっと変わりました。180度回転したような激変でした。一年どころか、数か月先も見通せません。
今年はどうなるのか。それを話すことは野暮なことなのでしょう。その時々の課題、問題にしっかり取り組むこと。その結果として一年が形作られていくのでしょう。
今年の年末にどんな総括ができるのか。ワクワクする気持ちと、コワイ気持ちが同居しています。
ともあれ、今年も子どもたちの幸せのために力を尽くしていこうと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
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