院長ブログ
2023年4月 一覧
春の休日
とても良く晴れた日曜日。ちょっと遠出をしてきました。池の平にあるいもり池です。
もうすでにミズバショウが満開になっていました。春の暖かな日差しの中で、ほんの少しですが、お散歩できました。
例年はGWの頃に満開になるのではなかったかな。サクラだけではなく、ミズバショウも咲くのが1週間から2週間早いですね。季節が早回りしていることを実感しています。
いもり池には新しいビジターセンターができていますし、遊歩道もリニューアルしていました(新しい歩道かも)。お客さんを温かく迎え入れる気持ちが伝わってきます。
このところ外来も病児保育も繁忙を極めています。明日は休み明けできっとまた忙しいだろうな。頑張らないと。
今日はそのための英気を養うことができました。自然の力に感謝です。
当院が予約制ではない理由
インフルエンザ流行の勢いが止まりません。春休み後に少し落ち着くかと思いましたが、4月半ばからまた患者数が多くなっています。
今週、当院では199名のインフルエンザ患者を確認しました(この数字は保健所を通じて県→厚労省へ報告、来週公表されます)。ほぼ200名。これは実はものすごい数なんです。
国の基準では、一医療機関あたり週に10名以上であれば「注意報」に、30名以上あれば「警報」が出されます。新潟県では注意報が出されていますが、県内では上越地域が最も多く、この地域にもう警報を出すべきレベルが続いています。
複数の医療機関から報告が提出され、その集計の中で「平均値」が求めらます。平均にすると「さざ波」かもしれませんが、当院にとっては「大波」が押し寄せている状況です。
先週の土曜日も多かったのですが、今週に入って月曜は過去10年から20年で最多の患者数に。元々休み明けは小児科外来は混み合うのですが、度を超えていました。そして今日は、1週間前よりさらに多くの患者さんが来られました。
流行がそれだけ大きく、受診が必要な子どもたちが多数発生している、という事情があります。そこに、それを受け入れる医療機関側の問題もあるかもしれません。
市内にはいくつかの小児科医院がありますが、先週土曜はその一つが休診でした。でも今週は休診にしているところはなかったはずなのですが・・
他の医院の多くが「予約制」をとっていて、一定の予約数に達するとそれ以上は診察をしていないようです(当院に受診された保護者の方の情報から判断しています)。
では当院はどうしているか? 「予約制」ではありません。来院された方から順に診察をしています。そして、受付をされた方は全てお断りすることなく、診察をしています。
今どき予約制ではない、などというと、時代遅れの開業医のような印象を持たれるかもしれませんね。実は当院は、以前は予約制をとっていました。でも予約していない方も見ていたので、完全な予約制ではなく、言ってみれば「不完全予約制」でしょうか。
一応うまく機能していたと思っていたのですが、コロナ禍でそれが一変しました。感冒症状があり、コロナも疑われる方は先に迅速検査を積極的に行う必要ができたあとからです。予約されている方も、検査のために一定の時間、待っていただく必要があります。一方で予約なしで来院されても、感冒症状がなければそのまま院内に入ることができます。
このことで職員がクレームを受けるようになりました。保護者の方にとっては分かりづらいのは確かですが、受付や検査で多忙な中、クレームの処理をすることが難しく、その一つひとつに対応しているとさらに待ち時間を長くさせてしまいます。職員の精神的負担も大きなものがありました。
精一杯頑張っているところにクレームが寄せられることは、辛いですね。悪意を持って行っていることではないと分かっていても、気持ちが落ち込みます。
そういった事情が生じていることを聞き、予約制をしばらく休止することを決めました。コロナ禍では受付窓口を1つにして対応することにしました。診療全体がスムーズに流れるようにするためですし、職員の心のケア(燃え尽き症候群の予防)のためでもありました。
その一方で、患者さんには不便をお掛けしていることも分かっています。待ち時間が長くなることです。予約制をとっていれば少ない待ち時間で診療できるのに、それをしていないわけですから。
いつまでもこれを続けようとは考えていません。コロナ禍が落ち着けば、以前のように予約制を復活させたいと思っています。
ただ、今はまだその時ではないようです。新型コロナの第8波がほぼ終息したものの、全国的にはまた少しずつ増加傾向。新しい変異株への置き換わりが進むと、第9波の流行が起きるのではないかと言われています。さらにその規模はこれまで以上になる可能性があるとも。まだまだ油断できません。
さらに、今はインフルエンザの大流行中(少なくとも当地域では)。「発熱外来」として十分な機能を果たすためには、受診を希望する方は全て診察できるような体制を作っておく必要があるものと思っています。
いろんな考え方があり、医院の運営方針が違うのは仕方ありません。予約制を遵守することも、また一つの考えです。慢性疾患の方を中心に診療し、その方が発熱などのコロナも疑われる症状を呈した場合は診療しないのもありかと思います。
でも、地域全体を考えれば、診療の制限をする医療機関だけでは医療が成り立たなくなります。多少の無理をしても、発熱外来の機能を高度に保っておく必要があります。
こういったことで、当院では今は予約制はとっていません。そのために診察までの待ち時間が長くなり、ご不便をおかけしているのは承知していますが、事情をご理解いただきたいと存じます。
一日も早く、以前のように予約制を復活させたいと願っています。スムーズな受付、診療といった流れが、やっぱり良いですね。それは、コロナ禍が終息した時に訪れると思います。そうなるよう、強く願っています。
でも、でも、今はまず発熱外来をやり抜きます!!
忙中閑あり
⭐︎ヤマザクラ?
先日、山間にある小学校へ出かけた時の写真です。
子どもたちの健診をしてきました。
このところインフルエンザ流行もあり、クレージーと思えるほどの繁忙。
通常の業務以外に仕事をするわけですから、負担にはなります。
でも、元気な子どもたちに会えることも、気分転換になります。
校庭のはずれに桜が咲いていました。
市内ではもうすっかり葉桜になっていますので、嬉しかったですよ。
思わず写真に。
これも癒しになりました。
ほぼ満員
⭐︎病児保育はほぼ満員御礼
定員35名で運営しています。
今日の利用は34名。
うちインフルエンザが22名で、65%!!
4月から新卒の保育士さんを2名採用しています。
早速大活躍してもらっています。
きっと疲れたでしょうね。
ありがとうございます。
当地ではインフルエンザが大流行中。
みなさん、気をつけてくださいね!!
私を探さないでください(笑)
明日は地元のマラソン大会なのですが、私は参加しないことを決めました。
DNS(Do not start)です。
公式パンフレットの名簿にも載っていますが、そこに私はいません。
来週は自宅の改装工事があり、その準備をしなくては。
それに・・東京マラソン後、やっぱり出現したサボり癖。
練習をほとんどしていないという、「あってはならない」事態。
山麓という名前の通り、山道、坂道が続くので、結構ハードなコース。
それを前にして、尻すごみしてしまったというのも、認めざるを得ません。
こういった事態になるのは、前から分かっていました。
(言い訳をさせてもらうと)エントリーの受付から締め切りが早いんです。
大会の直前になって走ろう、参加しようと思っても、その時点ではもう遅い。
大会によっては半年以上前に締め切られるものもあります。
なので、とりあえず参加料を払って手続きをしておかなきゃいけないんです。
ちなみの、私がすでにエントリーしているのは明日の大会を含めてハーフが3つ、フルが秋に1つ。
それの全部が走れるとは思えませんが、ぼーっとしているともうエントリーできなくなることもあります。
人気が高い大会では仕方ないかもしれないけど、全部がそうではないですよね。
それに、最近は一時のマラソン人気が下火になってきているという話も。
もっとランナーのための、エントリーしやすく、走りやすい大会運営をしてほしいな、などとも思っています。
ともあれ、明日は参加しません。
なので、大会の会場で私を探さないでください!
(でも、そんな人はきっといないと思いますが)
最後のライトアップ
観桜会は明日が閉幕。
ライトアップは今夜で終わりになるのでしょうね。
「枯れ木も山の賑わい」ならぬ「葉桜のライトアップも公園の賑わい」。
ぼんぼりも今夜で見納めと思うと、寂しくなります。
花壇に菜の花が植えられています。
もう花が咲き始めましたが、とても桜の代わりにはなりませんね。
明日からは漆黒の公園に戻ります。
とても夜に散歩はできません。
夜桜見物(花は散ったけど)
ここ数日の荒天で、すっかり桜(ソメイヨシノ)の花は散ってしまいました。
高田城址公園の観桜会も残りわずか。
お花はもうないとは分かっていましたが、お散歩に行ってきました。
ライトアップはまだ続いています。
うん、葉が照らされるだけでもキレイなものですね。
店じまいした露店もあり、寂しいのですが。
でも散歩だと思うと、人混みがなくてちょうどいいかも。
散歩? 散策? それとも徘徊??
夜道ですが、無事家に帰ってきたことはお伝えしておきます(笑)。
私は牧師・・!
私は牧師をしています・・!?
本気にとる人がいそうなので、
ネタばらしします!
医院のお花見会の余興です(^^)
結婚した職員がいたのですが、コロナ禍で結婚式ができなかったので、代わりに私が。
職員が全部準備してくれて、私は台本?を読むだけでしたが。
なかなか面白かったですよ。
あれから1か月
⭐︎ミニミニTシャツ
もう忘れかけていた東京マラソンから1か月。
申し込んでおいた記念品が届きました。
ちっちゃいTシャツ。
名前、ゼッケン番号、完走時間が印刷されています。
もちろん実用的ではありません(超未熟児なら使えるかも)。
お遊びの飾りです。
あの時の感動を記念に、ということなのでしょう。
完走した嬉しさや喜びがまた思い出されます。
でも、なんでこんなに時間がかかっているのだろう。
その苦い思いもまた思い出されてきます。
そうは言いながら、来年の大会(3月の第1日曜のはず)のための宿泊は、もう予約してきました。
1年前からもう走る気が満々です(笑)。
それはそれとして、良い記念ですので、しばらく飾っておきましょう。
そこそこにお金は掛かっていますので(タダじゃないです)。
いい商売をしているようです。
山籠り
あれから4週間が経ちました・・と言っても、誰にも通用しないですよね。
先月5日、東京マラソンに4年ぶりに参加し、みごと(やっと?)完走しました。それから4週間が経過したということです。
制限時間内には完走できたわけですが、それで燃え尽きたのかな。
コロナ禍で大会が中止になることが多く、どうしても練習不足。昨年出た大会も、脚が攣ったり、思うように走れず、何とかしなくちゃ、という気持ちでした。
東京マラソンの前、2か月ほどは、できるだけ練習をしていたつもり。その甲斐あって、完走はできたわけですが。
でも、その後はまたサボり癖が出ていました。「練習しない言い訳」はいくらでもありますし、作れます。
実際にやるべきことが多すぎました。3月はインフルエンザが大流行になり、外来がとても忙しかったです。そこに年度末の仕事やら、雑用的なものもたくさん。
出かけた時は、日常から離れて、練習の良い機会。昨日から山籠りです。近くの妙高山麓に泊まって、外を走ってきました。
場所が山なので、坂道練習には持ってこい(というか、坂道しかないけれど)。道の脇や斜面にはまだ雪が残っている中で、お天気はとても良く、快く走ってきました。
スキー場の真ん中にあるホテルですが、まだスキー場はオープンしています(例年はゴールデンウイークまでゲレンデは使えるようです)。
隣ではスキーやボードを楽しんでいる人たちが、気持ちよさそうに滑っていきました。私は、坂道をやっとのことで登ってくるという、何ともシュールな絵です。
でも、練習した後の露天風呂、そしてその後の夕食とビールは最高です! ビールを美味しく飲めている間は、まだランニングを続けていきたいと思っています。
さて、何歳までできるでしょうか?(その前に、何歳まで現役小児科医をやっているつもりなの、って聞かれそう)
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