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院長ブログ

白旗?

☆白旗?

尾身先生いわく・・

ワクチンが国民全体に行き渡るのは来年以降。
いずれ、インフルエンザと同じく国民が思うようになる。
それが終息(医学的定義はなし)。

その終息は何年か先。
ゼロコロナは目指さない。

だそうです。

日本の新型コロナ対策の司令塔が、これを言っていいのかい。
正直なんでしょうが。

ワクチン接種は確かにそうなるでしょう。
もしかしてもっと遅いかも。
来年になっても、まだ終わってないかも。

でも、それを待たずに、コロナ終息への対策を打たないと。
医療現場が逼迫しない程度には、コンスタントに重症者が出て、死亡者が出続けてもいいということ?
一定の患者発生は容認するってこと?

勘弁してほしい。
もっとガツンと患者数を減らさないと、数ヶ月後にはまた大きな流行になるでしょう。
患者数が少なければ、クラスター対策が効果的に実施できる。
発生のない地域では、経済活動もある程度は再開できる。

リスクの大きい医療機関や高齢者施設などで、定期的に検査をして、クラスターを作らないことも必要。
いまだに検査体制がしっかりできてないけど、どうして?

積極的な対策はせず、ワクチン接種が広がるのを待つだけ?
そんなことでいいのかな?

尾身先生!
日本のコロナ対策の司令塔が、そんなことを言ってしまっていいの?
正直なんだろうけど。

彼は私の3年上の先輩。
それなりに人柄も知っています。
これまでは、あまり批判はしてきませんでした(忖度?)。
でも、国会でこの発言はないですよ。
トップがそんなことを言ってはいけません。
国民に、コロナに対する意識のベクトルを逆行させてしまいます。

もっとも、すでに多くの国民はコロナのことも、尾身先生の発言も、特に気にはしていないのかも。
そうなら、それはそれで大きな問題なのですが。

やはり、目指すべきはゼロコロナ!
短期間に封じ込めること!
それに尽きます。

尾身先生、お疲れですか?
何なら、今から交代しましょうか(笑)。