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院長ブログ

No War!

当院が毎月発行している「こども通信」の最新号(3月号)では、ウクライナを応援する気持ちを込めました。

見ていただいて分かる通り、1面の上半分にウクライナ国旗を掲げました。

内容も今回のロシアによる侵攻(侵略)を取り上げ、戦争に反対する内容としました。

小児科医院の発行物として、また小児科医の発信としてふさわしくないとお考えの方もおられるかもしれませんが、ご容赦ください。

やはり戦争はダメです。武力(兵力)で国際間の揉め事を解決することを許すことはできません。

世界中にロシアの侵攻を非難する声が、大きくなればなるほど、事態の解決に近づくものと思っています。私もその一人として、私が持っているチャンネルの中で声を出していきたいと考えました。

「こども通信」に書いた内容は次の通りです。

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●NO WAR!

世界中が突然きな臭くなりました。
砲弾がとび、銃撃が起き、兵士のみならず、子どもたち、お年寄り、女性を含む一般市民が戦火に追われ、怪我をし、命を落としています。 ロシアによる隣国ウクライナへの侵攻です。
独立国への攻撃は、どんな理屈を並べても「侵略」です。
武力で他国を従わせ、権利を蹂躙することは間違っています。

ロシアのプーチン大統領は、かつてのソビエト連邦の崩壊が残念でならなかったそうです。
その時代のロシアに戻したいという、時代錯誤の考えを持っているのだとか。 そんなプーチンに、欧米諸国はどんな対応をしてきたのか、それも疑問です。
クリミア半島の併合の時も、最終的には事実上それを許してしまったのではないか。
そんな中から、武力を争いごとの手段とすることを学んでいったのではないか。

平和な世界は一朝一夕にできるものではありません。
粘り強い、不断の外交努力と、民主的な国家づくりが必要です。
もしそれを怠ると、どこかに独裁者が現れてきます。

地下壕に逃れ、「死にたくない」と涙していた子どもの映像が目から離れません。

戦争は殺し合い。国家による犯罪行為。絶対悪。

NO WAR! STOP WAR!

そう叫ばずにはいられません。
一日も早い和平の実現を強く願っています。