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院長ブログ

4回目接種

本日、コロナワクチンの4回目接種を受けることができました。すぐに効果が出るわけではありませんが、気持ちは楽になりました。

4回目接種の対象者は60歳以上と、基礎疾患を持つ18歳〜59歳の成人。私は前者の対象になり、接種に至りました。

ワクチン接種をめぐっては、チグハグな扱いが目立っていました。1回目接種の対象者では「高齢者」は65歳以上。それが今回は60歳以上になっていることに、明確な説明はありません。

3回目接種の際は、2回目からの間隔を当初は8か月以上としていたのが、途中から5か月以上に変更。8か月が必要という根拠も不明でしたが、接種が遅れたことが第6波の流行に悪い影響を与えた可能性も指摘されています。それに、国の途中からの方針変更が地方自治体を混乱させたことも記憶に残っています。

4回目接種が始まる時、疑問に思ったのが「医療関係者、介護関係者」が対象に入っていなかったことです。流行が始まった時に、医療関係者などが感染者になれば、医療崩壊が起きることは容易に想像できます。さらに、重症化リスクのある高齢者への感染を起こしてしまうことでしょう。

今週、岸田首相は医療関係者などへの4回目接種を決めましたが、遅いですよね。もう第7波が始まり、今日は全国で過去最大の陽性者が出ています。ここに及んで医療関係者に接種を行っても、この第7波が終わったころにようやく免疫ができているくらいなのではないかな。

流行が拡大してからのワクチン接種。それは遅きに失しています。言ってみれば「泥縄」。相変わらず困ったことです。

そんなことも考えながら、ワクチン接種後の時間を過ごしています。今日は運動も飲酒も控えていますよ。

今のところ(半日が経った時点)熱や倦怠感などの目立った副反応は出ていません。漢方も使っていますが、このまま何ごともなければいいな。

連休はゆっくり休んで、来週にまた備えたいと思っています。きっとコロナ患者がさらに増えてくることでしょうから。