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院長ブログ

夏休み終了

昨日(13日)は休診とし、私は夏休みをいただきました。今日は日曜なので、2連休。

明日からはまた診療が続きます。休診にしている医療機関も少なくないので、しばらくは大変ですが、頑張ろうと思っています。

夏休み前日の12日(金)は、普通の外来とは違っていました。帰省中のお子さんも少なくなかったです。市内のお子さんでも、普段は他の医院をかかりつけにしている子も。

来るもの拒まずの精神で仕事をしていますので、それは構わないこと。困っている子どもたちと親御さんに、私どもが役に立つのであれば、地域医療の現場で働く臨床医としては本望です。

でも「新患」となると、作業量が倍増します。まずカルテを作るために基本的な情報を収集し、電子カルテに入力します。氏名、生年月日、住所など。保険証情報も保険証から新規に入力。子どもは自治体の医療費助成制度があるので、その情報も必要。

次に受診の目的。症状とその経過など。初めての子なので、全て新しい情報です。さらにこれまでの既往症、今かかっている医療機関があればその内容の聞き取り。

当院をかかりつけにしている子どもの診療に比べて、作業量が増大することは分かっていただけると思います。

そこにコロナの大流行。小児科受診のきっかけは発熱や感冒症状のことが多いですが、コロナを疑い、迅速検査を行う必要があります。「新患」の子は、急な受診が多いので、大半はコロナの検査が必要になります。

くどくどと説明しましたが、12日の診療は受診人数の多さ以上に大変でした。その後の夏休みだったので、わずか1日の休診ですが、私も、そして職員も肩の荷が降り、リフレッシュできたはずです。

なお、職員にはこの他に数日の夏休みをとってもらっています(年次有給休暇とは別)。各部署で仕事の支障にならないように計画を立てています。

ところで、昨日からの2日間の夏休みと言っていますが、それってどうなの?って思われる向きもあることでしょう。大きな企業などで週休2日が制度化されていれば、ただの週末の休み。

そう考えると、夏休みを2日とれたと言ってこんなブログを書いている私は何なのでしょう。小さい話ですね(^^;;

実は当院が長めの夏休みが取れない理由があるのです。そのことはいずれまたお話しできると思います。

明日からまた通常の診療と病児保育。明日はまた「新患」が多くて大変になるかも。頑張ります!