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院長ブログ

飛べない白鳥

今日の高田公園。
一羽になった白鳥が、北堀で佇んでいました。

先日知ったのですが、5年ほど前に富山の池で羽を傷め、北に帰ることができなったのだそうです。
ある男の方が熱心にケアし、次第に飛翔できるようになったのですが、ある年にいなくなり、消息不明。
その後、たまたま高田公園の傷ついた白鳥のニュースを見て、この白鳥が富山にいた白鳥に間違いないと確信。
直線距離で100キロほど離れたところで生きていることに感激し、毎週片道2時間ほどかけて会いにきているのだそうです。
これを報じたニュースで、この方は「新潟の人に託した」とおっしゃってました。

その白鳥に会いに行ってきました。
すでに他の白鳥は皆いなくなり、一羽で寂しそうでした。
春、夏、秋・・次の冬が訪れるまで、仲間の白鳥たちが北からやってくるまで、また一羽で過ごすことになります。
自然条件も厳しいことでしょう。
何より、たった一羽で過ごすのは辛いことでしょうね。
餌もあるのかな?
暑さは大丈夫なのかな?
犬などに襲われないかな?
そんな心配も湧いてきます。

必要なことがあればやってあげたいのですが、さてどうすればいいのかな?
どなたか、良い案があれば教えてください。