きょうだいの水ぼうそう |
2番目の娘が土曜日より体に水疱(すいほう)ができています。保育園で水痘(すいとう、水ぼうそう)がはやっているので罹患したのだと思います。3番目もたぶん、うつっていると思いますが、症状のでていないときのゾビラックス(抗ウイルス剤)の投与は意味がありますか? (上越市・NKさん) 水痘は伝染力が強く、きょうだいではまず発症します。潜伏期は2週間ですが、その間にゾビラックスを使うと、非常に軽く済ませることが出来ます。2週間目に入ってから3日間ほど内服させます。ほとんどの例で、初めからかさぶたになって、数個から多くても10個程度の水疱しかでないで終わります。保育園などもそのままいっていてもかまわないぐらいに軽いのです。中には、水疱が出ないで終わることもあります(このときは、本当に感染があったのか、心配になりますが)。 ということで、水痘のお子さんを診察するときは、きょうだいの有無、その子たちの罹患状況などを必ず確認し、必要であれば、一緒にほかの子どもの薬を持っていってもらっています。 2000.1.31 |
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