インフルエンザとジアゼパム坐薬

12月に熱性痙攣を起こした5才の女児です。今インフルエンザが流行していますが、解熱剤(座薬)が 脳炎や脳症に関係しているのではという情報を耳にしました。熱性痙攣の後、病院から「ジアゼパム」という、痙攣を未然に防ぐ座薬を処方されました。 解熱剤ではないですが、脳炎などに結びつくと思われる成分は入っていないのか心配です。 (MAさん)

ダイアップ坐薬のことですね。これは抗けいれん剤であり、インフルエンザにともなうけいれん(熱性けいれんも含む)にもよく使用します。解熱剤ではありませんので、インフルエンザや水痘罹患時に使用が制限されてはいません。
安心してご使用下さい。

インフルエンザは、急激に高熱がでますので、熱性けいれんを起こしがちな子にとっては、とても心配な熱の出方です。ダイアップ坐薬の早めの使用が必要です。

2000.2.6

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塚田こども医院Q&A2000年2月