花粉症と薬

花粉症のページでちょっと教えてください。内服薬は副作用の心配がある、ということなんですが・・ (上越市・MMさん)

HPのなかでは、副腎ステロイド剤の内服のことをさしています。これは良く効くのですが、これを使わないと効かなくなったり(依存性)、止めると以前よりも症状が悪くなったりすることがあります(リバウンド)。また、数週間服用するだけで、肥満、多毛などの副作用が現れることがあります。

慢性の腎臓の病気など、この薬を使わざるを得ない場合では仕方ありませんが(それでも副作用ができるだけ少なくなるように工夫します)、花粉症などの病気では、使わない方がいいと思っています。(仕事に差し支えるなどのために臨時に短期間使うことはあります)

同じ副腎ステロイドの外用薬(目薬、点鼻液)は、内服ほどの問題はありませんので、よく使う抗アレルギー剤が効きにくいようなら、こちらのほうは使うことがあります。(それでも、子どもではすくないですが)

2000.3.31

目次の
ページへ

ホームページのトップへ

塚田こども医院Q&A2000年3月