来週の火曜日に風疹の予防接種を受ける予定がありますが、今日(木曜日)2時間ほど一緒にいた子が水疱瘡だったとしりました。その子の状態は首の辺りに数個水泡があったようです。
親は今日気づいたようです。体育館のなかで一緒にいたのですが、手をつないでいたりもしました。今のところわが子には水泡は無いのですが、火曜日の予防接種は受けれるでしょうか? またすんでいる地域では風疹の予防接種が6月末までに受けるようになっているのですが、もし今回受けれないとなるとどうなるのでしょうか?(長野県・Mさん)
水ぼうそう(水痘)の伝染力は相当強いです。
待合室などでほんの少し一緒にいるだけで、うつってしまいます。
伝染力のあるのは水疱(水ぶくれ)がでる丸1日ほど前からあると言われていますので、今回はいっしょに遊んだときに感染を受けたと考えるべきでしょう。
水ぼうそうの潜伏期は約2週間ほどです。
それを過ぎて症状がでないようなら、実際には感染を受けなかったということになります。
来週に予防接種が予定されているということですので、この間は避けた方がいいようです。
水ぼうそうになれば、またその後約1か月は予防接種を受けられません。
水ぼうそうにならなければ、いつでも受けることができます。
水ぼうそうに感染してから48時間以内に水ぼうそうのワクチン接種を受けると、発症を予防することができます。
(私からの返事が遅くなり、その時間を過ぎてしまっているようでしたら、申し訳ありません)
風疹の予防接種ですが、現在、日本では風疹の流行はないようですし、もしかかったとしても子どもにとってはそれほど大きな感染症ではありませんので、今回できなければ次回(来年?)でいいのではないでしょうか。
キーワード:水ぼうそう(水痘)
2001.6.15
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