日本脳炎の予防接種は副作用がおきやすい? |
もうすぐ11ヶ月になる娘がおります.西日本に住んでいることもあり、日本脳炎の予防接種の一回目を標準より早めに受けました.十ヶ月になってすぐの事です.二回目を受けようと思っていたところ、日本脳炎の予防接種は副反応が他のものより重いというようなことを書いているHPをたまたま見つけました.急性散在性能脊髄炎やアナフィラキシーショックが起きる確率が他の予防接種より多いそうです.それを見て、二回目を打つのが怖くなってしまいました.もちろん打たなくていいとまでは思いませんが、標準より随分ちいさいのにあわてて打つべきじゃなかったかなと特に心配になってしまったのです.もう、一回打っているので来年もう一度打って、再来年追加をするという方法にしようか、思い切って今年もう一回打つか迷っています.先生はどう思われますか.アドバイスをお願い致します.(大分県・Yさん) 日本脳炎の予防接種は、生後6か月から法律でカバーされていますが、標準では3歳から始めます。 手元の本には次のように書いてあります。 予防接種後副反応報告でも1994年10月から1998年3月の間に68例の即時型全身反応が報告されている。脳炎・脳症、けいれん、その他の神経障害も報告されているが、予防接種との因果関係は不明である。この間の日本脳炎予防接種件数は13,834,080(概算)であるので、これらの神経疾患の発生頻度は100万接種に1回以下ときわめて低い。 年齢が低いことによってこういった副反応がおきやすいということも、私の調べた範囲ではないように思います。 なお、最初の年に1回だけのときは、翌年に2回受けるか、翌年以降に1回ずつ2年間にわたって受けるようにして下さい。 キーワード:日本脳炎の予防接種 2001.7.8 |
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