メプチンの副作用

子供(1歳10ヶ月)風邪のあと しばらくせきが続いており ’メプチン’というシロップを処方していただきました。家に帰ってから本を読んでみると このお薬は動悸やけいれんをおこすこともあるようなことが書かれてありました。子供は1歳2ヶ月の時に 一度 熱性けいれんをおこしており、このお薬を飲むと またけいれんしてしまう可能性があるのか とても心配です。現在 熱は平熱(36.8〜37℃)くらいで せき以外の 風邪の症状はおさまっています。(Nさん)

メプチンは気管支拡張薬と呼ばれる薬ですが、これらは交感神経を活発にする働きがあります。
心臓に対しては、脈拍を速める作用です。
多少早くなるくらいですと何も感じませんが、その程度が強いと「動悸」という訴えになります。
また、手指が細かく震える「しんせん」という現象も、交感神経の働きが活発になることによっておきてくることがあります。
いずれも小児ではほとんどなく、大人におきやすい副作用です。
もし起きてしまったら、服用を中止することでおさまります。

「けいれんをおこしやすい」という副作用はないと思います。
「しんせん」のことを指しているのでしょうか。

2002.9.14

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塚田こども医院Q&A2002年 9月