赤ちゃんの下痢と乳糖不耐症 |
もうすぐ11ヶ月の女の子。1月14日に感染性の胃腸炎で小児科を受診。発熱、嘔吐、下痢の症状がありました。そのときの下痢は、5,6回で、ロペミン小児用とミヤBMを服用していました。発熱と嘔吐はすぐに治まりましたが、薬を服用中に十数回の下痢になったため、再度受診したところ、今度は、下痢の薬を変えるということで、タンニン酸アルブミン、アドソルビン、ミヤBMに服用が変わりました。それから十数回の下痢ではなくなりましたが、やはり5.6回の下痢です。なにか食べたり飲んだりするとでてしまいます。食事療法もしていて、ミルクはフォローアップは下痢を悪化させるそうで、育児用ミルクに戻しています。量は180ccを4回、離乳食は3回ですが、おかゆ、うどん、とうふ、おいもなど消化のいいものをあげています。最初離乳食はやめていましたが、本人がすごく食べたそうでしたので、徐々に再開しました。便の状態は、夜寝てから朝までの便はゆるいながらもいいのですが、そのあとは緑の粘膜状だったり、黄色い水の様だったりとあまりよくありません。薬も切れて、私もいろいろ調べていくうちに、このページ内で「乳糖不耐症」を知り、これではないかと思い、前述の小児科の先生に「乳糖のないミルクは飲んでもいいですか」と聞いたところ、先生は「乳糖・・・」のこともお話してくれましたが、それは、もっと顔がげっそりして、体重が増えない場合に使う、うちの娘は顔つきもいいし大丈夫、それにつかってもあまり便に変化はないと思うと言われました。確かにすごい元気で食欲もあります。でも下痢だけみてると2週間を経過してるし、いくら機嫌がよくても下痢というのは、切ないはずです。なにより食事をあげるとまたウンチが出そうで、すごく怖いし、おむつかぶれも治ったり、ぶり返したりです。11月から下痢をしたり治ったりの繰り返しなので、発育面でも心配です。(静岡・Kさん) 乳糖不耐症は日本人には起きやすいものです。 「乳糖不耐症」については、HPにすでに詳しく書いたものが多数あります。 2003.1.25 |
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塚田こども医院Q&A2003年1月