大人のりんご病(伝染性紅斑) |
(27歳)三週間ほど前にりんご病にかかりました。最近やっと、発疹がおさまり皮も剥け終わり治ったかと思っていたら、また咳が出てだるくなり、四肢に同じような発疹が出てきました。りんご病は再発するものなのでしょうか。積極的な治療法はあるのでしょうか。近所の内科では大人のりんご病に対する治療はなく自然に治るのを待つしかないと言われました。本当にないのでしょうか。いつになったら治るのでしょうか。また、家族や職場の人への感染予防対策はありますか。(東京・Mさん) まず基本的なことですが、りんご病(伝染性紅斑)はウイルスによる感染症です(ヒトパルボウイルスB19)。 この発疹はウイルスが悪さして起きている血管炎であり、毛細血管の拡張によっておきます。 大人がりんご病にかかると、発疹がでるまえに、発熱、倦怠感、関節痛、筋肉痛、むくみなどの多彩な症状が出やすいです。 ウイルスは、大人でみられる発熱などの症状がある時には体の中にいて、他の方への感染性はあります。 以上まとめますと・・ 2003.5.21 |
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塚田こども医院Q&A2003年5月