日本脳炎予防接種の受け方

日本脳炎の予防接種を1回目が14年2月に、2回目を15年1月にしましたが、2回目が今年接種したのを忘れて1年後の追加接種を半年後の15年7月に接種してしまいました。1年経っていないのに接種してしまいましたが大丈夫なのでしょうか?効き目はあるのか、また子供の身体に何か悪い影響があるのか不安になってしまいました。(東京・Sさん)

日本脳炎の予防接種は、1年目に2回(1〜4週間隔)、2年目に1回(おおよそ1年後)の計3回受けていただくと基礎免疫ができたものとみなします。
このスケジュール通りに受けていただくことが最も効果的なのですが、いろんな事情で受けられないことがあります。
多少間隔が空いても、3回受けていれば免疫はだいたいできるようで、やり直しをすることは通常はありません。
(1年目の2回が特に大切で、間隔が数年あいてしまうようですと、やり直しということもあります)
今回のような受け方でも、免疫はできているものと考えてかまわないと思います。

日本脳炎ワクチンの副作用として問題になるのは局所の腫れです。
接種直後にそれがないか、軽いようであれば、その他に副作用がでることはありませんので、もう心配は要りません。

2003.7.17

目次のページへ

ホームページのトップへ


塚田こども医院Q&A2003年7月