薄着の子育て |
「子供は薄着に」とよく言われますが、つい1枚はおらせてしまいますが、これから秋、冬になっていくと同時に薄着を心がけたいと思っております(先生のこども通信でも秋口から薄着を実践していくようにという記事がございました)。しかし薄着にするとえてして鼻水をたらしたり咳が出てきたりして、結局薄着育児を断念してしまいます。こどもは鼻詰まりが長引くと中耳炎になりやすいと聞きますし、このままこじれて熱がでては保育園を休まなければならないこともあって心配してしまいます。薄着育児の際に、風邪のひき始めにはどのように対応したらいいのでしょうか。多少風邪をひいても薄着を通すべきなのでしょうか。(神奈川・Oさん) 体を丈夫にするには、やはり薄着でいることが大切だと思います。 子どもは風邪をひくのも当たり前。 中耳炎になりやすいのは、子どもたち一般の傾向ですが、鼻水を強くかんだり、強くすすったりするとなりやすいので、それは止めさせて下さい(HP参照)。 風邪をひいてしまったときには、衣服の調整が必要ですが、必ずしも厚着ではありません。 また、一日の中でも時間帯によって気温などの環境はとても変化します。 「風邪をひかせないような子育て」は、実際上無理です。 これから冬に向かって、途中で風邪などで薄着を中断しても、よくなったらまた薄着を心がけていただくといいです。 2003.9.13 |
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塚田こども医院Q&A2003年9月