人見知りの意味

人見知りのことで質問したくまたここにやってきました。うちの息子はあと5日くらいで7ヶ月になります。気になるのですが、後追いも人見知りもまだのようです。知らない人から声をかけられると、相手のことを観察するような感じで見るのですが、時間がたつと笑顔も見せます。でもうちの父や義父、祖母には抱かれると最初は固まってるのですが、しばらくすると我慢できず泣いてしまいます。これも人見知りにはいるのでしょうか? 人見知りとは母親以外の人に抱かれたり、話掛けられたりすると泣くことではないのでしょうか? 人見知りがないと知能遅れが疑われるということを聞き不安になっております。(長崎・Kさん)

人見知りは生後半年くらいから見られるものです。
それまでは人の違いを区別できないので、誰にでもニコニコしていますが、それ以降は次第に違いが分かるようになります。
いわば「顔のパターン認識」ができるようになるということです。
一番接触が多く、自分に対して良いことをいっぱいしてくれるお母さんのことが分かるようになります。
その他の見慣れない人との区別ができるようになり、多くの場合は嫌がって泣くので「人見知り」と呼ばれています。
しかし、その子の性格などから泣かないこともあります。
その場合でも、お母さんとは違ってじーっと見ていたりするようなら、区別がついているわけです。
「相手のことを観察するような感じで見る」とありますが、それでも意味合いは「人見知り」と同じであり、精神発達には問題がありません。

2003.12.30

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塚田こども医院Q&A2003年12月