妊娠中に水ぼうそう(水痘)に罹患し、胎児に与える影響は?(千葉・Kさん)
水ぼうそう(水痘)は一度感染し、免疫ができれば二度かかることはありません。 症状が軽いか、重いかにも関係がありません。 小児期に確実に水ぼうそうにかかっているということでしたら、今回、水ぼうそうのお子さんに接触しても感染することはありません。
妊娠中の方が水ぼうそうにかかると、胎児に影響を与えて「先天性水痘症候群」になることがあります。 妊娠の週数によってその確率が違います。 手元に資料では・・ ・0〜12週 0.4% ・13〜20週 2.0% ・21〜36週 0% となっています。 現在の週数からは、もし水ぼうそうにかかってももう心配する必要はないようです。
2004.1.8
塚田こども医院Q&A2004年1月