保育園でのりんご病(伝染性紅斑)の対処 |
保育所で保育士をしています。今年の3月上旬から現在まで保育所でりんご病になる子が後を絶ちません。ちなみに、私自身もりんご病にかかったような気がします…。腕が赤くなり、かゆくなったもので…。 今は、治りましたが…。今年の3月から現在までずっと続いており、最近では“りんご病”で欠席する子が増えています。最近は、お医者さんによって登園の是非が異なるため、りんご病の症状が出た子に受診を進めても受診をしてくださらない保護者もいて、保護者間で不信感がうまれ、それが保育所にも向けられている気がします。このまま、ずっと“りんご病”は流行り続けるものでしょうか?どのようにしたら、なくなるものでしょうか?(Sさん) りんご病(伝染性紅斑)は、ヒトパルボウイルスB19による感染症です。 頬や手足の発赤でりんご病であることに気づきますが、その時はすでにウイルスが体に残っていない時であり、伝染力はありません。 そういった意味合いで、積極的な予防法も治療法もなく、登園停止などの対処も不要です。 大人がりんご病にかかると、発熱や関節痛などの症状がとても強く、さらに妊娠中であると流産等の危険があります。 りんご病(伝染性紅斑)については、すでにHPで詳しくお話ししていますので、それらも参考にして下さい。 2004.6.25 |
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塚田こども医院Q&A2004年6月