インフルエンザと熱性けいれん |
7才の女児です。熱性けいれんを機に脳波を定期的にとり、波長に乱れがあるため、てんかんの可能性が高いと言われています。今のところ投薬はしていませんが、発熱時にダイアップを使用するよう指示されています。3日前の夕刻より発熱し、インフルエンザを疑って診療所へ行き、B型であることが判明しました。先生に事情を説明し相談すると、熱が下がれば発作も防げるだろうという診断で、タミフルのみを服用させました。しかしその深夜、発作を起こしました。症状は、失禁と、目が開いているのに呼びかけに応じない、手足の硬直でした。これまでの発作との違いは、嘔吐を伴わないことと、白目をむかないということです。タミフルとの併用に問題があってはいけないと思い、ダイアップは使用しませんでした。翌日かかりつけの総合病院で診察してもらい、併用による弊害は報告されていないとのことでしたので、ダイアップとタミフルを投薬し、現在は回復に向かっています。気になるのは、深夜の発作が、持病のせいなのか。それとも今問題となっているタミフルの副作用なのか。本当にダイアップとタミフルを併用してもいいのか。今後インフルエンザに感染した場合の知識として、先生のお考えをお聞かせいただけないでしょうか?(Kさん) 熱性けいれんをおこしやすいということで、ご心配ですね。 2007.4.9 |
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塚田こども医院Q&A2007年