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2005年03月23日

恵みの雨

今日は雨。
お天気予報では「恵みの雨」と呼んでいました。
夏場の暑くて乾燥している時期でもないのに、時期はずれな言葉。
花粉症の人たちにとって、という意味なんですね。
お天気お姉さんも自分が花粉症だということで、実感がこもっていました。

今シーズンは例年の数倍から数十倍もの花粉が飛散するという予想です。
昨年夏の猛暑で、花粉の量がめちゃくちゃ多くなっているとのこと。
花粉症の方にとっては、まさに「受難の年」。
花粉はよく晴れた日中に飛んできますので、お天気が悪いということは良いこと。
そのうえ、花粉は水に触れると外の皮膜がはじけて中身が出てくるので、雨降りは一度飛んできた花粉を処理してくれます。
そんな意味で、まさに「恵みの雨」なんですね。

この雨で雪もずいぶんと溶けてきました。
気温が高くなってきたということでもあります。
雪国にとっては、「恵みの雨」になっているようです。
もっとも、雪解けの伴って地滑りなどの災害も発生しがちなので、ときには問題になりますが。

別の意味で、今日のお天気は「恵みの雨」かもしれません・・
お天気が悪いと、患者さんが多少ですが少なくなるような気がします。
このところあまりに多くの患者さんで、待ち時間が長くなったりと、申し訳なく思っていますので。
体調の悪い子は、無理をせずに家でゆっくりと休んでいるという意味でも、「恵みの雨」になるのでしょうね。

投稿者 tsukada : 2005年03月23日 15:45