2005年06月17日
医院と歩んだ15年
昨夜から今朝方にかけて強い雨が降りました。
朝早く、その雨音で目を覚ましたくらいです。
これで北陸地方も梅雨入りか・・と思ったらそうではありませんでした。
昼間はどんよりしてはいましたが、雨はあがり、どうもここ1週間ほどはこんなお天気が続くのだそうです。
今年もまた異常気象なのでしょうか。
水不足にならなければいいのですが。
もう10年ほどまえでしょうか、渇水騒動があったことを思い出します。
飲料水に困るほどではありませんでしたが、庭の水やりを地下水で行ったりと、それなりに苦労しました。
当時は私の子どもがまだ小学生だったのですが、市内のプールは使用中止になり、隣村のプールへ泳ぎに連れて行ったこともありました。
今年はそこまでの水不足にならないといいですね。
先日、医院駐車場の西側に街路樹がわりに植えていたエンジュという木が枯れてしまい、伐採してもらいました。
開業当初に植えたものですので、もう15年近くになります。
大きく育ってはいたのですが、どうも根腐れをおこしたようです。
雨はあまり降らないものの、地下の水がおおく、びしょびしょの中で立っていたということのようです。
医院の建っている土地は、もともとは田んぼでした。
町内にあった田はしだいに埋め立てられ、医院の建設を始めるときには、ほかにはもう田はなくなっていました。
町内で最後の田をつぶしてしまった形です。
埋め立てたとはいえ、沼地に近いドロドロ状態だったので、工事に難渋していた記憶があります。
基礎をつくるのに、数メートルの松杭(まつくい)を固い地盤まで埋め込みました。
45センチ間隔で打っていったので、確か100本ほど使っているはずです。
近くに関川という大きな川もながれ、土地も低めなので、水位が高いところでもあります。
(おかげで消雪用の地下水には困りませんが)
そんな土地なので、せっかく大きくなった樹木がもうだめになってしまったんですね。
医院が15周年になったといってはしゃいでいても、陰では世代交代もあるようです。
医院の歴史といっしょに歩んできた木ですから、ちょっとさびしいものですね。
PS 切り倒して木は、自宅の蒔きストーブ用にとっておいてもらってあります。
第二の人生(?)は、私たちの家族を暖めるために活躍してくれることでしょう。
ありがたいことです。
投稿者 tsukada : 2005年06月17日 23:01
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